死ぬことしか考えられないんです。

相談者名
有希枝
 どうしてか分からないけど、よく死にたいと考えます。突然落ち込んだり開き直ったり、気分に応じて考えも変化していたんですけど、最近は生きることがくつうにしかなりません。前々から、左手をカッターで切ったり、自殺行為までやる時期もありました。でも、自分でまだ制御できるからましかもしれません。自分でもどうしたいいか分からない。どうにかしたいから書いているのかもしれません。
カウンセラー
高橋 大
有希枝さん、はじめまして。高橋と言います。
ご相談ありがとうございます。

>  どうしてか分からないけど、よく死にたいと考えます。突然落ち込んだり開き直ったり、気分に応じて考えも変化していたんですけど、最近は生きることがくつうにしかなりません。前々から、左手をカッターで切ったり、自殺行為までやる時期もありました。でも、自分でまだ制御できるからましかもしれません。自分でもどうしたいいか分からない。どうにかしたいから書いているのかもしれません。

この文章の中から絶望のようなものを感じました。
目の前の壁があまりにも高すぎるかのように見えたり、
とてもじゃないけど変化が訪れることを信じられなかったり、
このままの自分が永遠に続いてしまうのかもしれないと感じたり・・・。

人によっていろいろな絶望感があることでしょう。
有希枝さんにとっての「最近」はどのようなものに見えているのでしょうか。

生きている証が欲しいのですか?
「私」というアイデンティティですか?
それとも、人生の目的でしょうか?

死にたいという感情の奥には、新しい自分の誕生が望まれています。
でもそこへ至る過程は辛く、それはあたかも出産の時の陣痛のようなものです。

目的・気持ち・証・・・。
今の有希枝さんが本当に望んでいるものがなんなのか、今の段階ではわかりません。
でも、一緒に考えていきませんか?

人には必ず生まれてきた目的があります。そしてそれをなすには、自分にしか
できないユニークな方法が必ずあるんだと思うんです。それを見つけるために、
電話でも、面接でも、メールでもいいから、カウンセリングを利用してみて下さい。

最後に、有希枝さん、生きていてくれてありがとう。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。