愛を選択する(2)~相手のことを見よう~

私たちは誰でも何らしらのニーズ(欲求)というものを持っています。

ニーズは誰にでもあるものなのですが、自分のニーズを満たしたいと思いが強いと意識が自分のほうに向きがちになり、人を大切にできなくなってしまいます。

そしてネガティブな感情に振り回されてしまいがちになります。
ネガティブな感情に振り回されないためにも、人を大切にするためにも外に意識を向けていきませんか?

●愛を選択する(2)~相手のことを見よう~

私たちは誰でも何らしらのニーズ(欲求)というものを持っています。
例えばパートナーともっと一緒に過ごす時間をもちたいとか、メールを送ったらすぐに返してほしいどか、やさしい言葉をかけて欲しいとか、自分の接して欲しい距離間で接して欲しいなどの何らかのニーズというものを持っています。

自分のニーズ(欲求)を満たしたいと思いが思うように満たされない時に、怒りを覚えたり、悲しくなったり、傷つくなどのネガティブな感情が生まれることがあります。

ニーズは誰にでもあるものなのですが、自分のニーズを満たしたいという思いは人によって強い弱いがあったり、意識を相手のほうを向けやすい方がいたり意識が自分のニーズのほうに向きがちな方がいたりなど人によって違いますので自分のニーズ(欲求)を満たしたいと思いが思うように満たされないなかった時の感情の反応は人によって様々だったりします。

人によって様々なのですが、ニーズを満たしたいと思いが強い方や、意識が自分のニーズのほうに向きがちな方は、思うように満たされない時に怒りを覚えたり、悲しくなったり、傷つく傾向が多いようです。

例えば、ある女性の彼氏が急に仕事が忙しくなったとします。
彼の仕事が忙しくなったことで、楽しみにしていた彼との約束もお流れになることがありがっかりしたり、メールをしても返事は一日以上時間がたってからになることがしばしばになりました。

そのことで彼女は寂しい思いを募らしていました。もっと彼と一緒にすごしたかったり、それが難しければせめて電話やメールでコミュニケーションを取りたいと思っていました。
寂しい思いが募っていたこともあり彼にメールの返事ができないくらい忙しいの?と聞きました。

メールの返事が遅い理由を聞かれた彼は「たまには早く帰ろうと思ってるんだけど仕事が多くて毎日終電なんだよね。家に帰ってから連絡を入れようとおもっているんだけど、もう本当にくたくたで倒れるように寝ちゃって返事をするのが明くる日になっちゃうんだよね。ホントごめんね」と説明しました。

それを聞いた彼女は「でも帰りの電車の中でも返事はできるでしょう!私のこと大切に思ってないんじゃないの?」と怒ってしまいました。

寂しい思いを募らせているとこのように怒ってしまうようになる気持ちもわかります。

しかし相手のことを大切に思っていなかったのは本当に彼なのでしょうか?

彼女が怒ったことを心理分析すると彼女には彼ともっと一緒にすごしたかったり、それが難しければせめて電話やメールでコミュニケーションを取りたいとというニーズがありました。それが思うように満たされなかったことで寂しさが更に募り、そして怒ってしまっていました。
これは彼女の意識が彼のほうではなく自分のニーズのほうに向いていたといえます。

どういことかと言いますと、彼女の意識は毎日終電続きくらいの大変な思いをして残業で疲れきって倒れるように寝てしまっている彼を気遣うことに意識がむかず、自分の彼ともっと一緒にすごしたかったり、それが難しければせめて電話やメールでコミュニケーションを取りたいという思いがあるのにそれを満たされない寂しさのほうに意識が向いてしまっていたんです。

彼女は「でも帰りの電車の中でも返事はできるでしょう!私のこと大切に思ってないんじゃないの?」と言ってしまったんですが彼としては『俺のことも大切にしてくれよ』という思いになっちゃうかもしれませんね。

自分のほうに意識が向きがちになってしまうと彼女自身がネガティブな感情に振り回されてしまいますし、彼に彼女に対しての否定的な思いが生まれて、そして募ってきてしまうかもしれませんね。

彼女はどうしたら彼女自身が楽な思いでいれたのでしょう?
どうしたら彼をもっと大切にできたのでしょう?

彼女の気持ちもや言い分もわかりますが、一度立ち止まって自分のほうに意識がいきすぎていないかな?彼の立場のほうに意識を向けていれているかな?とチェックをしてみれたらよかったかもしれませんね。

そして自分のほうに意識がいきすぎていたなと気づけたら、愛の目で彼の立場を見てみようと意識を相手に向ける選択をしていけれると良かったのでしょう。
そうできると彼女自身がネガティブな感情に振り回されなくなり楽に彼からの返事を待てたように思いますし、彼をもっと大切にできたのでしょうね。

彼女の例だけではなく私たちは自分のニーズが思うように満たされず腹がたったり、悲しくなったり、寂しくなったりすることがあります。
それは人として自然なことだと思うんです。

しかし自分のほうに意識が向いてばかりになると不満が募ったり、寂しさや悲しさや怒りを覚えやすくなります。
また人を大切にできなくなってしまいます。

時々立ち止まってみて自分のほうにばかり意識が向いていないか?相手のこと見てあげれているか?をチェックして見てみるといいかもしれませんね。
そして自分のほうに意識が向いていたなぁと思った時は、愛の目で相手の立場に意識を向けててみようと選択してみませんか?

>>>『愛を選択する(3)~夫を支える愛になろうと選択をした女性の話~』~につづく

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。