人の評価の中で生きる方法(3)~自覚を持って引き受けることは美しい~

美しい人が美しいことを自覚したら、それはとても自然で嬉しいもの。あなたが持っているものをただ受け取るということは、それは周りを喜ばせてあげることに等しいのです。

だから、あなたが持っているものの価値を受け取る覚悟をしていきましょう。それは成熟性とも自覚とも言えますし、あなたの器の大きさを信じるということでもあるのです。
その現実を受け止めることができたとしたら、あなたはより成長し、リーダーシップを取ることができるでしょう。

素直に受け取れると、美しい。

さて、自分が持っているものを受け入れる覚悟を決めようとするとき、あなたの胸にはこんな不安が襲うかもしれません。
「自分は天狗になるんじゃないか?」
「周りからいい気になってるって思われるんじゃないか?」
「それを受け入れたら周りの人は自分から去っていくんじゃないか?」
「偉そうになってしまうのではないか?」

これはすべてエゴの声です。

美しい人が美しいことを自覚したとしたら、それは自然なこと。むしろ、憧れの思いが強くなります。

ちょっと想像してくださいね。

とっても美人な女性に「おきれいですね」ってあなたが声をかけたと思ってください。
でも、彼女、真剣な表情して、こういうんです。
「え?そう?いやいや、そんなことないわよ。私ってほんと全然綺麗じゃないのよね。嫌になっちゃう。(ため息)」

そんな言葉を聞いたら、少なからず気分が悪くなると思いませんか?
嫌味に聞こえたりしませんか?(もちろん、言い方にもよると思いますが)

逆に

「ありがとう。嬉しいわ。」

ってにっこり笑って言ってくれたらどう思います?

何かホッとするような、嬉しいような気がしませんか?
それはあなたが見ている価値を彼女が受け取ってくれたからです。

逆に受け取れない時、受け取っていないときに人は「天狗」になり、「いい気になり」、「偉そうになる」んですね。だから、周りから人が去っていくように感じてしまいます。

私たちはみんな愛されたい、認められたい、特別に扱って欲しいなどの欲求を持っています。それが強くなると「ねえ、私って綺麗でしょ?」って行動を取ってしまいます。
でも、それは美しさを受け取っているから出てくる言葉ではなく、「受け取れないから認めてほしい、認めてもらうことで自分を承認したい」という欲求が背景には隠れているのです。
そういう時に「私って綺麗でしょ?」というアピールが嫌味に見えてしまうこともあるのです。

あなたが持っているものをちゃんと受け止めたとき、それはただ美しいだけであり、相手をホッとさせ、喜びを与えることもできるのです。

これが自然にできると、きっとあなたは「カリスマ性」が宿っていることと思います。器の大きな、人間的にも成熟した美しさをあなたは得るのです。

引き受けて、生きる。

また、嫉妬や羨望されるものでなくても、人から「自覚がない」なんて言われること、ありますよね?

「上司としての・・・」
「社会人としての・・・」
「一流企業の社員としての・・・」
「先生としての・・・」
「跡取りとしての・・・」
「夫としての・・・」
「母としての・・・」

これらは、周りが見る目にあなたは応えていないですよ、というサインです。

でも、それがプレッシャーになってしまう人も多く、そこで精神的に追い詰められ、つぶれてしまう方もいます。

「器(うつわ)」ということなんだろうな、と思うんです。
その場所にいるということは、その場にふさわしい器をあなたは持っているということなのです。

自分の力でそうなったわけではなくても、それだけのものを持つ器があなたにはある、ということの証です。

そのことの「自覚」が求められているんです。

でも、自信がなく、受け取れず、自分にその価値があると思えず、人目を気にして生きていると、それらは自分自身を追い詰めるものになってしまいます。

特に“変化”という形であなたの前に新しい“器”がやってくるとパニックになってしまうこともあります。
「そろそろ昇進してみないか?」「こんな仕事をしてみないか?」という話が上司や雇い主から降ってくることもあれば、期待していなかったコンパで予想以上に素敵な彼と出会う場合もあります。

それは“チャンス”です。あなたがそれだけの器を持っていると周りが認めた証なのです。
(もちろんだからといって、すべての仕事を受け入れろ、というわけではありません。)

自分を過小評価しないでください。
それを受け取る価値をあなたは持っていることに気付いてください。

そして、その器を受け止めたとき、あなたはもう一段グッと成長します。
さらに自信が付き、美しくなり、可能性が広がり、バイタリティにあふれ、希望を見ることができ、人を導くリーダーシップを取れるようになります。

そうすると、あなたはどんな役割であれ、リーダーとなり、カリスマとなることができます。

それを意識レベルで望んでいるかどうかは関係ありません。

このことを「運命」という言葉で捉えられる方もいますし、「使命(ミッション)」として捉えてもいいでしょう。日本風に「お役目」と捉えてもいいと思います。

あなたが持つものをきちんと受け止め、引き受ける覚悟、これにより人生が大きく変わり始めることでしょう。

今日もそんなあなたのためのエクササイズを用意しました。

(1)あなたの今の立場・状況を思い描いてください。そして、それを次の○○に入れて、10回声に出して言ってみてください。

「私は、○○として、十分にふさわしい存在です。」

例)○○=上司、経営者、医者、社会人、大人、父親、母親、先生、お金持ち、夫、妻、成功者、等々

(2)今あなたが持っているものをすべて受け入れた自分を想像してみてください。大きな器を持ち、成熟した存在のあなたです。そんな自分をただ想像してみてください。そして、自分がリーダーであり、カリスマであることを受け入れましょう。必要ならば「私はリーダーです」という言葉を繰り返し唱えてもいいでしょう。

この記事を書いたカウンセラー

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