職場ライフをよりhappyに(3)~選択ができるという感覚~

皆さんの職場でのストレスの一つ要因に裁量権がない(もしくは裁量権が少ない)というのはありませんか?

裁量権がないといういうのは『こうするしかない』という自分には選択肢がないという状態と言えます。この選択肢がないという感覚は私たちのストレスになるようです。
逆に言うと選択ができるという感覚を持っているとストレスは軽減できると言えます。

選択肢が無い

「社長はいいよなーああしろこうしろと言えて」とか「下っ端は上司の言うことを聞くしかなくてつらいなぁ」などの良く聞くセリフを聞きます。
このセリフを見ていくと裁量権がないということがストレスになっているというのがわかります。

皆さんの中にも職場でのストレスの一つ要因に裁量権がない(もしくは裁量権が少ない)というのがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

裁量権がある社長さんなどの上の立場の人は裁量権があるからストレスがないというわけではなく社長さんなどの上の立場の方は裁量権はあるが責任が重かったりなどの別のストレスがあり、その上司のもとで働いている方は責任は上司程ないかもしれないが裁量権がないということがストレスになっているなど立場によってストレスの要因は異なるんだと思います。

裁量権がないといういうのは、『言うことを聞くしかない』とか『決められたことをやるしかない』とか『断れない』とか『こうするしかない』などの自分には選択肢がないという状態と言えます。
この選択肢がないという感覚は私たちのストレスになるようです。

私には選択ができるという感覚

上司は選べないという言葉をきくことがありますが上司と相性があわないとストレスを感じることが多くなることかと思います。そこで『上司は嫌なやつだけど住宅ローンも残っているしここで頑張るしか無い』というふうに思ってしまうと選択肢がない状態を感じストレスを強く感じます。

また仕事に上手くなじめない状態で『就職状況も今は厳しいし・・・ここで頑張るしか無い』というのも選択肢がないように感じてしまうのでストレスを強く感じます。

これは結婚生活で例えると、こんな感じかもしれません・・・。
結婚したところご主人さんところすれ違いが多くなり毎日辛い気持ちを感じている女性がいたとします。その女性はこう思ったとします。『結婚したからには状況を改善するために頑張るしか無い。そうするしかない』と・・・。こう思うとしんどいですよね。

しかし、『いざとなったら別れることもできるけど、今はまだこの状況を改善するために頑張ろう』と思うことができれば選択肢があり、今は状況を改善するために頑張るという選択をしているという感覚をもてます。

状況を改善するために頑張るというやっていることは同じなのですが選択肢がある感じのほうが精神的な負担や追い詰められ度が少なくなるのです。

職場でいうと『上司は嫌なやつだけど住宅ローンも残っているしここで頑張るしか無い』と選択肢が自分には無いように思う形ではなく『家は失うのは嫌だけどいざとなると売るという選択もあるし、いざとなったら辞めるという選択もある。だけどやれるとこまでここで頑張ろう』だったり、『就職状況も今は厳しいし・・・ここで頑張るしか無い』ではなく『辞めてもいいけどもうちょっとここでやってみよう』だったり選択できると思ってみるんですね。

“選択ができるという感覚を持った方”が実際は辞めずに頑張っているという同じことをしていても精神的な負担や追いつめられ度が“選択ができないという感覚”の時よりも少ないです。

理屈的には上記の説明のようには思えないシチュエーションもあると思います。
Noと言いづらいシチュエーションや、理不尽なシチュエーションなどもありますよね。
『そうは言っても勤め人はそう思えないこともあるしなぁ・・・』というのもわかります。

全てに選択できると思えないかもしれませんが、なるべく多くのシチュエーションで私は選択ができるという感覚を身につけることができると職場ライフのストレスを今よりも軽減できるかもしれません。
カウンセリングではそう思うことで大幅に楽になったと言われたかたもいらっしゃいました。このように人によったら大幅にストレスを軽減できるかもしれません。

あなたの職場でのストレスが少しでも無くなっていくといいですね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。