つながり

先日、あるお仕事の中で、数人の方に、お手伝いをお願いできませんか?
と依頼のメールを送ることになりました。
なんの事はないじゃない、と思われる方も多いでしょう。
実は私、ずっと昔から誰かにメールを送る、本当の事を言うと
電話をかけることも、自分からラインをするのでさえ!大の苦手だったんです。
SNSなんて、もってのほか!
今ではもうだいぶ苦手意識も減りましたし、多分人並みには(?)
ラインのスタンプなんかも使えるようにはなってきましたけれど、
未だにフェイスブックは手が出せません。
なぜそこまで苦手だったのかといいますと。
かなりネガティブです。
返事が来なかったらどうしよう。
変なスタンプって思われたら?
言ってることが伝わるかどうかわからない。頼んで断られたら傷つくし。
…等々、キリがなく出てきます。
だんだん落ち込んできたのでこの辺で。
相手の反応がとにかく怖かったんですね。
よくママ友さん達が、学級懇談会の後に今日出会ったばかりの人と
ID交換なんかしているのを見ると、尊敬の念を抱きます。
どうやって「ID教えて」っていう会話にもっていっているのかすら、
わかりません。
ここまできて、そもそも、メールどころか、人付き合いが苦手だったんだ
と気が付きました(-_-;)
思い返してみると、心当たりがわんさか出てきます。
小さい頃から大きな孤独感を抱えて生きてきた私は、ずっと、誰も自分の
事など気にしていないと思い込んでいました。
私のことなんか、誰も見てくれていない。そんな自分は、この場所にいては
いけないとも思っていました。
でも他にいる場所なんてありませんから、
ただ黙ってそこにじっとしている。
そう感じているときに、例えば何か大きな問題が起こったとしても。
一人で何とかするしかありませんでした。
誰かに助けを求めるなんて、そんな発想はみじんもなかったんですね。
一人で何とかするしかない、誰かが自分を助けてくれるわけがないと
思い込んでいますから、当然誰かに助けを求める訳もありません。
だから家族や周りの大人からは”しっかりした子”に見えていたみたいです。
その上ここにいてはいけない、と思い込んでいるので学校でも居場所を
見つけられず、孤独感を積み重ね、家ではしっかりした子をやり…。
誰かに自分からメールを送る?? 当時、メールはなかったけれど、
そりゃあ、無理でしょ。となりますね(汗)。
時が経って、たぶん人並み程度にはメールの類を扱えるようになった今。
数人の、ご無沙汰になっていた方や、時期的にお忙しそうな方にも、
無理を承知でメールを送りました。
お手伝いをお願いできませんか?と。
以前なら、一通送るのに最低30分はかかっていたと思います。
そして返事が来ても怖くてメールを開けない。冗談ではなく、本当に、です。
けれど意外とすんなり、送信ボタンを押している私がいました。
そしてみなさん、すぐにお返事を下さったんです。
びっくりしました。
どうも私はすんなり送信ボタンを押していても、こころのどこかで、
どうせ返事なんて来ない。
来なくてもいいやと自分に言い聞かせながら送っていたみたいです。
傷つかないために。
そしてお返事は、いろいろ。予定をずらして下さった方、
どうしても都合がつかず、申し訳ないです、と言って下さる方、
次回なら手伝えるよ!とか、声をかけてくれてありがとう!と仰って下さる
方もいらっしゃいました。
その一通一通が、ショックどころか、みんなが何とか協力できないかと
色々考えてくれた思いが伝わってきて、すっごく嬉しかったんです。
これにもびっくりです。
あれ?断られたら、傷つくと思ってたけど、違うみたい。
よく考えてみたら、当たり前ですよね。こちらが急なお願いをしている
こともありますし、相手には相手の都合がありますもの。
都合をつけて下さった方はとても気持ちよく手を挙げて下さいました。
事実はただ、それだけ。誰かが傷つく理由はありません。
私はずっと長い間、つながりのない、一人の世界で生きていました。
大人になり、更に心理学や仲間に出会って、世界が広がり、
その世界の住人も増えました。
お願いすることも、お願いされることも、
お断りすることも、お断りされることも増えました。
そして、傷つくことは、減りました。
私たちは決して、一人ではありません。一人で生きていると思い込んでいた
あの頃だって、私を気に掛け、手を差し伸べてくれた人はたくさんいました。
その手をつかもうとしていなかったのは、私の方でした。
あなたの周りにも、きっと手を差し伸べてくれる人はいますよ。
もちろん、私たちカウンセラーもその一人です。
春の空気をいっぱい吸い込んで、ゆっくり吐いて。
あなたの周りを見渡してみて下さいね。
そして誰かと、つながってみてください。まずは、メールから(笑)。
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