●『It’s A Small World !!』

残暑お見舞い申し上げます。
とっても暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は、旦那様のお仕事の都合で、広島に住んでいます。
先日、8月6日は、広島に原爆が投下された日でした。
世界中の人が広島に集まって、平和の祈りをささげていました。
私達夫婦も、お家でサイレンの音を聞きながら黙祷しました。
こちらでは、やはり関西にいた時よりもずっと、原爆や平和についての記事、番組が多いことに驚きます。
自分の体験を、学校の子供達に伝えることで戦争を知ってもらおうとする人。
広島の原爆について、ヒップホップにのせてクラブから発信する人。
絵で伝えようとする人。。
やはり、広島の皆さんは、戦争や平和に一人一人が向き合っている、という感じが伝わってきて、頭が下がる思いでした。
平和といえば、思い出すことがあります。
私は、大学のクラブで、「アルティメット」というマイナーな競技をやっており((注)格闘技ではありません!!)、競技人口が少ないためか、運良く世界大会へ行くチャンスがありました。
日本ではマイナーな競技でも、世界では結構有名で、北欧の国では、子供達が
「将来の夢は、アルティメットの選手になること!!」
なんて、日本の野球のように扱われていたりするのです!!
一度にあんなにたくさんの国の人が集まっている場所というのは初めてだったので、それぞれの国の違いにびっくりしました。
その大会には、試合の後にそれぞれの国の記念品を交換するという、とても素敵な習慣がありました。
日本からはうちわや、扇子、紙風船などを持っていき(大うけでした!)、ドイツの方からは、ビールをいただいたり、ブラジルのチームからは歌をいただいたり、それぞれの国の特色満載のものが交換されました。
各国が用意する救護テントも不思議で、なにやら呪文のようなものが聞こえてくるテントもあれば、煙がでているテントもあったり。。。(!!??)
応援の仕方もチームの雰囲気も、本当に国によって違うのです。
いろんな国の、いろんなカラーが一つになる試合の後のパーティーは、それはそれは華やかでした。
参加した全ての国が集まって、お祭り騒ぎ、大盛り上がり。
不思議なのは、みんなたいてい自分の国の言葉しか話せないのに、会話がなりたっていることです。
必要なのは、身振り、手振り、笑顔、だけ。
違うカラーが集まっているからこそ生まれる楽しさ。
飲んで、踊って、笑うだけで心が通じてしまうのです。
私の中で、その空間は『It’s A Small World 』の世界と重なりました。
ご存知でしょうか?
乗ると必ず感動して泣いてしまう、ディズニーランドのアトラクションを。
「世界中誰だって、ほほえめば仲良しさ」
まさに、そんな世界なんです。
。。。あの時のように世界中の人が笑っている、そんな世界になりますように。。。
そんな風に感じたよ、と旦那様にお話すると、彼は彼で戦争が政治に使われてしまうことが終わるといい、というようなことを言っていました。
こんな風に、平和について話をすることが大切なんだなって感じた朝でした。
そして、まずは私達夫婦やお友達の間に小さな平和を作っていくこと。
これが世界平和の第一歩なのかもしれません。
皆さんの心にも、素敵な平和の世界がひろがりますように☆

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