お問合せカウンセリングサービスって?サイトマップトップページに戻る
 
Lecture.738

何だか感じる夫婦の違和感

講師:安東秀海

夫婦の間で起こる問題は様々ありますが、「考え方が違う」「価値観が合わない」というのは時に夫婦関係の根幹を揺るがす問題に発展する場合があります。
何だか違う、そんな違和感を感じる時、あなたはどんな態度を取っていますか?高齢な父親のために実家に帰省する私を見送ってくれる夫との間に感じる小さな違和感。感謝はしているのだけれど、何だかしっくりこない。そんなご相談に夫婦関係の問題解決を得意とするカウンセラーがお答えします。

Keywords
夫婦関係 コミュニケーション 離婚 価値観が違う 関係改善 

◎リクエストを頂きました◎
===================================
60代女性です。夫婦のコミュニケーションの取り方でお伺いします。

私は高齢の父が一人暮らしをしているため毎月様子を見に車で行きます。
夫は道中を心配して着いたら電話を入れるように言います。ほとんどはできるのですが時に忘れたり、遅れたりします。
実家に着いて20分ぐらいすると夫から電話が入りすぐ電話を掛けなかったことを怒ります。また私は仕事上出かける事も多くその予定をカレンダーに記入するように言われていますが、それを忘れて前日に口頭で言ったりすると怒ります。

仕事と割り切ってしまえば忘れないように手帳に書くとか方法を講じることができますが私たちは夫婦であり、もっと穏やかに過ごしたいと思っています。
仕事の事は忘れないのに夫との約束はつい忘れるというのは甘えかもしれません。でもなんだか気持ちがしっくりしない自分がいます。

(※一部編集させていただきました)
===================================
リクエストありがとうございます。
担当させていただきます安東秀海です。どうぞよろしくお願いします。

高齢な父親のために帰省する妻とそれを快く見送る夫。お互いを思いやるご夫婦の様子が垣間見えてくるようですが、そっと耳を澄ませば言葉にならないお二人の心の声が聞こえてくるようです。

「心配してるんだから実家に着いたらまずはすぐに電話をすべきだろう。それが無いのは私の事を大事に考えていないからじゃないのか?」

「私だって父親の世話や仕事で忙しいんだからすぐに電話できないことだってあるわ。それを分かってくれないんじゃ、何だか理解されていない気がする」

リクエスト特集、今回は夫婦間のコミュニケーションについて考えてみたいと思います。

◎パートナーとの違和感
夫婦の間で起こる問題は様々ありますが、「考え方が違う」「価値観が合わない」というのは時に夫婦関係の根幹を揺るがす問題に発展する場合があります。

例えば「朝食はパンとミルクで軽めに」という妻と、「朝はしっかりご飯とお味噌汁が食べたい」という夫。単に食事の習慣や嗜好が違うというだけなのですが、ふたりの関係に違和感が生まれ始めると、こんなちょっとした「違い」が乗り越えられない大問題のように感じられることもあります。

◎我慢している、と言い張る夫
パートナーとの間に違和感を感じる。

そんな時あなたは、どんな態度をとるでしょう?

男性の多くは、そもそも違和感そのものを感じにくい傾向にあります。時にわがままや鈍感に見えることさえあるかもしれません。

いっぽう、女性は敏感ですからふたりの間に感じる違和感を改善しようと様々なアプローチを試みます。

そしてそんなアプローチを、案外男性はすんなり受け容れたりもするのですが、ここで注意しなければならないのは、違和感を解消するためのアプローチを納得して受け容れているとは限らないということ。

実は無意識のまま、自分の考えや価値観を遠ざけて、妻や彼女の提案に従っているというケースがあります。

そして突然、「俺ばかり合わせている」「我慢している」と怒り出したりするから厄介です。

まさに青天の霹靂。

黙ってるから納得しているんだとばかり思っていたのに、と言いたい気持ちを胸にしまって謝まらなければ収拾がつかないこともあるでしょう。そしてそんなやりとりが続くと、何だか彼を理解できなくなって「夫婦なんて近くて遠い、所詮は他人同士」なんて諦めてしまいたくなるかもしれません。

◎察して欲しいという期待
夫婦の関係において、問題意識が高いのは圧倒的に女性です。勇気ある女性は、よりよい関係を育むためには多少の痛みがあってもそれに向き合い解決することを選択します。

いっぽう男性は目の前にある課題が飲み込める程度なら何とか飲み込んで表面化しないようにします。朝は味噌汁がいいと思っていても、用意されたパンやミルクを黙って食べるし、夫婦関係を円満にするためにそれも必要な歩み寄りと考える。

ところがそんな時、心のどこかで隠れた思いを「察して欲しい」と考えていたりします。

そして、そんな察して欲しいという静かな期待がいつまでも叶えられないと、突然火が着いたように怒り出して「俺は我慢してる」と言い始めるわけです。

父親のために帰省する妻とそれを見送る夫。
そこにはもちろん、妻の気持ちを尊重したいという気持ちがあります。

けれど、「実家に着いたらすぐ電話しろ」と怒る彼の心中には何か、「察して欲しい」思いが隠れているのかもしれません。

こんな風に言うと、何だか女性ばかりが男性の気持ちに配慮しなければならないようで苦しくなってしまう、と感じられるかもしれません。察して欲しいのはわかったけど、怒ったりどなったりされるとそんな気持ちもなくなってしまうこともあるでしょう。

そして「忙しいんだからすぐに電話できないことだってあるのをわかって欲しい」と言いたくなる。口にはしないけど。。。

そうです、ここにも「察して欲しい」という思いが隠れています。

私たちは皆、ほとんど無意識のままにパートナーへの静かな期待を抱えているのかもしれません。それは、夫婦なんだから、パートナーなんだから、私の(俺の)この気持を察して行動して欲しいという期待。

そして、こういった期待の多くは叶うこと無く不満となって蓄積していくのが常です。

そんな時、まずは隠れた気持ちの存在に気づき、それを言葉で伝えてみてはどうでしょう?
夫婦の間に生まれるコミュニケーションの問題は、「察して欲しい」という期待を手放すことで解決に向かうのではないでしょうか。


関連する講座へのリンク集
55.男と女のケンカの心理学
86.二人の“やり方”を創る1〜結婚はゴール?スタート?〜
この心理学講座をメールマガジン『まぐまぐ』で購読しませんか? (マガジンID:0000100067) サンプルはこちら
◆購読
◆解除
Powered by
まぐまぐトップページへ

●すぐに役立つ心理学が「耳」で聴けます!>>>心理学講座音声配信サービス きくまる
当社のカウンセラーが各種講座で話したレクチャーの内容を録音。
講座の臨場感そのままに、時には笑え、または、胸がじーんと熱くなり、なるほど!と目からうろこが落ちる話が満載!

ダウンロードサービス きくまる

●カウンセリングを使ってみませんか?(初回無料電話カウンセリング/面談カウンセリング/電話カウンセリング有料コース)

カウンセリング予約センター>>>
   06-6190-5131 (受付時間:12:00-20:30/月曜定休。月曜祝日の場合は翌火曜日)

無料カウンセリングのご案内・・・90名以上のプロカウンセラーとの初回無料電話カウンセリング!
面談カウンセリング、電話カウンセリングセットコースのご案内
カウンセリングルーム(東京/大阪/名古屋/福岡/高崎/前橋)のご案内

●心理学講座をライブで体験!!(心理学ワークショップ)
弊社人気カウンセラーが講師として登場!心理学ワークショップは、東京/大阪/名古屋/福岡で毎月開催中!
心理学ワークショップ

●取材・執筆・講演・研修・企画などのご依頼・ご相談は・・・
TEL:06-6190-5611/ FAX:06-6190-5612 / E-Mail(お問合せフォーム) よりお願いします。
※過去の雑誌・テレビ・ラジオ・講演会などの実績につきましては「会社案内ページ」にて紹介しています。
私達がお役に立てることがございましたら、ぜひ、ご相談下さい!

●リンクフリーですが、記事の無断転載を禁止します。

 

>心理学講座の目次へ戻る<

■ カウンセリングサービス ■
カウンセリング予約センターTEL:06-6190-5131 / 06-6190-5613 :: TEL 06-6190-5611 :: FAX 06-6190-5612
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-6-8 : : 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-23-17-602(郵便物はこちらへ)
電話>月曜定休12:00〜20:30 :: FAX / E-Mail>無休24時間受付  collaborated by 神戸メンタルサービス(資) & カウンセラー養成スクール