愛されていることを実感するとき

新緑が目に眩しい爽やかな季節になりましたね。涼やかな風が吹くこの季節が
私は一番好きなのです。
そんなGW中に夫婦で夫の実家に帰省してきました。
そこには私の知らない夫を知っている人がたくさんいます。
学生時代からの友人であったり、家族ぐるみで付き合って来た友人の家族であ
ったり、もちろん義母や義兄家族もいます。


今回は夫が一番親しい友人とその弟さんが、地元に新しく出来たと言うビュッ
フェスタイルのレストランに食事に連れて行ってくれました。
広々とした店内の高い天井と大きなテーブル、そしてゆったりとした椅子がと
ても寛がせてくれたのです。
それぞれが好きな物をお皿に盛ってランチタイムのスタートです。
学生時代の思い出話から始まって、今までのたくさんの面白おかしいエピソー
ドなどを聴きながら、驚いたり笑ったりの楽しい食事になりました。
そこで私は気付いたのです。
彼の友人はやっぱり「面倒見の良い」人だと言うことに。。。
今までの40代からの心理学でも何度か書いたのですが、私の夫は子どものよ
うな所がいっぱい残っている人なのです。
良く言えば少年の心を持っていると言う言い方ができますし、悪く言えば子供
っぽいと言うことができます。
そして人に甘えることがとっても上手な人なんです。
楽しいランチタイムの中、夫はその友人にやっぱり、しっかり、ちゃっかりと
甘えているのです( ̄□ ̄;)!!
その友人は、とても穏やかで優しさに溢れたなかなかの好人物で、夫のわがま
まを「西田は変わっとらんなぁ(笑)」なんて言いながらサラッと受け止めて
いました。
そしてその友人の隣には、しっかり甘えん坊の弟さんが・・・
さらにお話を聞いているとやはり奥さまはおこちゃまだと・・・
うーん。やっぱりかぁ・・・(-“-)
この人(夫)は面倒を見てくれる人を上手に引き寄せて来たのよねぇ。。。
それもかなり昔っっから・・・
そしてあの方(彼の友人)は、やっぱり面倒をみてあげる人を傍に引き寄せて
来たのだなぁ。
心理学を学び十分分かっているはずの「引き寄せの法則」なのですが、こうは
っきりと目の前で見せられると改めて感動してしまいました。
夫と義兄の会話を聞きながら以前から感じてはいたのです。
義兄は弟(夫)が可愛いんだなぁと。
いつも偉そうな口調で兄に対してかなり酷いことをのたまう弟を穏やかにやり
過ごしている姿を目にして、最初私はかなり驚いたのです。
そんなに偉そうに言わなくても~
そこまで言うほど大したことじゃないと思うけど~
まるで子供みたいやなぁ^^;
言いたい放題の夫を見てよくこんなことを思っていました。
それでもそんな口の悪い弟にも関わらず、私達が帰省する度に義兄は家族皆で
夫にそして私に会いに来てくれます。そして色々と持て成してくれるのです。
そしてやはりと言うか当たり前かも知れませんが、義母は夫をめっちゃ可愛が
っております。
遠く離れた所で生活するわが子が心配でたまらないようなのです。
帰省して訊くことは夫のことばかり。
ごはんはちゃんと食べているか?
仕事は忙しいのか? ちゃんとできているのか?
毎日何時に帰って来るのか?
身体を壊すようなことはないのか?
辞めたいとは言わないのか?
生活はできているのか? などなど
息子に訊くと鬱陶しがられてまともに答えてくれないので、嫁である私に毎回
同じことを訊きます。
そして私は毎度同じことを答えます。「大丈夫です^^」と。
私達が大阪で生活している間、義母はこんなことを心配しながらいるのだろう
なぁと、見えない義母の生活に思いを馳せ、その様子を見る度に「夫は愛され
て育って来たんだなぁ」と実感するのです。
義母の息子への愛情を目の当たりにするにつけ、私達はちゃんと誰かに愛され
ているのだと言う事を思い出すのです。
その愛し方が上手だったか下手だったかと言うことは、人それぞれ色々あると
思うのですが、私達は確かに誰かに愛されて今を生きているのですね。
そう実感した時、私はやはり自分の母を思い出し、ありがたいなぁって思うの
です。私もちゃんと愛されて来たんだなぁって。
息子が帰る日義母はいつも自分が丹精込めて育てた野菜を持たせてくれます。
今回もたっくさん頂いて帰って来ました。
愛情たっぷりの美味しい野菜です。
あまり料理が得意でない私ですが、頂いた野菜を腐らせまいとあれこれレシピ
を探し出してせっせと食卓に乗せました。
新鮮なうちに茹でて冷凍保存したり、私の実家にもお裾分けしたりして何とか
腐らせずに食べきりました。甘くて味の濃いとっても美味しい野菜でした。
夫は今日も元気です。
そして義母は今日も息子の無事を願いながら野菜を育てているのでしょう。
きっともうすぐ義母から電話が来るはずです。
「玉ねぎ送ったからね」と・・・
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