狂った金銭感覚をまともにしたい

相談者名
はる
40代女性です。金銭感覚について相談します。

私は20歳くらいのころ、家庭内暴力の慰謝料で母親から500万円受け取ったことがあります。
請求したのは自分自身です。
500万円という金額がどれほどのものだったか、請求した当時は深く考えていませんでした。
しかし、全治数ヶ月の大怪我を負った暴力の慰謝料とはいえ見たこともない大金を手にした私の金銭感覚は、完全に狂ってしまいました。
それからの人生、買い物、競馬、ゲームの課金、借金、2度の自己破産、生活保護、借金、また買い物……
お金を使うのがやめられません。

母親は5年前に病気で亡くなり、遺産を1000万円ほど受け取りましたがそれも使い込みまたたく間に泡のように消えてなくなりました。
一応パートタイムの仕事をしてはいますがお金が入る先から使ってしまいます。
好きなブランド物の化粧品を買ったり美味しいものを食べたりすぐにタクシーに乗ったり……。
父方の祖母が100歳近く、父も亡くなったらまとまった頼れるお金を入手するのはもう最後だと思います。
理想をいえばその遺産に手をつけず借金なしで毎月安寧な暮らしをしたいです(働く意欲はあります)。

20歳ごろまではまともな範囲の金銭感覚だったと思うので金銭感覚が狂ったキッカケを考えると20歳のころの慰謝料500万円が理由な気がします。

今は離婚した元夫と父親に合わせて300万円くらい借金しています。

どうすればまともで堅実にお金を貯めたり返したりできるようになるでしょうか。
アドバイスよろしくお願いいたします。
カウンセラー
松尾たか
はるさん、ご相談ありがとうございます。
今回、はるさんのご相談を担当をさせていただく松尾たかと申します。
お金を使うことをやめたくてもやめられないとしたら、苦しいですよね。
はるさんにとって今の状況を変えていくための何らかのヒントになるよう書かせていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

家庭内暴力の慰謝料として20歳の時にお母様からお金を受け取られたということですが、慰謝料・500万という言葉から考えると、相当な出来事事があったのではないのでしょうか。
辛くて大変なことをずっと我慢して耐えてこられたのではないかと推察いたします。

そして、今のご自身の現状があるのは、そこから金銭感覚が狂ってしまったからだとはるさんは感じていらっしゃるのですね。

もし、はるさんが小さな頃から欲しいものをガマンしたり、気持ちを抑えることが常にあったとしたら、お金を得たことで一気にそれを解消しようといろいろなことに使ってしまったかもしれません。

いろいろと欲しいものがあれば、お金があればつい買ってしまったり、楽しいことに使ってしまうのは多くの人が経験することです。

ただ、はるさんは、本当に慰謝料をもらえるとは思っていなかったところに大金を手にされたように私は文面から感じたのですが、手にいれた大金をどうしたらいいのか、もしかすると最初は戸惑われたかもしれませんね。

お金はモノやサービスを手にいれるため対価として払うものです。
お金を出すことで替りに何かを受け取るということになります。

はるさんはお金を使った時にどんな気分を味わっていますか?
どんな気持ちを感じたくてお金を使っているのでしょうか。

欲しいものを手に入れたり好きなことをするのにお金を使えると、「楽しい・うれしい」と感じる人は多いと思います。
人によってはお金が自由に使えると安心感が得られるかもしれないし、人に認めてもらえたように思えて自分に自信が持てたりするかもしれません。

あるいは、お金を使うことで私たちは満たされない想いを埋めようとすることもあります。
たとえば、親からの愛情を感じられず寂しい想いがあると、その寂しさをモノで埋めようとすることがあるわけです。

ただ、先にも書きましたが、思いがけず大金を手にしてしまったとはるさんが感じていたのだとしたら、慰謝料と言うたとえ正当な請求であったとしても、親からお金を取ってしまったという気持ちが心の奥底にあるのだとしたら・・・・ 
はるさんの心の奥には、なんだかお金を受け取る後ろめたさのような気持があったかもしれません。

仮にもし、もしもの話として聞いていただけるなら、はるさんはお金を請求したことで自分は悪いことをしたのではないかという罪悪感のようなものを感じているかもしれません。
そして、お金を持っていること自体がなんだかバツが悪いことのように感じているのかもしれません。

そうすると、お金が手元にあることでイヤな気持ちを感じてしまうことになってしまいます。
お金を持っている=イヤな気持ち(罪悪感)を感じてしまう
のであれば、その気持ちを感じないようにお金を自分の手元から無くなるよう使ってしまうかもしれません。
お金が手元から無くなれば、イヤな気持ちを感じなくてすみますからね。

私たちはお金に感情や観念ををくっつけています。
例えば、時代劇などで悪代官が悪いことをしてお金を得ているイメージのように、労働の対価ではなく大金を手に入れることに良くないイメージがあったりすると、お金=悪いものという感覚になりますし、お金を使うことで人のために何かができる、誰かを助けられると思っていると、お金にいいイメージを持つこともできます。

また、はるさんはお金を使ってしまうご自身を強く責めていらっしゃるようにも感じます。
働く意欲はあってもキチンと働けていないと感じていらっしゃったり、上手くお金をやり繰りできていない自分とご自身で思われ、責めているのではないですか。

自分を責める気持ちが強すぎると、その気持ちから逃れるために、お金をまた使ってしまうという悪循環に陥ってしまいがちになります。

はるさんの「お金」にくっついている観念や感情、そして、「お金」に対する関わり方を一度チェックしてみるのはいかがでしょうか。

お金を使うことで何を得ようとしているのか、どんな気持ちを感じたいのかなど考えてみることで、お金の使い方が変わるきっかけになるかもしれません。

1人で考えることが大変だと思われるのであれば、初回無料のカウンセリングもご利用していただければよろしいかと思います。
今までおひとりで抱えてこられた気持ちを一度吐き出してみることで、心の重しを軽くしていくこともできます。
はるさんが堅実にお金を貯めたり返したりするための最初のステップのお手伝いを私たちカウンセラーにさせていただけると嬉しいです。

はるさんがこれからの人生を心地よく生きていかれることを応援しています。

ご相談いただき、ありがとうございました。
この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。