自分に優しくする!はビジネスにおいても大切なことの一つです

仕事をしている中で漠然と
「今のままの自分でいいのだろうか?」
「このまま仕事を続けていいの?」
「この会社に居続けて何かメリットがあるのだろうか?」
「朝仕事に行き、夕方になれば帰宅する。この毎日のルーティンに嫌気がさしてきた!」
「自分を認めてくれる会社が他にあるのではないか?」

明確に何かに対する不満や不安があるわけではないけれど・・・でも何となく自分で消化しきれない気持ちを抱えたまま毎日を過ごしてしまっていることってないでしょうか?

そんな時こそ自分がやってきたことを自分で認め、自分自身を褒めてあげる、自分に優しく!を第一に考えていい時なのです。

〇多くの人が仕事に追われている

毎日仕事に行かれる方、パートタイムで仕事をされている方、ご自宅でフリーランスとして仕事をされている方、お家で子育てや家事を懸命にされている方、何かしら自分のこと以外に自分の時間を使われている方全員に共通していると思います

例えば今の職場でキャリアをアップの為に資格を取得しよう!と思って仕事が終わってから疲れた体にムチを打って勉強を続ける。その結果合格!!周りから評価される。
プロジェクトが達成され仕事の成果が会社、上司、同僚からも認められ、賞賛されればこの会社で仕事を引き続きやってきてよかった!また頑張ろう!

しかしながら日々仕事をこなしていると資格の取得ができたり、成果認められるまでの期間の多くは日常的な業務ばかり!過程の中ではなかなか達成感や評価を受けることがないのが一般的ではないでしょうか。

達成感や他者からの評価、賞賛を受けることがない状況が長く続いてしまうのはよくあることです。
しかしそうなると自分の心の中に漠然とした不満や不安な気持ちが沸いてくることがあります。
「自分のやっていることは正しいのか?いや間違ってはいないが、もっと他にあるのではないか?このままでいいのか?」

〇自分で自分を褒めてあげることの大切さ

他者からの評価や賞賛を受けることができない時が多いからこそ、自分で自分を認め、よくやっている!自分ってえらい!と認めてあげることが自分の不安や不満をため込まないようにする大切な行動の一つになることも多いのです。

自分を褒めることって、できそうでなかなかできなくて、多くの人がこの方法を避けて通りやすいことも事実ですよね。
特に謙虚で自分のことは後回し、どうぞお先にお通りくださいと、日常的に自分のことより他人のことを考えている人にとってはハードルが高くなります。

「いや〜!自分より周りの人のほうが頑張っていますから!だからまだまだ自分なんて足りていません。」
「全て周りの人のおかげで・・・自分なんて役に立っているかどうかもわかりませんし・・・」
「自分を褒めちゃったら成長が止まってしまいますよ!だからそんなことできません」

他人からの評価や賞賛を受けている時は心が満たされますが、言われ続けることは難しいですよね。
評価、賞賛を受ければ誰もが心が満たされ、不満や不安を抱えることは少ないはずです。
だからこそ自分で自分の心を満たす方法があれば、漠然とした不満や不安を感じる心の隙間が減っていくのだと思います。

自分がやってきたことを沢山認め、自分自身を褒めてあげる。
大袈裟な位がちょうどいいかもしれません。

毎日朝起きて、スーツを着て家を出る自分。きちんとしている自分。えらい!
遅刻せずに毎日電車に乗って出勤をする自分。えらい!
メールチェックをしながら、返信をしている自分は仕事ができるよ。えらい!
今日のプレゼンの事前準備ができた自分はやる気がある。えらい!

結果だけを見るのではなく、自分が仕事に向かう姿勢や気持ち、過程を認め褒めてあげることが大切なのですね。
自分にとことん優しくがキーワードです。

続けていくと、こんなことに意味があるの?と疑問に思うことがあるかもしれません。
そんな時には思い出してもらいたことがあります。自分の周りにいる人が漠然と仕事に対する不満や不安を抱き、あなたに相談をしてきました。その時に自分がどんな言葉を伝えるかを。

「あなたは本当に毎日よくやっているじゃないの。こんなにも一生懸命にやっている自分を評価してあげてくださいよ!」
「あなたのその一生懸命さが仕事にでているじゃないです。仕事に対する姿勢は本当に素晴らしいものですよ!」

ぜひ周りの人に伝える言葉を自分自身にかけてあげてみてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

いじめ、恋愛ベタ、離婚、子供の不登校など自身の経験を活かした幅広いジャンルを得意としている。 心理学との出会いで体験した「愛にフォーカスすると、人生はどこからでも変えられる。」をカウンセリングで大切にしている。 どこまでも寄り添う深い共感力でお客さまをサポートするスタイルに定評がある。