稼いで喜ばれるセールスとは?

以前、セールス(販売)について書いた事がありましたが、今回もその延長です。
というのも、ビジネス関係の相談で苦労している人というのは、この部分を苦手としている人が非常に多いようなので、もう少し説明してみようと思いました。

まず、モノやサービスを売ってお金を儲けるという仕組みは基本的に、「相手の欲しいモノを提供して、その対価としてお金をもらう」というシステムになっていると思います。

八百屋さんなら野菜を売っていますが、自分で野菜を育てて収穫するのはとても大変なので、野菜を食べたいときには非常に助かるお店ですね。
床屋さんなら髪を切ってくれますが、これも自分で切るのはなかなか難しいので、多少お金を払っても切ってもらった方がいいでしょうし、上手に切ってくれるなら高いお金を払ってもいいかな、という人もいるでしょう。

反対に、「髪なんか自分で切れるよ」とか「バリカンで丸坊主にしちゃえば楽だな」という人には、床屋さんはあまりセールス(販売)ができないという事になりますね。
基本的には、誰かが必要としている事とか、自分ではできない事を誰かにやってもらって、その代わりにお金をもらうというのが、セールスの基本になるかと思います。

そして、冒頭で書いた「セールスが苦手な人」というのは、「この商品、買ってくれませんか?」という売り込みをするのが苦手な人、という事になります。
八百屋さんなら「安いよ安いよ!」とか「うちのリンゴは甘さが違うよ!」とか言う事でしょうし、カウンセラーなら「あなたの人生が変わりますよ!ぜひ私の所に来てください!」と言うのがセールスになる訳ですが、これができない、もしくは苦手にしているという人は非常に多いです。

もちろん、中にはセールスが必要無いタイプのビジネスもあるとは思いますが、大体の仕事においてセールス(販売)の能力は必要になると思うので、ここはぜひ乗り越えてほしい所です。

良いセールスをするのに必要なポイントは、大きく分けて2つあると思います。一つは、
「必要としてる人に売る事。必要ない人には無理に売らない事」です。

たとえばさっきの、「うちのリンゴは甘さが違うよ!」と言ったとしても、リンゴよりミカンが好きな人もいるし、甘いのより酸っぱい方が好きという人もいますね。
そういう人に、「甘いよ」の一点張りで商品を売りつけると、強引なセールスをされたと言われたり、ひんしゅくを買う事もあるので気をつけたい所です。

反対に言えば、甘いのが好きな人や、甘さにこだわりがある人になら興味を持ってもらえるので、「本当に甘いの?」と食いついてきた人には、どう甘いか、他とどう違うか、などの説明ができると、より良いセールスになるかと思います。

もう一つのポイントは、
「あなたが本当に価値があると思っているかどうか」です。

当然の事ではありますが、「誰の役にも立たないモノ」を売る事はできませんし、「誰も喜ばないようなサービス」も売れません。
少なくとも、あなた自身は「これ、いい商品なのになぁ」とある程度思えている必要があります。
思えないなら、もっと良い商品やサービスを作るか、もっと自分が好きな物をテーマにした方がいいでしょう。

そして、「自分は絶対にこれは良い商品(あるいはサービス)だと思う!」と自信を持っていえるのならば、「私と同じようにこの価値を分かってくれる人に売る」という所に注目して欲しいです。
さっきも言いましたが、どんなに素晴らしい商品でも、必要無いという人はいますので、必ず必要としている人に向けて提供していく事が重要です。

つまり、「価値あるモノ」を「必要としている人に届ける」という、この2つの両方が満たされている時には、多少値段が高くても「こんなに良いものを売ってくれてありがとう!」と感謝されるようなセールス(販売)が実現するという事になります。

今なんらかのビジネスをしている人は、自分の商品の価値と値段は妥当かどうか、本当に必要な人に届いているか、それほど必要としてない人に向けてしまっていないか、「もっと必要としている人に対してなら、値段を上げても売れるんじゃないか」等、色々考えてみて欲しいと思います。

最後に、それでもやっぱり、どーしても「買ってください」と言えない、という人もいるようなので、そういう人は「オススメですよ、どうですか」ぐらいから始めて欲しいです。

自分が良いと思っているものは、他の人にもすすめたくなりますよね。
あなたが良いと思っている商品やサービスを、他の人にオススメするのは、何も悪い事ではありません。
それで相手が「今は結構です」とか「また今度にします」と言ったとしても、なにも損はしていないし、嫌われた訳でもありません。

中には、「オススメなんだったら、買ってみようかな」という人も5人に1人くらいいるとしたら、毎回言ってれば5回に1回は売れる訳ですから、言って困るものではありません。
「良いモノを人にすすめるのは、いい事なんだ」と思ってもらいたいです。

無価値なモノを高額で売ったり、必要としてない人に強引に売るのは問題ですが、必要としている人に届けるのはむしろ人助けです。
なんなら、「あなたがそこまで言うなら、買ってみようかな」という風に、「商品にはそれほど興味はないけど、あなたが勧めるなら買ってもいい」という事になれば、それが商品の価値になります。
価値あるあなたの商品を、自信をもって届けて欲しいと思います。

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