反省という名の自己否定をしていませんか?

みなさん、こんにちは!
心理カウンセラーの大西三千男です。
いつもありがとうございます。

仕事でミスや失敗をすることがあると思います。
誰しも、ミスや失敗をしたいわけでもないし、しようとも思っていないと思います。
でも、やはり、起こってしまう。

ここでよくしてしまうのが、反省という名の自己否定です。
自己否定ばかりしていると傷ついてしまう。
自分で自分を傷つけているのです。
そうではなく、今回の失敗を、次に同じ過ちを犯さない糧にできたらいいですね。
犯してしまった失敗が、失敗のまま終わるのではなくて、次へ向けての教訓になるからです。

反省という名の自己否定で自分を傷つけるだけで終わらないために、そして失敗を次に生かすためにどうしたらいいのかを考えてみましょう。

■反省がいつの間にか自己否定になってしまっている

失敗を犯したとき、どうしてこんなことになったんだろう?何がいけなかったんだろう?と考えます。
原因分析です。

反省には原因分析が不可欠ですが、それは自分の行動を見直すためにするのです。
自分の行動の中に至らない点があった、やるべきことが抜け落ちていた点があった、それがどこかを知るために行います。

ところが、そこを見つけた途端、どうしてやらなかったんだろう?そこでやっていればこんなことにならなかったのに、とやらなかった自分を否定し出します。

自分の問題行動を見つけた瞬間に、自己否定が始まるのです。
ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと思っても、時間は元には戻りません。
犯した失敗がなくなることはないのです。

やっておけばこんなことにならなかった。
うっかりしてた。
取り返しのつかないことをしてしまった。
自分なんて最低だ。
自分はこの職場にいない方がいいんだ。

自己否定が始まると、思いはだんだんエスカレートして、最後には、いる意味がないとそこでの自分の存在そのものを否定したしてしまいます。

■客観的な視点を持つ

どうしてやらなかったんだろう?とやらなかった自分を責め始めるのですが、ここで、客観的な視点を持って欲しいと思います。

ある行動をひとつしていれば失敗は起こらなかった。
であれば、やっておれば良かったのにと、過去の自分を責めるよりは、失敗を防ぐためのひとつの行動を、忘れないで行えるようにするにはどうすればいいのかということを考えてみる。

失敗したときに、だからどうするのかを考えないと、次も同じ失敗を繰り返すかも知れません。
失敗したときに大事なことは、だから次はこうすると言うことを決めることだと思います。

すると、してしまった失敗も次に生かせることができます。
だから、自分を責める前に、自分の行動を客観的に見つめてみましょう。
何ができたのか?
何をしていたらその失敗は起こらなかったのか?

自分を責めても失敗は戻りませんが、客観的に見つめて、何ができたのかを考えることで次に同じ失敗をすることはなくなります。

■反省とは改善点を模索すること

失敗したときに思いがちなのが、こんな失敗をした自分はダメな奴だ、という思いです。
自分の人格否定が出てきます。

でも、行動は反省しても人格まで否定することはないと思います。
失敗をしなかった人はいないと思います。
誰しも、少なからず失敗をしている。

しかし、失敗から立ち直れない人もいるし、失敗からすぐに立ち直れる人もいる。
その違いは、やってしまった失敗を受け入れられるか、受け入れられず自己否定で終わってしまうかの違いではないかと思います。

失敗イコールダメな自分と思うのか、失敗イコール何か足りない行動があったからそこを改めようと思うかの違いだろうと思います。

前者は失敗で自己否定をしているだけですが、後者は自己否定ではなく自分の行動に改善の部分がないかを探そうとしています。

反省は必要ですが、それを自己否定に結びつけないでください。
反省とは、自分の人格を否定することではありません。
自分の行動を見つめて、改善できるところはないかと模索することです。

お読みいただきありがとうございます。
みなさまのしあわせをお祈りしています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

職場や家族間の対人関係、パートナーシップ、自己肯定感の実現を得意としている。欠点としか思えなかったことを長所に変えるものの見方の提案と、楽になるためにの考え方の提案を行う。気づきを得てもらうことで「腑に落ちました」「そう思っていいんですね」「安心しました」と好評である。