同じパターンの繰り返しに悩んでいます。

相談者名
みかん
こんばんは。大阪のみかんです。
私はどうも 自己否定、欠乏感 →願望、欲求 →相手に対する期待 →依存 →期待していた人や団体、空間でなかった場合落胆 →まず自分の見る目のなさを攻撃したり、罪悪感を感じる →しばらくするとその相手を攻撃する もしくは恨む といったパターンがあります。
大きなきっかけは27歳の時から7年間付き合っていた男性でした。不倫の関係でした。相手の情熱と想いの深さに次第に心惹かれていきました。今、思えば感情で物事が見えなくなり、私が彼の本心を見抜くことができていればよかったのですが、その当時の私にはありませんでした。そして結局彼を問い詰めた時、逆ギレをして終わるといったあっけない終わり方をしました。とても惨めでした。なんだったんだろうと思いましたが、恨んだら余計苦しくなるし、両親にも心配かける、元はといえば私が悪いんだし。。。そう自分を慰め、我慢しました。でも今思うと、憎しみは消えてなかったんだと思います。どうして結婚する気がないなら、もっと早く正直に話してくれなかったんだろう。何も失わず、ノウノウと生きている彼が許せませんでした。そしてそんな彼を愛していた(多分愛ではなく依存だと思うのですが)自分が許せませんでした。
今はそんな彼と結婚しなくて本当によかった、きっと結婚していたら大変なことになっていたと思いますし、うじうじせず、前を向いていきたいと思っているのですが、私にそういったことを引き寄せる深層心理があるのかが、気になっています。だとしたらきちんと解決したいのです。
新しいパートナーを望んでいるのですが、求めない、期待しない方がいいと書かれているものもあったり、望まないと始まらないと書いてあるものもあったりで、欲求と期待、その辺のバランスが自分自身よく分かりません。
結婚したい、パートナーが欲しいという欲求は私の中で無意識に発生していますので、どう扱っていいのかも分かりません。
その辺をご教授いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
カウンセラー
根本裕幸
みかんさん、こんにちは。根本です。
ご相談ありがとうございました。

“自分の感情に振り回される”くらい、みかんさんが情熱的な女性である証なんだろうと思うのです。
それは決してネガティブなことではなく、男性を心から愛し、幸せにしてあげられる能力とも言えます。
でも、それをおっしゃるように「依存」に使ってしまうと、自己破壊的になり、かつ、相手のことも傷つけるパターンへと変貌してしまいますね。
それを解決していくには、じっくり腰を据えて“自分との付き合い方”を学んでいくといいと思います。

どんな出来事や感情にも「悪い」ということはありません。
「悪い」と決めてるのは「自分自身」であって、その物事が起きたことは必然であり、感情は何らかのメッセージに過ぎないんです。

そういう意識で自分を見つめなおしていけると、自己攻撃を減らし、自分を愛することもできるようになるでしょう。

さて、7年間も頑張った不倫ですけど、みかんさんにとってはとても辛かったんじゃないかな、と思います。
「いつかは結婚できる」という希望がなければやっていけなかったような感じでしょうか。

不倫ってまっすぐに向き合うことが難しい関係なんですよね。
どうしても、奥さんやお子さんの気配がしてしまい、我慢しなきゃいけないこともたくさんでてきます。
それが刺激になる面もありますが、多くは苦しい感情を引き起こします。

まっすぐ愛し、まっすぐ愛されたい女性にとっては、本当に苦しいことだと思うのです。

さて、この「自己否定、欠乏感」から始まる根本的なパターンなのですが、幼少期の親子関係、特にお母さんとはどんな関係でしたか?
このパターンのルーツは、親、特に母親との関係に原因があることが多く、そのお母さん(時にはお父さん)との関係性が、恋愛パターンとして出てくることも少なくないのです。

また、幼少期のみかんさん、どんな子でしたか?
その頃の性格的な面も、大きく影響しそうです。

じっくりこの問題を見つめていく場合は、こうした親子関係と彼との関係から見えてくるパターンを癒していくことを私たちは提案しています。
そうして、根っこの部分を癒して、現実問題を変えていこうとするのです。

また、ご相談にあった「新しいパートナーが欲しいんだけど、期待と欲求のバランスが分からない」という点ですが、どんなパートナーがいいのか?を探すよりも、みかんさんの場合は、「パートナーができたらしてあげたいこと」とか「どんな風にパートナーを幸せにしてあげたいか?」という与える視点から考えて見られると良いかと思います。

「私に愛される男は幸せ!」
そう思いながら取り組まれると素敵じゃないかな!と思うのです。

参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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