異性関係について

相談者名
nana
25歳OLです。私事のご相談で恐縮ですが何卒宜しくお願い致します。私は数年前に精神科で『境界型人格障害』と診断されました。23歳までは男性と交際するとその人しか見ない性格でしたが、一昨年前に2年ほど交際した人と別れてから状況が一変しました。同棲していたのですが彼の浮気、暴力が直らず、骨折や打撲で全治一ヶ月の怪我を負ったこともありました。それでも好きな気持ちが強く我慢して生活していたある日『精神病の女なんか重たいし気持ち悪い』と別れを切り出されました。その後は何とか仕事を続けながら私生活はボロボロで、精神安定剤や睡眠薬の多用、大量飲酒での泥酔、自傷行為も酷くなり、腕には60針の傷跡が残りました。何とか立ち直ろうと頑張りましたが信じては裏切られることの繰り返しが続き、苦しくて死ぬことばかり考えていました。そんな時、昔付き合っていた人に『もう見ていられない、一緒に病気を治そう』と言われて、よりを戻しました。それが今の彼氏です。彼は本当に優しい人なのですが、私は彼以外の人と沢山関係をもつようになりました。浮気相手の人達にはそれなりに好意はあるものの、いついなくなってもいいと思っています。信じるから裏切られる、期待するから傷つくとしか思えません。以前は異性関係が派手な人を見ると嫌悪していたのですが今は自分がその状態です。複数いれば辛くなった時必ず一人二人は話し相手になってくれたり会いに来てくれたりするのですごく楽になります。同時に『私何やってるんだろう?』と虚しくなる時もあります。彼女がいる人もいますが独占欲など全くなく、どこで誰と何をしていようが私と会っている時に優しくしてくれればそれで良いと思っています。彼らも嫉妬も束縛もしない私に好意を抱いてくれます。彼は私の浮気癖を『今は仕方がない、時期が来れば治るから』と我慢していてくれています。彼には『結婚したい』と言われていて、私も彼ぐらい優しい人はいないと思っているので結婚したいという気持ちもあるのですが、こんな状態で結婚生活がうまくいくことはまず無いですよね。それに私にはもう誰かを心から愛するなんてできません。彼との結婚も愛情ではなく私を想ってくれている気持ちを大切にしたいと思っているからです。私がどうしてこうなったのか分かりません。なぜ浮気を止められないのでしょうか。本当に自分では分からないのです。
カウンセラー
小川のりこ
#25歳OLです。私事のご相談で恐縮ですが何卒宜しくお願い致します。
小川のりこといいます。
始めましてnanaさん。こちらこそ、よろしくお願いいたします。

#私は数年前に精神科で『境界型人格障害』と診断されました。23歳までは
#男性と交際するとその人しか見ない性格でしたが、一昨年前に2年ほど交
#際した人と別れてから状況が一変しました。同棲していたのですが彼の浮気、
#暴力が直らず、骨折や打撲で全治一ヶ月の怪我を負ったこともありました。
大好きな方と同棲が始まったのに浮気や暴力。そして怪我までしてしまったん
ですね。怪我を負ったというくらいだから、彼の力になろうと一生懸命だった
nanaさんが思い浮かびます。

#それでも好きな気持ちが強く我慢して生活していたある日『精神病の女なんか
#重たいし気持ち悪い』と別れを切り出されました。その後は何とか仕事を続けな
#がら私生活はボロボロで、精神安定剤や睡眠薬の多用、大量飲酒での泥酔、
#自傷行為も酷くなり、腕には60針の傷跡が残りました。
一生懸命彼の力になろうとして、大好きでそばにいたくて、でもnanaさん自身も
いっぱいいっぱい我慢してたんですね。そんなときに言われた言葉…。
どんな思いでその言葉を聞いたのでしょうか。
辛かったことと思います。

#何とか立ち直ろうと頑張りましたが信じては裏切られることの繰り返しが続き、苦
#しくて死ぬことばかり考えていました。そんな時、昔付き合っていた人に『もう見
#ていられない、一緒に病気を治そう』と言われて、よりを戻しました。それが今の
#彼氏です。
彼は優しい方ですね。「一緒に治そう」そう言われてどんな感じがしましたか?
今支えてくれる彼なのですね。

だけど書いていただいた文章からは、今nanaさんは相当苦しんでおられるように
感じました。そしてnanaさんからはとても強い「恐れ」と「不安」を感じます。
2年ほど交際しておられた同棲していた彼。
この彼との間でとても大きな傷を背負われたようですね。それだけ彼が大好きで
とても大切だった彼だったんでしょうね。その方との傷がまだまだ生傷で、触ると
大声で叫んでしまいそうなnanaさんがいるように思いました。
だけどここに勇気を持ってnanaさんはご相談してくださいました。
ということは、今の彼に優しくしたくて、今のご自分の傷に向かい合おうという勇気
も感じます。そのことにサポートできることを嬉しく思います。
見て行きましょうね。

#信じるから裏切られる、期待するから傷つくとしか思えません。
nanaさんの傷が大きくて、こう思わざるを得ない状況にあると私は考えます。
だけどこの気持ちはとても辛いですね。
「もう信じるもんか。」「これ以上裏切られるなんてまっぴらよ。」
「期待なんかしない。」「期待すると傷つくもん。」
こうなるといっぱいいっぱい自分の周りに大きな壁を作って守りに入ってし
まいますよね。でもその一方で、信じたいnanaさんもおられるような気がし
ます。

#複数いれば辛くなった時必ず一人二人は話し相手になってくれたり
#会いに来てくれたりするのですごく楽になります。同時に『私何やってる
#んだろう?』と虚しくなる時もあります。
nanaさん、ちょっとご質問していいですか?
彼一人にしぼっちゃうとnanaさんはどんな気持ちになりますか?
「彼一人にすると、彼が忙しいときはかまってくれない寂しい気持ちがでて
つらくてたまらない。」
「彼一人にしたら、もし今度裏切られちゃったら、私は立ちなおれない。」
こんな気持ち沢山出てきませんでしょうか。
実はこれ、私のお話なんです(笑)。

私も昔、好きになってくれる人はいても、たくさんの人と付き合ってたんですね。
いつでも一人にならない状況を作っていたんです。だけどそんなことをして
いる自分が情けなかったし、nanaさんと同じように「何やってるんだろう・・・」
と思ってました。
nanaさんは、一人になるのが寂しくて寂しくてたまらないんじゃないでしょうか。
前の彼との付き合いで受けた傷が、nanaさんに気づかせるようにして、あちこち
で出てきちゃうんじゃないでしょうか。その傷に向き合うのはとても怖いですよね。
だからこそ、見る状況を作らないようにしてたくさんの人と付き合う形になってし
まうのではないんでしょうか。

信じるから裏切られる。
ならば、「裏切られると思わず信じたい。」

期待するから傷つく。
ならば、期待したら期待した結果は私にとってわかってることだから「当たり前」
と感じちゃう。だから、「こうしたらこうなるはずだ。」と思うのでなく、
「こうありたい。」という前向きな気持ちがあるんじゃないでしょうか。

彼はとても優しい方ですよね。
nanaさんのことを待ってくれるような方ですね。
「結婚したい」とまで言ってくれる方ですね。

#こんな状態で結婚生活がうまくいくことはまず無いですよね。
このままでは難しいというよりも、nanaさん自身が苦しみを続けてしまうことにな
っちゃいますね。もうこんなしんどさは嫌ですよね。
だけどここに相談してくださった事実があります。
うまくいくことは無いといわれているなら、うまくいくように努力したいという気持ち
もあるんじゃないでしょうか?このしんどさ、辛さから抜けたいという
「強い意志」を私は感じますよ。

#それに私にはもう誰かを心から愛するなんてできません。彼との結婚も愛情では
#なく私を想ってくれている気持ちを大切にしたいと思っているからです。
この気持ちって彼を愛していなければ出てこない言葉じゃないでしょうか。
私はそう思います。

#私を想ってくれている気持ちを大切にしたいと思っているからです。
この彼の気持ちが嬉しいんじゃないでしょうか。
彼とならやっていきたいという気持ちがあるんじゃないでしょうか。
ならば、これを
「二人でやっていきたい!」「彼と一緒に幸せになりたい!!」
という目標設定にしませんか?

#なぜ浮気を止められないのでしょうか。本当に自分では分からないのです。
今のnanaさんならば止められますよ。

人は意味無く「浮気」はしないものだと私は思います。
もししてしまうならば、
「その人なりの、そうせざるを得ない理由」が必ず存在すると私は思います。
nanaさんの場合は、「不安」や「寂しさ」ではないでしょうか。
信じて裏切られてしまう、期待して傷つけられてしまうような私は幸せになれ
ないと思ってますか?
私はそんなことはないと断言したいです。

そういう経験のある方は、誰よりもその苦しさをご存知ですよね。だとしたら、
nanaさんは彼だけでなく、人に対してとても思いやりを持って接することの
出来る方ですよね。そのnanaさんの優しさを彼は知ってますよ。だからこそ
nanaさん、あなたと結婚したいと思っているんではないでしょうか。
大丈夫ですよ。ここにご相談してくださったこと。本当にありがとうございます。
ここでお話された勇気を持って、今の気持ちを彼に伝えることをしてもいいか
もしれませんね。もしかしたらもうされているかもしれませんが、それでも辛い
気持ちがどうにもならないならば、いつでもカウンセリングサービスを頼って
くださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

小川 のりこ

アルコール依存症の父からの虐待経験、学生時代のいじめから、恋愛依存、不倫や風俗を経て、自分を抑え付けるような結婚生活後、8年で離婚。その後自分に向き合い、今は穏やかに生きる。 過去のあらゆる経験をもとにして、恋愛関係、家族関係を得意とし、お客様と共に成長するスタイルを取る。