たくさんのものに恐怖を感じてしまう

相談者名
ここにふさわしい話題か、どうか、わかりませんが、場違いだったら、ごめんな
さい。いろいろな恐怖症があるっていうことを、以前、本を読んでいて知ったのですが、
子供の頃から、どこか変って感じてたことが、そうだったのかなって思って、
ちょっとほっとしたっていうか、そんな感じがしたけど、でも、じゃあ、どうした
らいいいんだろう?っていうことは、やっぱり、わからないままで、完全に楽には
ならなかったのです。

あげたらきりがないんじゃないかってくらい、こわいもの、いっぱい出てきそう
で、なんでこんなもの?っていうのも、他人から見たらあるんだと思います。
今、気になるのが、先端恐怖?と刃物恐怖で。。。いつも、ずっとってわけじゃな
いんだけど、見ただけで、身体がむずむずしてきて、眼があけられなかったり、
ひどいと、投げ出してしまいたくなって、危なくて仕方ないんです。。。
お料理していても、包丁持っていて、逃げ腰って感じだったり、まともに手元が
見れなくて、指切りそうになったり、勘だけで、手を動かしてるような状態だっ
たりしてます。。。

先端恐怖の方は、針が駄目なんですが、そうでなくても、ペンとか、先の細いもの
見ただけで、もうだめ~って感じで。。。

だったら、そういうもの使わなければいいだけで、それでも、多分、暮らしていけ
ないわけじゃないと思うけど。。。

そういえば、対人恐怖、視線恐怖も、そうなんですね。。。
これはもう、外歩けないくらいのときがあります。すれちがうとか、すぐそばに
こられるとか、だけで、こわくて、ひいてしまったり、なにも見えない、なにも
感じない、宙に浮いたような感じなって、人や物にぶつかりかけたり、実際に
ぶつかったこともあります。けがしないで、今まで生きてるのが不思議なくらい。

蛍の感じてるものが、恐怖症なのか、どうかもわからないけれど、友達とか、まわ
りを見ていて、蛍は、あまりにも「こわい」って思うことが多いような気がして、
実際、口ぐせみたいに、なんでも「こわい」「こわい」って言ってるようで、
でも、真面目に言ってるのに、真面目に聞いてもらえないことが、多くって、
あきれられることが多いか、流されるようで、なんか蛍が、変なのかなって
思ってた頃、そういうことを本で目にして、これかなって思ったのですが。。。

恐怖症って、どうして出ちゃうんですか?
そして、よくなるんでしょうか?

まとまりのないこと、長々と書いてしまって、ごめんなさい。
お返事いただけたら、うれしいです。

カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、蛍さん。
はじめまして、源河です。> ここにふさわしい話題か、どうか、わかりませんが、場違いだったら、ごめんな
> さい。

場違いでもなんでもないですよ。
ご相談ありがとう。

> いろいろな恐怖症があるっていうことを、以前、本を読んでいて知ったのですが、
> 子供の頃から、どこか変って感じてたことが、そうだったのかなって思って、
> ちょっとほっとしたっていうか、そんな感じがしたけど、でも、じゃあ、どうした
> らいいいんだろう?っていうことは、やっぱり、わからないままで、完全に楽には
> ならなかったのです。

楽になりたいですよね。
怖いものだらけだと、辛いですものね。

> 先端恐怖の方は、針が駄目なんですが、そうでなくても、ペンとか、先の細いもの
> 見ただけで、もうだめ~って感じで。。。

なんだか、自分に刺さってきそうで怖いでしょ?
私の友人には先端恐怖だと言う人多いですよ。
実は、私も包丁が大の苦手でした。子供の頃ね。
洗いかごに入ってるだけで、恐くて恐くて。笑
でも、料理店なんかで勤めたりして包丁を使う「目的」や、使うことに対して「意欲」を持つと、
それは自然と消えていきました。

> だったら、そういうもの使わなければいいだけで、それでも、多分、暮らしていけ
> ないわけじゃないと思うけど。。。

「怖い」と感じるものや、状況を、たとえ自分から遠ざけても、
あまり楽にはならないんですね。
それどころか、「怖い、怖い」といって遠ざけようとすればするほど、
その「こわい」という感覚に追いかけられてしまうハメになります。

> そういえば、対人恐怖、視線恐怖も、そうなんですね。。。
> これはもう、外歩けないくらいのときがあります。すれちがうとか、すぐそばに
> こられるとか、だけで、こわくて、ひいてしまったり、なにも見えない、なにも
> 感じない、宙に浮いたような感じなって、人や物にぶつかりかけたり、実際に
> ぶつかったこともあります。けがしないで、今まで生きてるのが不思議なくらい。

蛍さんは、感受性がとっても豊かな人ですね。
でも、その感受性が心の内側にとどまったままでいると、
”自分以外”に対して、「こわい」って感じてしまうんです。
そして、あまりに怖いと、その心の中に自分の居場所を失ってしまって、
まるで幽体離脱でもするように、「自分」を「心」から切り離してしまうんです。
だから、なにも見えない、感じない、そして宙に浮いたようになってしまうんです。
別に幽体離脱しているわけではないんですけどね。
気持ちが、そこから切り離されてしまうんです。

> 蛍の感じてるものが、恐怖症なのか、どうかもわからないけれど、友達とか、まわ
> りを見ていて、蛍は、あまりにも「こわい」って思うことが多いような気がして、
> 実際、口ぐせみたいに、なんでも「こわい」「こわい」って言ってるようで、
> でも、真面目に言ってるのに、真面目に聞いてもらえないことが、多くって、
> あきれられることが多いか、流されるようで、なんか蛍が、変なのかなって
> 思ってた頃、そういうことを本で目にして、これかなって思ったのですが。。。

その感覚に、あえて名前を付けるとしたら「恐怖症」となるんですが、
名前が付いていようが、付いていまいが、「こわい」ものは「こわい」ですよね。
私たちは、なんでも名前を付けたがるんですが(新たに発見された生き物なんかにもね)
別に恐怖症という名前でなくてもいいんです。
ちなみに私は”ビビリんちょ”と呼んでいます。
その方がかわいいでしょ?

> 恐怖症って、どうして出ちゃうんですか?
> そして、よくなるんでしょうか?

気持ちや意識が、自分の心の内側に向かいすぎることで、起こります。
先端恐怖は、その尖ったものが”自分”に刺さるように感じてしまう・・・
視線恐怖は、周りの人の目が”自分”に向いているように感じてしまう・・・
対人恐怖は、人が”自分”のことを良く思っていないように感じてしまう・・・
それこそ、挙げたらきりがありませんが、
すべて”自分”に意識が向いていることから、”自分”を感じすぎてしまって、
起こるんですね。

もちろん、よくなります。
まずは、自分に向かっている気持ちや意識を”外に向ける”んです。
そのためには「こわい」と感じたときに、
「本当にこわいのかな?」とチラっとでも、その対象を”よ~く見てみよう”という、
意欲を持ってみてください。

「こわい」といっぱい感じる蛍さんは、実は、裏を返せば、
「うっひゃ~、楽しい~!!」と感じることが出来る人でもあるんです。
こわいよりも、楽しい方がいいですよね。
まずは「意欲」です。
勇気をもって、「こわい」を「楽しい」に変えていきませんか?

相談者名
こんにちは、蛍です。
源河さん、お返事ありがとうございます。> 楽になりたいですよね。
> 怖いものだらけだと、辛いですものね。

はい。
もう、身動きとれないことも。。。

> なんだか、自分に刺さってきそうで怖いでしょ?

はい。。。(>_<)

> 私の友人には先端恐怖だと言う人多いですよ。

そうなんですか。。。

> 実は、私も包丁が大の苦手でした。子供の頃ね。
> 洗いかごに入ってるだけで、恐くて恐くて。笑
> でも、料理店なんかで勤めたりして包丁を使う「目的」や、使うことに対して「意欲」を持つと、
> それは自然と消えていきました。

そうなんですか~?
蛍は、お裁縫もお料理も大好きなんですが、やりたいっていう思いにともなわなく
て、それでも無理にやろうとすると、くたくたになっちゃいます。。。
やっぱり、頑張ってやってみた方がいいんでしょうか?

> 「怖い」と感じるものや、状況を、たとえ自分から遠ざけても、
> あまり楽にはならないんですね。
> それどころか、「怖い、怖い」といって遠ざけようとすればするほど、
> その「こわい」という感覚に追いかけられてしまうハメになります。

はあ~。。。(>_<)
もう、いろんなところでそういう悪循環してるかもしれないです。。。(T_T)

> だから、なにも見えない、感じない、そして宙に浮いたようになってしまうんです。

なんかその感覚わかる気がします。
外を歩いていたり、人の目を意識したりしてるときって、ちょうどそんな感じ
なんです。
この状態で、歩くとこわいですね。何かやったら、失敗しますよね。。。

>
> その感覚に、あえて名前を付けるとしたら「恐怖症」となるんですが、
> 名前が付いていようが、付いていまいが、「こわい」ものは「こわい」ですよね。

はい。
「こわいからこわい」っていいつのって、人を怒らせたり、辟易させちゃう
ほどです。。。(>_<)

> 私たちは、なんでも名前を付けたがるんですが(新たに発見された生き物なんかにもね)
> 別に恐怖症という名前でなくてもいいんです。
> ちなみに私は”ビビリんちょ”と呼んでいます。
> その方がかわいいでしょ?

はい、とっても。。。(*^_^*)
「症」とかつくと、病気というか、マイナスな感じとか、すごい重いことのように
感じてしまいますね。実際、そうだったし。。

なんだか、気持ちが楽になったっていうか、安心したっていうか、そんな気が
します。。。ありがとうね。(^^)

> 気持ちや意識が、自分の心の内側に向かいすぎることで、起こります。
> 先端恐怖は、その尖ったものが”自分”に刺さるように感じてしまう・・・
> 視線恐怖は、周りの人の目が”自分”に向いているように感じてしまう・・・
> 対人恐怖は、人が”自分”のことを良く思っていないように感じてしまう・・・
> それこそ、挙げたらきりがありませんが、
> すべて”自分”に意識が向いていることから、”自分”を感じすぎてしまって、
> 起こるんですね。

自意識過剰ってことでしょうか?
それも、マイナスにとらえすぎるから。。。?
>
> もちろん、よくなります。
> まずは、自分に向かっている気持ちや意識を”外に向ける”んです。
> そのためには「こわい」と感じたときに、
> 「本当にこわいのかな?」とチラっとでも、その対象を”よ~く見てみよう”という、
> 意欲を持ってみてください。

はい。
頑張ってみます。
>
> 「こわい」といっぱい感じる蛍さんは、実は、裏を返せば、
> 「うっひゃ~、楽しい~!!」と感じることが出来る人でもあるんです。

そうなんですか?
だったら、うれしいです。(^^)

> こわいよりも、楽しい方がいいですよね。

はい。

> まずは「意欲」です。
> 勇気をもって、「こわい」を「楽しい」に変えていきませんか?

はい。。。
一瞬、「こわい」と言いそうになりましたけど。。。(>_<)

あったかいお返事ありがとうございました。
気持ちが、軽くなった気がします。

カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、蛍さん。
お返事ありがとうございました。> 蛍は、お裁縫もお料理も大好きなんですが、やりたいっていう思いにともなわなく
> て、それでも無理にやろうとすると、くたくたになっちゃいます。。。
> やっぱり、頑張ってやってみた方がいいんでしょうか?

無理をすると、疲れちゃいますよね。
そうすると「疲れた」=「怖いから」という風に、苦手意識の方が強調されてしまいますよね。
それよりも、針も包丁も、大好きな裁縫やお料理の”役に立ってくれてるんだな~”、
”楽しませてくれてるんだな~”っていう目で見てあげるといいかもしれません。

> もう、いろんなところでそういう悪循環してるかもしれないです。。。(T_T)

> なんかその感覚わかる気がします。
> 外を歩いていたり、人の目を意識したりしてるときって、ちょうどそんな感じ
> なんです。
> この状態で、歩くとこわいですね。何かやったら、失敗しますよね。。。

針も、包丁も、そして人や人の視線も、実はこの「失敗したら・・・」って思ってしまうことが、
「こわい」に結びついているんです。
裁縫で失敗したら痛いし、お料理も失敗したら手を切っちゃいますよね。
人前でドジを踏んでしまったら、笑われるかもしれないし、怒られるかもしれない・・・
だから、心の中で予防線として「失敗したら、どうしよう?」って思うんだけど、
そう思えば思うほど、心の中で失敗した時のイメージや感覚が強調されてしまって、
「イヤだ~、こわい~!」になっちゃうんです。

> 「こわいからこわい」っていいつのって、人を怒らせたり、辟易させちゃう
> ほどです。。。(>_<)

失敗しないように、って張ってる予防線が、かえってそういう事態を招いてしまうんですね。

> 「症」とかつくと、病気というか、マイナスな感じとか、すごい重いことのように
> 感じてしまいますね。実際、そうだったし。。
>
> なんだか、気持ちが楽になったっていうか、安心したっていうか、そんな気が
> します。。。ありがとうね。(^^)

それはよかったです。
深刻になってしまうと、よけいに悪循環になっちゃいますからね。
気楽になってみましょう。

> 自意識過剰ってことでしょうか?
> それも、マイナスにとらえすぎるから。。。?

というよりも、たとえばお料理だと、出来上がったおいしい料理よりも、包丁に、
裁縫だと、作ったものよりも、針に、
という感じです。
自分がしていることよりも、心の中の失敗してしまった時のイメージや「痛い」っていう感覚の方に目がいってしまっているような感じでしょうか。

>>「こわい」といっぱい感じる蛍さんは、実は、裏を返せば、
>>「うっひゃ~、楽しい~!!」と感じることが出来る人でもあるんです。
>
> そうなんですか?
> だったら、うれしいです。(^^)

針は刺さると、チクっとするぐらいだけど、それがとっても恐く感じてしまうぐらい、
蛍さんは感受性や想像力が豊かなんです。
じゃあ、その感受性や想像力を楽しい方に使えると、とっても楽しいし、
友達も楽しませてあげることだって出来るんですよ。

> はい。。。
> 一瞬、「こわい」と言いそうになりましたけど。。。(>_<)

私たちは、実はこわいの大好きなんです。
ジェットコースターやバンジージャンプがこの世に存在するのも、
”こわい、でもおもしろい”の「おもしろい」が好きだからなんですね。

蛍さんの「こわい」には、楽しみやおもしろさが隠れています。
見つけてくださいね。

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