会社のこととやりたいこととのハザマで

相談者名
チャイ
はじめまして。
チャイと申します。
今、いろんな事が頭の中を渦巻いてどうしていいかわからなくなっています。
まず、会社の事。
仕事自体は嫌いではなかったのですが、どこにでもある悩みといいましょうか
人間関係がうまくいかなくなってきてからというもの、仕事も頑張れなくなり
そして会社以外でのプライベートな時間までも楽しみを見出せなくなってしまいました。元々、自分の意見や希望を言うのが苦手で、『言う=わがままを言っている。』
っていう気持ちになってしまい、『わがままはいけない。自分が少し我慢すれば・・・』
とつい自分を抑えてしまう癖がついてしまいました。
周りの人たちが思いやりのある人たちだった頃はそれでも良かったんです。
でも、今はみんな自己主張の強い人たちばかりで・・・
大変なのはみんな同じはずなのに、口に出して『大変!大変!』言ってる人は
同情されて、私みたいに表に出せない人は別に大変じゃないんだって思われる上
楽してるって思われてるようで・・・自分でも、自分は一番楽しちゃってるのかなって
引け目を感じちゃったり・・・でも残業時間とか考えるとそんなことないんですが。
そんなことが続くうち、自分にどんどん自信がなくなって
会社の人としゃべるのもしんどくなり、目もあまり合わさずいつもうつむいて歩いたり。
こんな自分がいいわけないのはわかっていても、もうどうしようもありません。
自分なりにいろいろ努力をしてみたつもりですが・・・駄目でした。
ただ、私はもう30を過ぎていて、結婚もしていないしその予定も全くない状態。
こんな私は会社を辞める資格すらないんでしょうか?
確かに就職は厳しいだろうし、まして30過ぎてる女性ならなおさら厳しいと思います。
会社は遊びに行くところじゃないから楽しくなくて当たり前って意見もわかります。
生きてくためにはそういう状態でだって働きつづけなきゃだめだって親は言います。
確かに私は甘いんだと思います。
でも、お金だけもらえてれば自分の感情がなくなるような状況でも構わないって思えないんです。
生きてる以上、楽しい事を見出して生きていきたいんです。
親にしてみたら、結婚するまでいまの会社で働けばいいって思ってるようですが
今のままでは結婚などできないような気がします。
自分に自信が持てないし、好きじゃないんです。
こんな自分を好きになってくれる人なんかいないだろうし
例えいたとしても、自分への自信のなさからその人の気持ちを信じられなくて
疑ってばかりで・・・そんな状態でいい関係が築けるとは思えません。
一生、ひとりかもって思う事すらあります。

実は今やりたい事があるんです。
会社を辞めて料理関係の学校に通いたいんです。
卒業後、それを生かした仕事につければ一番いいんですが
絶対の保障があるわけではないので、
会社を辞めて学校に行く事を周りもあまり賛成してくれません。
私もいろいろ悩みましたが、今のままでいるよりはずっといいと
思うところまで来ています。
先のことが分からないのは、どこにいても一緒だと思うんです。
ただ今のままうだうだしているより、苦労するかもしれないけど
思い切って飛び出しているのもいいんじゃないかって。
そしてやり遂げたことで自分にも自信がつくんじゃないかって。
でもこれって現実逃避なんでしょうか?
やっぱり私は甘いんでしょうか?

(あまり、文章力がなくて読みづらい文章になってしまって申し訳ありません。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。)

カウンセラー
長谷川みゆき
こんにちわ。長谷川みゆきと申します。
回答お待たせ致しました。

チャイさんとても素敵な夢をお持ちですね。
新しく何かを始めようとする時、今自分が置かれている環境を変えようとする時って、も
のすごい不安が出てくるものです。
これはチャイさんに限らず、皆が感じる<変わることへの恐れ>ですから、あまりご自分
を責めないであげて下さいね。
100パーセント自信を持って取り組める人って、そうそういないんじゃないかな。

チャイさんは、どうにか夢を形にしたいと思った今、自分の周りには沢山の障害があるこ
とに気づいてしまったんですね。
自分の性格、年齢、人間関係、ご両親・・・
確かに頭の中が渦巻いてしまって当然です。

チャイさんの素敵な夢ですもの、より良い自分になってチャレンジできるよう一緒に見て
いきましょうね。

> 元々、自分の意見や希望を言うのが苦手で、『言う=わがままを言っている。』っていう気持ちになってしまい、『わがままはいけない。自分が少し我慢すれば・・・』とつい自分を抑えてしまう癖がついてしまいました。

そうでしたか。
いつもいつもチャイさんが一歩も二歩引いて、我慢されてたんですね。
では何故、チャイさんは我慢してしまう癖が身についてしまったんでしょうね。
何故、『言う=わがままを言っている。』なんでしょうか。
いつ頃からわがままをいわなくなったんでしょうね。

もしかするとチャイさんの過去に、『言う=わがままを言っている。』そう感じてしまう
何らかのキッカケがあるのかも知れませんね。

ここである女の子のお話をしましょう。
幼い女の子は、いつもお仕事で疲れて帰ってくる大好きなパパに、とっておきのプレゼン
トをしようと一生懸命何やら折り紙で作っていたんです。
それを大好きなパパに渡した翌日、悲しいことにそのとっておきのプレゼントはゴミ箱に
入っていたんです。
それを見た幼い女の子はどう感じたと思いますか。
「パパは私の事を愛してないんだ・・・」
「もっといい子になんないと愛してもらえないんだ・・・・」って、小さなハートを痛め
たんです。大好きなパパに拒絶されたと誤解してしまったようです。

人は拒絶されたと感じた時、<自分は無価値な存在なんだ>と思ってしまいます。
「もっともっと頑張らないと、誰からも愛してはもらえない」とも思ってしまいます。
そして、幼い頃はそのまんまの自分で愛されていると誰もが感じていたのに、これを境に
悪い子の部分を隠して、良いこの部分だけを表に出すようになるんですね。
あの幼い女の子のように、誰かを喜ばそうと必死に良い子になるんです。

では、もしも?
チャイさんがあの幼い女の子のように、その昔何らかのキッカケでハートを痛めていたと
したらどうでしょう。誰かに拒絶されたと感じていたとしたら・・・
チャイさんは、誰を喜ばそうとしていたんでしょうね。
誰に認めてもらいたいと思っているんでしょうね。
もしかすると、チャイさんの我慢してしまう癖のルーツが隠されているかもしれませんよ。

> でも、今はみんな自己主張の強い人たちばかりで・・・
> 大変なのはみんな同じはずなのに、口に出して『大変!大変!』言ってる人は
> 同情されて、私みたいに表に出せない人は別に大変じゃないんだって思われる上
> 楽してるって思われてるようで・・・自分でも、自分は一番楽しちゃってるのかなって
> 引け目を感じちゃったり・・・でも残業時間とか考えるとそんなことないんですが。
> そんなことが続くうち、自分にどんどん自信がなくなって

人は、無価値感から悪い子の部分を隠して禁止してしまうんです。
チャイさんは、職場の人達に対してみんな自己主張が強いと感じてるんですよね。
チャイさんの目から見てそう感じるんです。
でも、他の人の目から見るとチャイさんとはまた違ったように見えたりするんですよ。
これは、禁止すればするほど他人にその禁止した内容を映し出して見てしまうんです。
チャイさんが自己主張を自分に禁止を解いて許したとき、他人の自己主張はもう気になら
なくなるという訳なんです。

> そしてやり遂げたことで自分にも自信がつくんじゃないかって。

そうですよね。自信を持つことってとても大切なことですよね。
ですが、ここでのチャイさんの<やり遂げた=ゴール>って何処にあるんでしょうか。
学校に通われて、仕事に就いて、沢山苦労して・・・
なんだか、また延々と頑張る必要が出てきそうな感じがしませんか。
これでは、またチャイさんの自信には繋がりにくそうですよ。
もしかするとチャイさんは「自信さえ手に入れば、私は幸せになれるはず。」って思われ
ているのかも知れませんね。でも、なかなか手に入らないんです。

自信って資格や経験から手に入るものも沢山あると思いますが、もっともっと大切なのは
、自分を信じて上げてこそ自信に繋がると、私は思います。
自分を信じて上げられないと、心にポッカリと穴が開いて、その穴埋めをしようと資格を
何個も何十個も取らざる負えくなるんです。
そう「こんな私では愛してはもらえないから」って、そんな罠にハマッテしまうんです。

> でもこれって現実逃避なんでしょうか?

チャイさんは、今必死に変わろうとされているんだと思いますよ。

> やっぱり私は甘いんでしょうか?

いいえ、私はそうは思いませんよ。
チャイさんは、愛を手に入れる為に更に必死に頑張ろうとしているんです。

資格は自分を守る為の鎧のようなものだとしたら、身につける度にどんどんと重たくなっ
ていきますよね。
チャイさんのハートをどんどん癒して、内面を磨いてはいかがですか。
チャイさんがご自分を好きになれるよう、そして夢が叶うよう心から応援しております。

長谷川みゆきでした。

この記事を書いたカウンセラー

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