仕事(ビジネス)の心理学6~リーダーのポジションと許し~

リーダーになるってなんか苦手・・・そう思う方にお勧めの講座。

そう思うのには訳があるんですね。リーダーになることへの抵抗感を克服する方法をご紹介します。お仕事に、お友達関係にお役立てください。

●リーダーになることって、いいことのはずですよね?●

リーダーになることって、世間一般的に見ると、悪いことではないはずですよ
ねぇ?

むしろ名誉なことのはず。
すばらしいことのはずですよねぇ。

「リーダーやってね」となると、
「まかせてください」と、張り切る人がいます。
「やったー」と認められた嬉しさに喜ぶ人もいます。

それなのに、逆に、「え・・・」となる方もいます。
リーダのポジションにたつことに、なにか、抵抗感を感じるのです。

そんな感覚があると、リーダーのポジションに立つことを、
潜在意識的に避けていきます。

そんな抵抗感は、仕事でのリーダーのポジションに着く時にでてくるとは限り
ません、友人関係で、でてくる場合もあります。

友人が集まって遊ぶと、その数人の中でリーダーのポジションができます。
カラオケや、旅行や、キャンプで、「じゃあ、次ここにいきましょう」
そうやって、みんなを引っ張っていくようなポジションです。

リーダーのポジションを避けていることを意識していないこともありますが、
結果的にみると、仕事、プライベートで、リーダーのポジションにつくことを
避けている場合があります。

意識的にはリーダーのポジションにつきたいと思っているのに、
潜在意識的にはリーダーのポジションを避けている場合があるのです。
そうすると、当然のようにリーダーのポジションにつけない現状がでてきます。

でも、リーダーになることは、皆から評価されているとか、人望があるとか、
よさそうなことのはずなのに、なぜリーダーになることに、抵抗感がでちゃう
んでしょうね。

●リーダーシップへの恐れ●

カウンセリングで、その抵抗感を詳しく探っていくと、
その抵抗感の正体が“恐れ”という感情であることが少なくありません。

リーダーになると下のものから攻撃されるかもしれない、という恐れです。
不満を言われたり、攻撃されたり、ニーズをぶつけられてしまうのではないか?
そんな感覚が恐れとなり、リーダーのポジションにつく事への抵抗感になるよ
うです。

ではでは、更に、なぜ?という疑問が出る人もいるのではないのでしょうか?
そう、なぜ、「そんな恐れがでてくるの?」という疑問です。

リーダーのポジションを“上”という言い方に変えて説明したほうが、
説明が分かりやすいかと思いますんでリーダー=上、リーダーの下のポジショ
ン(部下、後輩、子ども)を“下”という表現で説明させていただきますね。

リーダーになると、下のものから攻撃されるかもしれないという恐れは、
言い換えると、“上”なると“下”のものから攻撃されるかもしれないという
恐れということになります。

なぜ、上になると、下から攻撃される感じが、するんでしょうねぇ?

下の立場の時、上の立場を攻撃した経験があると、
自分が上の立場の者に攻撃的な感情を持ったように、
自分が上の立場にたった時に、下から攻撃的な感情を向けられてしまうんじゃ
ないかという、投影の心理が働き、恐れの感情を作ります。

この恐れの感情が強ければ強いほど、
自分が上の立場に攻撃的な感情を持っていることを示します。

この攻撃的な感情を持っている上の立場というのは、
親だったり、上司だったり、先輩だったりします。

これは今の親に攻撃的感情を持っている場合もあるし、子どもの頃持った
親への攻撃的感情だたりします。
同じように、上司や、先輩へ、今持っている攻撃的感情だったり、
昔持った上司や先輩への攻撃的な感情が、心の中に残っている場合に起こりま
す。

●リーダーになる為のチャレンジ●

リーダーになる恐れがある場合、上の立場の誰かに、攻撃的な感情を持ってい
るのかもしれませんね。
そういう目で、攻撃的感情を持っている誰かを、探って見られてはいかがでしょ
うか?

そうすることで、リーダーになることを阻む、攻撃的感情と向かい合う一歩目
がきれると思います。
怒りという感情かもしれないし、うらみつらみかもしれません、傷つけられた
悲しみも一緒に持っているかもしれませんね。

その感情を抱いている誰かを許すことがテーマになってきます。

攻撃的な感情を持っている上の立場の誰かを許すことができると、
自分が上の立場になることの恐れ(抵抗感)が無くなります。

そうすることで、リーダのポジションにつくことができます。

リーダーのポジションに憧れはあるのに、知らず知らずのうちに(潜在意識的)
リーダーのポジションを避けている感じがする方は、特に一考の価値がある、
テーマだと思います。

攻撃的な感情を向けている誰かを、許さなければ“ならない”ということは、
ありません。

しかし、許すということに、チャレンジすることのメリットは、
大きいと思います。
ですから、僕はチャレンジをお勧めしたいです。
そして、チャレンジする気持を応援したいと思います。

そうすることで、仕事のリーダー(出世)や、友人たちの中心にいるような、
人になることに近づいていけると思います。
それは、とってもステキなことだと思いますよ。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。