モチベーションの心理学(2)~“好き”こそが情熱の源~

モチベーションを上げようと頑張っても、それは感情でもあるのでなかなか思うようには行かないものですね。

しかし、その一方で大好きなものには勝手に情熱を感じてしまう、という特徴を私達は持っています。そうするとモチベーションの上がらない仕事であっても、そこにあなたなりの「好き」を持ち込むことで見方を変えることも可能なのです。

●好きなものには勝手に情熱が湧き出てくる

しかし、そもそもモチベーションというものは、何とかしないと出てこないものなのでしょうか?

本質的にはそうではないんですよね。

私達は「好き」なものには勝手に情熱を感じます。オートマティックなんです。

子ども達は何かに夢中になると、寝食を忘れて、そこに没頭します。
ドラクエ好きなあなた。夜を徹して夢中になってしまったこと、一度や二度ではないでしょう?

好きなものには、勝手に情熱が湧き出し、そして、高いレベルのモチベーションを作ることが可能なのです。

とはいえ、「ドラクエはゲームだから」と思うでしょう?
ところが、成功したビジネスパーソンの多くは「ビジネスはゲーム」、いや、「人生はゲーム」とよく表現しているのを聞いたこと、ありませんか?

実際、カウンセリングの中では「嫌な仕事をゲーム感覚で取り組むことができたら、楽しみが見出せます」なんて話をすることもあるのです。

しかし、好きなものであったとしても、「犠牲」「我慢」「罪悪感」「無力感」「無価値感」などによって、その「好き」が薄められてしまうこと(抑圧されてしまうこと)も少なくありません。

そうすると、好きで始めた趣味が3ヶ月で嫌になったり、大好きなはずの仕事に疲れてしまったりもするのです。

「好き」というのも、やはり感情です。スイッチ一つで動くものでもありません。

大好きな人のためだとしたら、大好きなアーティストのコンサートがあると思えば、来週から大好きなハワイに行けるとしたら、退屈だったはず仕事もワクワク感でいっぱいにできます。
そして、得てしてそういうときは仕事の効率が上がるばかりか、成績だって上がるはずなんです。

仕事に関するモチベーションを上げるとき、直接的にその仕事を好きになるのもぜひチャレンジしていただきたい方法ですが、間接的に別なもので情熱を作り、それでもって仕事に生かすのも一つの手なんですよね。

例えば、あなたが恋をしてるとしたら、「彼女のためにもっといい仕事をしよう」とやる気になることはできるでしょう。
そうすると、彼女に褒めてもらいたくて、喜んでもらいたくて、嫌な仕事だってぶつかってやり遂げることもできるようになります。

すると、今まで見えなかった仕事の価値や魅力が改めて分かってくることもあるのです。

というのも、見方を変えれば感じ方も変わるわけで、今まで「嫌だなあ」というチャンネルで見ていた仕事も、「彼女のために!」というチャンネルに変えたら、やっぱり景色は変わるんですよね。

意外な楽しみや喜びを取り入れることもできるのです。

モチベーションが上がらない現場に、あなたなりに「好き」を持ち込んでみませんか?

 

>>>『モチベーションの心理学(3)~感情的メリットを探す~』へ続く

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