アカウンタビリティ(責任の概念)(3)~成長すること~

私達の前には乗り越えられない問題はやってきません。

ベストを尽くすことによって、成長し、乗り越えられる問題しかやってこないのです。しかし、その一方で、乗り越えられた結果は自分が予想していたものとは異なる可能性も秘めているのです。
さらには、問題を乗り越える方法は自分の頭の中にあるのではなく、どこかからか受け取る必要があるものなのです。

●問題から学び、問題を解決できるくらい成長すること

私達の前には「解決できない問題」はやってきません。

どんな問題でも乗り越えられるのです。

ただ、簡単にできてしまうとしたら、それは問題となりえませんから、あなたの前に提示される問題は、今のあなたが更に成長したときにクリアできるものと言えるのです。

例えば、日本で育ち、日本で大人になった人にとっては、この文章を読むことはさほど困難ではないと思います。

でも、ずーっと昔、あなたが3,4歳だった頃はどうだったでしょうか?
ひらがなは何とか読める・・・でも、漢字が読めない・・・。
だとしたら、この文章を読むことは大問題になるわけです。

でも、その後、学校などで漢字を学んでいくうちに、この問題は解決していきますよね?

「今すぐに」は無理でも、成長さえしていけば乗り越えられるようになるのです。

ただ、その解決方法や解決の結果が、自分の期待通りになるかどうかは・・・分かりません。
むしろ、予想外の解決方法や、意外な結果がもたらされることの方が多いかもしれません。

ちょっと想像してください。
あなたは今、山登りをしています。雲間に山頂が望まれ、そこからの眺望を楽しみに、さらにワクワクして登り続けるとします。
さて、実際に山頂にたどり着いたとき、そこから眺められる景色は、先ほど道の途中で想像した景色と果たして同じものでしょうか?
初めて登る山だとしたら、けっして同じ景色は想像できなかったと思うのです。

さらに、あなたは目の前に広がるパノラマが思っていた結果と違うからといって「違う!ここは山頂じゃない!」と否定されるでしょうか?

そんなことはしませんよね?

だから、あなたが成長して問題を解決した結果は必ずしも思い通りにならなかったりするものなのです。
でも、そこから望む景色は大変素晴らしく、ここに至るまでの道やプロセスを大いに承認してくれるものでもあるのです。

さて、どうしたら問題が解決できるほどに成長できるでしょう?

もちろん、プライドや意地、見栄などは横において、謙虚に、素直に学ぶことが大切なのですが、ここで大切なポイントがあるんです。

それは「その方法は自分の頭の中にはない」ということ。

だから、どこから調達しなければいけないんですね。(すなわち“受け取る”ということなのです)

本を読むこともそうですし、ネットで検索することも役立つでしょう。
また、セミナーに参加して知識を吸収することも効果的だと思いますし、また、友だちや仲間に相談する、というのも大切なこと。

一人でうーん、うーんと唸っているだけでは成長は鈍化してしまうのです。

もちろん、一人で考えるな!と言っているのではありません。
一人でやるよりも、誰かとやる方がお得で早いのであれば、その方がいいのでは?という提案です。(時には一人で頑張らなきゃいけない側面もありますから)

問題を抱えることは恥でも惨めでもありません。
あなたが成長する機会が与えられたと思えば、素晴らしいこととも言えるのです。

さて、そうすると「問題」って一体なんでしょうか?

それは私達を成長させるために与えられる課題であり、恩恵ではないかと思うのです。

どんな問題も必ず乗り越えられます。
自己否定も、焦りも不安も要りません。
ただ成長する機会が与えられただけなのかもしれませんね。

>>>『アカウンタビリティ(責任の概念)(4)~恩恵~』へ続く

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