会話に疲れてしまう心理~あなたの本当の気持ちに目を向けてみよう~

私達の悩みというのは、ほとんどが人間関係から起きていると言っても過言ではないでしょう。

人間関係が、円滑でないとき、多くの方が他者との関わりを変え問題を解決しようと試みますが、相手のあることですから、すぐに結果が出なかったり、思うように行かないことも多く、やがて疲れ果ててしまいます。。早くラクになりたいという思いから、外の世界を変えようとするのですが、行き詰まった時こそ、焦らずにあなたの感情に焦点を当て、「あなたの本当の気持ち」を思い出すときなのかもしれません。

内面を見つめ、あなたの観念を変えることで、外の世界にも徐々に変化が表れてきます。今回の心理学講座では、問題を通して自分自身の感情と向き合うことの大切さをお伝えさせていただきます。

◎リクエストを頂きました◎
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メルマガをよく拝見しています。ささやかですが、知りたいことがあるので投稿させていただきます。
人と会話をするとすごく疲れてしまうことがあるのですが、なぜでしょうか?無意識に無理をしているのでしょうか?疲れると何も言いたくなくなってしまいます。
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●人間関係によって見えるもの(自分のパターンを知る)

カウンセリングをさせて頂いていて感じることは、私達の、ほとんどの悩みが「人間関係から起きている」と言っても過言ではなく、多くの方が人との関わりについて悩み、ストレスを溜め、疲れて果ててしまっているということです。そんな時、ひとりの世界に篭った方が、どれだけラクだろうと思うのではないでしょうか?
ただ、現代社会を生きていく上で、周りとのコミュニケーションが必要不可欠であることは、みなさん周知の事実でしょう。その一方で、多くの人と上手にコミュニケーションを取り、ストレスを感じない人間関係を築いていらっしゃる方もいます。

まず、始めにコミュニケーションに自信がないという方に、ご提案させて頂きたいのは「人間関係=ストレスを感じるもの」「コミュニケーションを上手く取れない自分はダメ」などとネガティブに捉えるのではなく「どうして人と会話をすると、こんな反応をするのだろう?」「なんで、ガマンしちゃうのだろう?言いたいことを言えず無理をしてしまうのだろう?」と、ご自身のコミュニケーションのパターンを振り返り、見つめる機会にされたら良いということです。

これだけ個性豊かな人々がいる中で、コミュニケーションも人によって違っても良いと思うのです。喋り上手の方、聞き上手の方など、いろいろなスタイルがあって良いのですよね。ただ、ご相談者の方のように、会話をする度に疲れてしまうとなれば、誰とも関わりたくなくなってしまいますよね(><)

●疲れてしまうとき(犠牲をやめると意識する)

では、なぜ、疲れてしまうのでしょうか?

>人と会話をするとすごく疲れてしまうことがあるのですが、なぜでしょうか?無意識に無理をしているのでしょうか?疲れると何も言いたくなくなってしまいます。

こう書いて下さっているように無理をしていると私達は疲れやすくなります。その疲れがエネルギーを出し切った疲れなら、心地良いものになりますが、無理をし、自分を犠牲にして蓄積された疲れとなれば、本当に「何もしたくない」という、気だるさだけが残るでしょう。

ですので、まず「犠牲をやめる」と意識するだけでも、疲れは大幅に軽減されるでしょうし、ご自身に「決して無理をしなくてもいい」と許可を与えてあげることで、義務感や犠牲心からも解放され、あなたの心が自由になっていくのを感じられるでしょう。

●あなた自身を気遣う(あなた自身を認める)

無理をしてしまうということは、裏を返せば、それだけ「相手に気を遣えるあなたがいる」ということにもなります。その様な、あなたの行為を少しポジティブに捉えてあげてもいいと思うのです。もちろん気を遣いすぎると、疲れてしまいますが「気を遣えるやさしいあなた」がいて、そのあなたが「言いたいことも言える」ようになれば、そんなあなたのコミュニケーション能力は無敵でしょう。

・どんなに小さなことでも、認める

自信がない時、私達は自分を抑え、無理(犠牲)をしてしまいますが、そんな時こそ、あなたの今、出来ていることや良い所を、どんなに小さなことでもいいので探してみましょう。その数が増えていけばいく程、あなたがあなた自身を認める力が付き、おのずと自信も湧いてくるでしょうし、その自己概念が必ず、犠牲をせずに自己表現できるキッカケを作ってくれるでしょう。

・あなた自身を気遣う

そしてガマンし耐え続けてきた、あなたをあなた自身が一番に気遣い、心の会話をしてあげてほしいのです。

「何でそんなにガマンしているの?」
「本当はどんな話がしたいの?」
「どんな話が得意だったっけ?」
「何か怖いものがあるのかな?」

そのように、あなたがあなたの心に声をかけ、耳を傾けてあげることで、あなた自身のコミュニケーションを大切にすることができます。その様に自分自身にやさしく語りかけ、心の対話をすることで、犠牲のパターンに、はまる前の無邪気なあなた、無理をしていないあなた、本当のあなたと再会することができ、その頃の「素直な気持ち」を思い出せるでしょう。

そして、あなたが本当にしたかったコミュニケーションにも気付くことが、できるでしょう。

●あなた自身のコミュニケーションを思い出せたとき...(勇気を出す)

思い出したら、あとは、ほんのちょっとの勇気を振りしぼり、あなたの素直な思いを今、目の前にいる人の前で表現してみましょう!語りかけてみましょう!

コツは「あなたに優しくしてくれる人から始める」ということです。最初はあなたを温かく、やさしく迎え入れてくれる相手(初級者向け)から始め、徐々にあなたの苦手な人(上級者向け)にチャレンジしていきましょう。

あなた自身とのやさしい会話で培い、素直な気持ちを思い出せた、あなたのコミュニケーション能力があれば、あなたに無理をさせず、どんな人の前でも、自然体に振舞わせ、いずれきっと、自由を感じながら軽やかに会話をすることも可能でしょう。

あなた自身があなたを大切にし、ご自身と心のこもった会話をすることで、それが外の世界にも反映し、きっと、あなたの心も相手の心も弾むようなコミュニケーションを手に入れることができるでしょう。その日が来ることを信じています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

土肥 幸司

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。