自分自身どうしたら

相談者名
くろママ
はじめまして。
いつも皆さんのご相談を自分と照らし合わせて読ませて頂いています。

今回御相談したいことは自分の気持ちの切り替えが出来ないことです。

私には同い年の義理の妹がいます(お互いに嫁さん同士)
私と彼女は性格が真逆で、彼女は明るく社交的で友人も多く、自分の考えををしっかりと持ち、バリバリと自分の言いたい事を言い、やりたいことを実現していく人です。
また、甘え上手です。(義母と実の親子のように仲が良い)

かたや私は、内向的で他人と親密になるのがなかなか出来ず、仲良くなるのにとても時間がかかります。(人に利用されるのではないか・・・と考えてしまう)
人にものを頼むのも抵抗があり、甘えることにものすごく抵抗があります。(義母にも義妹のように甘えられない)
自分自身が無く、他人の意見に流されやすい性格です。(義妹からもここまで自分がない人は初めて見た!と言われました)

そんな自分の性格に劣等感を持ち、義妹に対して嫉妬や妬みの気持ちが渦巻いてしまいとても苦しいです。(主人からも義妹と比べられることもあり、とても辛いです。)
最近はその気持ちがエスカレートし、目の前からいなくなって欲しい、何処かへ行ってほしいと思うまでになりました。
そんな自分を相手に悟られたくなくて、自分の劣等感を感じたくなくて、相手と関わりたくないと思い、極力接点を持たないようにしています。
大人げない行動だとは十分理解していますが、感情がついていかないのです。(相手も極力私とは接点を持たないようにしていますし、こっちには興味なし(いてもいなくても一緒)というスタンスで接してきます)
さらに、社交的な彼女に対し恐怖感(地元にも知り合いが多く、変な噂が流されたら・・・と考えてしまう)もあり、なぜ同じ人間なのにこんなことまで感じてしまうのか自分がすごく情けないです(小学1年から6年までいじめにあい、クラスみんなから無視されたりからかわれたりしました)

また、相手の子供が自分の子供より優秀だ・・・と感じてしまいます。
その気持ちは言葉には出さないものの態度に出ていると思いますし、子供達も感じていると思います。(子供たちの気持ちを思うと申し訳ない)

自分を追い込まずに済むよう、アドバイスが頂けたら大変うれしいです。

カウンセラー
池尾昌紀
くろママさん、こんにちは。
池尾昌紀と申します。
ご相談、ありがとうございます。

はじめに、ある姉妹の話をさせていただきたいと思います。

その姉妹は、幼い頃から両親が共働き等で忙しく、
親に愛情をかけてもらった記憶がありませんでした。

姉は内向的で、おとなしく静かなタイプで、
自分の意見を強く主張したりせず、人の意見を聴き、
自分の気持ちは抑えても、なるべく周りのみんながうまくいくよう
に調整を
するような性格でした。

一方、妹のほうは、社交的で明るく元気。
自分の意見はどんどん主張し、周りをまきこんでいくような性格でした。

同じ両親の元に育ったのに、二人はまったく正反対な性格です。
けれども、その根本にあるものは共通していました。
それは、両親から愛情をもらえなかったという思いから、
「自分は愛されない存在なんだ」と思っていることだったのです。

姉が自分の気持ちや行動が内向きに向くのは、自分は愛される価値
がないのだから
外に思いを出したり動いたりするのは、申し訳ない、はずかしいと
いう思いから
発生しています。

逆に、妹が社交的なのは、自分は愛される価値がないことを認めた
くない、
感じたくないから、それを打ち消すように、しゃかりきになって、
明るく元気に振るまってしまうところから発生しています。

姉は、社交的で明るい妹をとてもうらやましく思っています。
けれども、内向的なので、それを口に出す事ができません。

妹は、内向的で静かな姉を、もっと元気を出せばいいのに、といつ
も思っています。
けれども、本当は、そんな姉を見ていると、自分の中の弱い部分を
見つけてしまう
気がして、いたたまれなくなっていたのです。
一生懸命、妹は隠してきたのです。自分の本当の弱さ、孤独、愛さ
れない気持ちを。
けれど、姉を見ていると、それが無意識に出てきてしまう気がする
のです。

まさか、その心の内が、どちらも「自分は愛される価値がない」
という辛い思いをもち、いつも自分を責めているなんて、
お互いも、周囲の人も思っていません。

けれど、同じ苦しみを抱えているのです。
どちらも、とてもとても孤独で、弱くて、寂しくてしょうがないのです。

くろママさん。
この姉妹の話をどう思われますか?
もし、あなたと義妹さんが、この姉妹と似ているとしたら。
お二人が、実は、心の底では同じ悲しみを持っているとしたら。

ある人をどんな人間か判断する時、周りの人は、その人の普段の言
動から、
その人のイメージを作ります。
明るい振るまいの人の心は明るく
静かな振るまいの人の心はおとなしい

けれど、心の中が振るまいどおりであるとは限りません。
僕の経験からすれば、言動と心の中が違っている人のほうが多いと
感じるくらいです。

そして、正反対な二人が出会ったとき、その振るまいが反対であるが故に
相手のことを苦手に感じたり、嫉妬したりすることがありますが、
実は、それは、お互いがお互いについて同じように感じている、と
いうことが
あるのです。

一度、そうした視点で、ご自身と義妹さんのことを見てみてください。
何か大きな気づきがあるかもしれません。

もうひとつ。
自分の意見がなく、いつも他人に流されてしまう
というタイプの方は、実は、隠れた才能をお持ちの方が多いと
僕は今までのご相談の経験から感じるようになりました。

それは、「感受性の豊かさ」です。
こういう方は、その感受性が豊かなために、
周りの苦しみや悲しみを敏感にキャッチしすぎてしまい、
まるで自分の苦しみのように思ってしまいます。

もちろん、それは自分が持っている傷が原因でもあるのですが、
それ以上に、周りの人の感覚をキャッチしてしまうのです。

そうした人は、「人を助けてあげられる」力を持っているように思
います。

自分が傷ついた経験を持っていなければ、人の苦しみはわかりません。
そして、その苦しみを敏感にキャッチすることができれば、
その人の苦しみをより理解してあげることができます。
実は、カウンセラーになっている人の中には、こうしたタイプの方
がいるのです。

くろママさん。
もしかしたら、あなたは、家族を救うことができる人かもしれない
のです。
この視点でも、ご自分や家族のことをもう一度見てみてください。
何か大きな気づきがあるかもしれません。

何か気づきがあるようでしたら、是非、一度、カウンセリングサービスの
カウンセリングをご利用ください。

カウンセラーは、きっと、あなたに必要なお話をご提供できると思
います。
みんな、それぞれの道で、同じ思いをしてきた仲間なのですから。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。