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Lecture.835-4

困った男を学ぶ(4)〜問題を大まかに切り分けてみる〜

講師:大門昌代

人は簡単なタイプ分けで分類できるほど、単純な生き物ではありません。とても複雑な心の仕組みを持っていて、人それぞれ違いもあります。ですから困った男対策として、タイプ分けをして対策を練るということで、問題を解決できるほど、簡単なことではないのです。
ですが、大まかなタイプ分けをすることで、その対処方法や、相手を理解する手がかりをつかむことができるようになります。
まずは、相手を理解してみることが、問題解決の糸口につながっていくのです。

Keywords
オレ様 頼りない 浮気 無価値観 罪悪感 
今回の心理学講座では、困った男とは、女性にとって困ったことを引き起こす男性とさせていただきます。
とはいっても、女性にとって「困った」と感じる行動は様々ですので、代表的なものを例にとってお話しさせていただいてきました。

シリーズ最後の今回は、その問題行動の切り分け方と、対処方法についてお話しさせていただきます。

困った男に限らず、私たちが問題を抱えるとき、その原因を突き詰めていくと、必ずといっていいほど、罪悪感と無価値観という感情にいきつきます。
罪悪感と無価値観というのは、誰もがもっている感情なのですが、これらの感情が強ければ強いほど、様々な問題を作り出してしまいます。
困った男によって、繰り出される様々な問題行動を、その原因が罪悪感からなのか?はたまた無価値観からなのか?という大まかな切り分け方をしてみると、彼らのことを理解しやすくなりますし、理解できれば、その対策もわかりやすくなります。

もちろん、人間の心というのは単純なものではありませんので、あくまでも「大まかな切り分け」をしてみるということであって、これですべてが理解できるというものではありません。

◆罪悪感とは
罪悪感というのは、「私は悪い人間です」という感情です。また「私はできることをしていません」というのも罪悪感ですし、「私は毒である」という思い込みも罪悪感です。
罪悪感が強いと、「罰せられる」「許されない」「愛されない」「愛する資格がない」「嫌われる」という思いが強くなります。
愛するものを、毒してしまうような、傷つけてしまうような恐れというものをもってしまうこともありますので、愛するものほど遠ざけてしまうような言動をとります。
「俺は悪い人間だから、愛される資格がない」とか「愛する資格がない」という思いが根っこにあり、愛されないような態度や、愛する資格がないことを証明するような言動をとってしまいます。
加害者側になることが多く、周りの人を被害者にしてしまいます。被害者側は、「私の力がないばかりに、この人に悪いことをさせてしまった」と思ってしまうことも少なくありません。
◆罪悪感タイプへ対応
罪悪感は、「俺は悪い人間である」というのが基本的な感覚です。罪悪感が強くなればなるほど、その悪い態度はエスカレートしていきます。
罪悪感タイプへの対応としては、許しというのが必要になってきます。
とはいっても、やった悪事を承認し、受け入れなさいということではありません。相手を困らせるようなことというのは、あまりほめられたことではありませんので、その悪事を承認する必要はありません。
罪悪感タイプの人は、相手を傷つけるようなことをとてもよくします。その心理は「俺は君を傷つけて泣かせる人間なのだ。なぜなら俺は悪い人間だからだ」という感じで、相手を傷つけることによって、自分の罪悪感を強化していくのです。

ですから、対応策としては、「傷ついてなんてやらない」ということです。

◆無価値観とは
無価値観とは、「私には価値がない」という感情です。
無価値観が強いと、「愛してほしい」「受け入れてほしい」という欲求が強くなります。でも愛されると「愛される資格がない」と言ったりもしますし、価値を得ようと無理をして頑張りすぎてしまうこともあります。
被害者の立場にたつことが多く、人への文句がおおくなります。「俺が幸せでないのは、パートナーのせいである」という責任転嫁もよくおこります。
愛する価値などないと思っていますので、愛することよりも、愛されることを重要視します。

被害者側になることが多く、周りの人を加害者にしてしまいます。加害者側は、「私のせいで、この人を助けてあげられなかった」と思ってしまうことも少なくありません。

◆無価値観タイプへの対応
無価値観は、「俺は価値がない人間である」というのが基本的な感覚です。無価値観が強くなればなるほど、その価値を求める態度はエスカレートしていきます。
無価値観タイプへの対応としては、価値を与えるというのが必要になってきます。
愛される価値があるということを、根気強く伝えていく必要があるのですが、相手も強者ですので、「そんな価値はないよ」「それほど、できる男じゃないよ」という言動をとって、自分の無価値さを証明しようとします。
無価値観タイプの人は、相手に罪悪感を持たせるようなことを、とてもよくします。その心理は「こんなに俺はダメなんだよね。でも俺はダメな人間だから、自分で価値をみつけられないよ。だから君が俺の価値を見つけるべきなんだよ」と、ダメな態度をとり続けて、その責任を相手に負わせることで、より自分がダメで無価値であるという思いを強化していくのです。

ですから、対応策としては、「あなたを信頼しています」という態度です。

(完)


関連する講座へのリンク集
313.自己攻撃の心理学〜罪悪感と無価値感の《罠》〜
321-3.無価値感の心理学(3)〜無価値感が作られるプロセス〜
610-1.罪悪感の話(1)〜罪悪ってややこしい〜
741-1.ダメンズコレクターな私(1)〜ダメンズを選んでしまうパターン
741-2.ダメンズコレクターな私(2)〜ダメンズを生産してしまうパターン
741-3.ダメンズコレクターな私(3)〜ダメンズでないと困るパターン〜
741-4.ダメンズコレクターな私(4)〜どうすればいいのでしょうか?〜
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