お問合せカウンセリングサービスって?サイトマップトップページに戻る
 
Lecture.507-4 カウンセリング講座(4)〜心とイメージ〜
講師:原裕輝
心はイメージとしてたくさん情報をもっています。そのイメージをスムーズに
言葉にできないことがあります。相手が話そうとしているけどスムーズに言葉
がでてこない。そんな時はせかさずに、じっくり待ってあげる時なんですね。
心の中のイメージは人それぞれで、話し手が持つイメージ、聞き手が持つイメ
ージも違います。できればこのイメージをあわせて話を聞かせてもらいたいも
のですね。
Keywords
イメージ 言語 レッテル 決めつけない 尊重

●心とイメージ

まずはカウンセリングのお話というよりも、心のお話からさせていただこうかと思います。

私たちは現実の経験を心で捉えていますね。

例えば、背の高い人と10分ほど話をしたという経験があったとします。
その経験を人に話すときは、心の中にある記憶をひっぱりだしてきて話しますよね?

話をする為に記憶の中からひっぱりだしてきた背の高い人は心に作った心の中のイメージになります。

心の中にいる背の高い人は、現実の(物理的な)背の高い人を心の中にいれてるわけではなく現実の経験をイメージに変換して心にとりこんでいるわけです。

つまり私たちは現実の体験を心にイメージ情報としてとりこんでいるところがあるわけですね。

私たちはが現実としてとらえているものは、現実のものをイメージに変換したものであるとも言えます。

ちょっとややこしい話ですね (^_^;A(汗)

その心にとりこんだイメージを人に話すときは、そのイメージを言語に変換して、変化した言葉は表現して人に伝わる物か、話していいものかを吟味してのち、声に出して話すという作業を私たちはしているんですね。

こう考えると話すって大変な作業をしていると思いませんか?

当たり前のようにやっていることなんですが実は心ではこんな複雑なことをしているんですね。

 

●話がなかなかでてこなくて・・・

人によっては、この心の中のイメージをスムーズに言語に変化して表現できない時があります。
心の中がもやもやしているんだけど上手く話せない、言葉にできないというような感じです。

経験的に子どもなんかは特に多いかなーと思います。

例えば、心の中には一人でたたづんでいるイメージがでてくるんだけど、そのニュアンスを言葉で言おうとするとなかなかでてこない。
「一人ぽつーんって感じで・・・・一人ぼっちになったって感じかな・・・。
一人で不安な気持ちがするような感じがあるかな」自分の心にアクセスして、ゆっくり言葉になってくるような感じです。
場合によってはなかなか言葉にならないこともあります。

イメージを言葉に変換しようとしているんだけど、スムーズにできないときに、聞いている方は聞いている話の容量がつかみにくいことがあったり、話が前に進まないことにもどかしくなることがあると思うんです。

もどかしくなって相手が話している途中に「なにを言いたいか容量がつかめない」とか「自分の気持ちなんだからちゃんと表現しなさい」など口を挟みたくなることもあるかもしれません。

そういう時は口を挟まずに一生懸命心のうちを表現しようと頑張っているんだなぁと忍耐強く待ってあげる時なんですね。

一生懸命話そうとしているのを口を挟んで止めてしまうと、続きが言えなくなってしまいますからね。
じっくりと待ってあげてくださいね。

●人によってイメージはちがうもの

心の中にイメージに変換して取り入れている訳ですから、私たちは同じ体験をしたとしても、その変換したイメージは人と同じとはいいきれませんよね?
そして、イメージを記憶として残したときに同じイメージとして残っているともかぎりませんね。

心にとらえたものは、人それぞれなんですね。
同じお腹が空いている時に他人がおにぎりをわけてくれたという体験でも、人によって違うはずなんですよね。
親切にしてもらったという良いイメージとして残っていることもあれば、これだけしかくれへんかった人は自分のことが大事なんだという悪いイメージとして残っていることもあります。

カウンセリングで心のサポートをするときは、常識的にこう見えているはずとか、こういう体験をしたときは良いイメージが残っているはずとか、悪いイメージが残っているはずなどと決めつけるのではなく、その人にとってどう見えたか、どんなイメージを残しているのかを尊重することを大切にしています。

「私にはこう見えたもん!」ということを尊重しながらお話を聞かせていただくんですね。

他人が半分おにぎりわけてくれたことだから良かった体験だったはずとレッテルをはって話を進めていくと、その方の心の中にあるものと、話を聞く側が思っているイメージが違ったまま話が進行していってしまう可能性があります。

話し手がわと、聞き手がわのもつイメージがずれたまま話が進むことって、日常でもあると思うんです。
心は見えませんのでこういうところって難しいですよねー。

できれば、イメージのずれを少なくして話をしていきたいものですね。
そうしていけると相手の気持ちをよりわかれると思いますし、相手もわかってくれた感じがして心が軽くなることが増えると思うんですね。

人によって心に抱いているイメージは違うことは多々あります。

こう見えたはず、こんなイメージで捉えているはずと決めつけずに、「そのときどんな風に見えたの?」「どんな風に捉えたの?」と聞きながら話していくと、相手を尊重しながら話を聞けるのかなと思うのです。

●最後に

4回シリーズで、カウンセリングで使われているノウハウの一部を書かせていただきました。読んでくださってありがとうございます。

カウンセリングと、日常生活での会話で話を聞くというのは、また違ったものがあるとは思いますが、お役立ていただけることがあれば幸いです。

何か役に立ちたい、大切な人のケアーをしたい、そんな話をたくさん聞きました。
その温かい愛が人の心を癒すんじゃないかなと思います。

皆さんの大切な人の笑顔が増えていくことを祈っています。

(完)



関連する講座へのリンク集

284-3.豊かさの心理学(3)〜お金と良いイメージを結びつけよう〜
364-1.私たちに働きかける心の力とは?(4)〜イメージの力と書き換える〜

この心理学講座をメールマガジン『まぐまぐ』で購読しませんか? (マガジンID:0000100067) サンプルはこちら
◆購読
◆解除
Powered by
まぐまぐトップページへ

●すぐに役立つ心理学が「耳」で聴けます!>>>心理学講座音声配信サービス きくまる
当社のカウンセラーが各種講座で話したレクチャーの内容を録音。
講座の臨場感そのままに、時には笑え、または、胸がじーんと熱くなり、なるほど!と目からうろこが落ちる話が満載!

ダウンロードサービス きくまる

●カウンセリングを使ってみませんか?(初回無料電話カウンセリング/面談カウンセリング/電話カウンセリング有料コース)

カウンセリング予約センター>>>
   06-6190-5131 (受付時間:12:00-20:30/月曜定休。月曜祝日の場合は翌火曜日)

無料カウンセリングのご案内・・・90名以上のプロカウンセラーとの初回無料電話カウンセリング!
面談カウンセリング、電話カウンセリングセットコースのご案内
カウンセリングルーム(東京/大阪/名古屋/福岡/高崎/前橋)のご案内

●心理学講座をライブで体験!!(心理学ワークショップ)
弊社人気カウンセラーが講師として登場!心理学ワークショップは、東京/大阪/名古屋/福岡で毎月開催中!
心理学ワークショップ

●取材・執筆・講演・研修・企画などのご依頼・ご相談は・・・
TEL:06-6190-5611/ FAX:06-6190-5612 / E-Mail(お問合せフォーム) よりお願いします。
※過去の雑誌・テレビ・ラジオ・講演会などの実績につきましては「会社案内ページ」にて紹介しています。
私達がお役に立てることがございましたら、ぜひ、ご相談下さい!

●リンクフリーですが、記事の無断転載を禁止します。

 

>心理学講座の目次へ戻る<

■ カウンセリングサービス ■
カウンセリング予約センターTEL:06-6190-5131 / 06-6190-5613 :: TEL 06-6190-5611 :: FAX 06-6190-5612
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-6-8 : : 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-23-17-602(郵便物はこちらへ)
電話>月曜定休12:00〜20:30 :: FAX / E-Mail>無休24時間受付  collaborated by 神戸メンタルサービス(資) & カウンセラー養成スクール