隣家の息子を注意したら恨まれた

相談者名
クルド
何年か前、隣家の息子に対して窓からタンを吐かないように注意したんです。
それ以来恨まれています。隣家の亡くなられたおじいさんは保護司や祭りの世話役をされてたりしてお金持ち、その息子は某大企業に勤めてられました。なので私などに注意されてプライドが傷ついたのかも。
ちなみに私が注意したのはそこの孫です。彼は当時十九歳か二十歳くらいでした。
その時から嫌がらせが始まりました。わざわざ大きな声で私の悪口を言ったり、私の部屋は彼の部屋のちょうど隣なんですが、夜、寝る前に連続で電気をつけたり消したりの繰り返しをされました。十回から二十回連続で。私が寝ているのをわかっててやったようです。わたしが起きてるときにはやらなかったし。
彼の家族には挨拶しても無視されるようになりました。隣家とうちの向かいの家とは親戚同士なんですが、向かいの家の家族にも無視されるようになりました。
と言うより、私のことを頭のおかしな女、みたいなかんじにしたてあげてる様子です。そしてそんな内容の話を彼らの友達にも話したり。
一度こんな事がありました。私が男性に車で送っていただいたときの事です。
車からおりると道路の向こうに例のタンを吐く息子と彼の友達数人がたむろしていました。彼らはみなこちらを見ています。
送ってくれた男性と少し話し、車を見送ってから家にかえるために彼らの前を通って行くときに、私をじろじろ見ながらこんな事を言ってました。こんな体であんなでっかい男の相手ができるのか、サイズが違いすぎる、体は小さいけどあそこのサイズだけはでっかいんじゃないのか、と。
こんな事がずっと続いてていい加減うんざりしています。ところがうちの家族は隣家の一族に心酔しきっていて、あの人達はいい人ばっかりだとそう信じて疑いません。特にうちの祖母は異常なくらい。父と母は祖母の援助金がほしくて祖母の言いなり。まあもともと自分が平和ならそれでいい人達なのはとてもよくわかってるので、あてにはできません。うちの土地を一部盗られてもなんにも文句言わない人達なんです。うちの家族って。
では、どうすればいいか。結局のところ我慢するしかないかもしれません。
あんまり隣の一族ともめたりして、うちの猫になんかされても怖いし。
隣家の一族は三代続けて動物を忌み嫌う家系でそのために動物には何をしてもいい、と思ってるらしく、最近野良猫がよくうろつくといって窓から野良猫に熱湯をかけるなんて事もありました。その猫のぎゃーっという悲鳴をきいて、タンを吐く息子に注意した事を少し後悔しました。
なぜ熱湯だとわかったかと言うと、そのお湯はうちの自転車にもかかってて
自転車シートがかなり熱かったからです。自転車をさわるまでに三十分くらいは経ってたのにやはり熱かった。少し具体的に書きすぎたかもしれません。まずいかも。息子にタンを吐く事を注意しましたが、向かいの家の父と息子も道につばやタンを吐いてます。やはり、私がこのまま我慢しつづけるしかないのかもしれません。頭のおかしな女といわれても。
カウンセラー
高野康子
クルドさんこんにちは、カウンセラーの高野と申します。
お待たせ致しました。

>何年か前、隣家の息子に対して窓からタンを吐かないように注意したん
>です。 それ以来恨まれています。

クルドさんはご近所のことで、ずっとストレスを抱えてこられたようですね。

ご近所トラブルは、住居に関わってきている分、ずっとこの問題とも一緒に
過ごさなくてはならないのかという不安がついて回ります。

もぅ数年この状態が続いているとのことですから、クルドさんの我慢も限界
に達しているのでしょう。 忍耐強く耐えに耐え続けてこられたのですね。

これまで”なるべく問題を小さく収めたいと”ご家族を初め周囲に気使われ
てきたのではないでしょうか。 クルドさんは『平和』という気質を上手に
自分に取り入れているようですから。

それとクルドさんは誰かに対してキチンとマナーを教えてあげられるだけの
強さを兼ね備えた方なんですね。 これは大変勇気のいることです。
リスクよりも「気付かせてあげたい」という思いを優先できるのですから
クルドさんは本当の意味で人を大切に出来る方なんだな、と思いました。

>隣家の亡くなられたおじいさんは保護司や祭りの世話役をされてたりして
>お金持ち、その息子は某大企業に勤めてられました。なので私などに注意
>されてプライドが傷ついたのかも。

おばあさんが心酔しているのは、きっと隣家のおじいさんが多くの信頼を集め
ていたからなのでしょうね。 ・・・実際そのお孫さんがクルドさんの言葉に
よってプライドが傷付いたかどうかは分りませんが、彼の中にある「恨み」を
表面化させるキッカケになったのは事実のようです。

彼の中に”元々あった”トラウマとこの件が結びついたと思って下さい。
(恨みを晴らしたい、の下にある痛みはこの時生まれたものではないということ)

では、彼はどんな痛みを恨みによって隠しているのでしょうか。

クルドさんに対する態度を追っていくと、それはおそらく『拒絶された痛み』
が大きいのではないかなと思います。

>わざわざ大きな声で私の悪口を言ったり、私の部屋は彼の部屋のちょうど隣
>なんですが、夜、寝る前に連続で電気をつけたり消したりの繰り返しをされ
>ました。

このように彼は「自分は怒っているんだ!」ということをクルドさんにアピール
してきましたね。そしてその下にある痛みをクルドさんに与え続けてきたのです。
あの時こんな感覚を持っていたんだとクルドさんに解ってもらいたくて・・・。

「頭のおかしな女」に仕立て上げられたり、親戚ぐるみで無視された時、クルド
さんの中にも怒りが込み上げてきたと思います。 それは拒絶されても仕方ない
存在にされて、実際理不尽にもそういう扱いをされたからですよね。

もしかしたら彼は、クルドさんの存在を小さく扱わなければ、この上がってきた痛み
に潰されてしまうと思ったのかもしれません。

タンを吐かないよう注意を促した行為が、彼の中で「自分に対する拒絶」「存在を
否定された」とつながっていたとしたら、クルドさんはその痛みを今では十分に
(自分の深刻さと合わせて)理解されることでしょう。

彼はこんなに辛かったんだ・・・私の注意によって思い出してしまったんだ・・・
野良猫に熱湯をかけてしまう程”必要とされてない存在”から分離したがっている
んだ・・心の奥では自分が野良猫のようだと信頼していて、その誤解を真実だと
思い込んでいるからいたたまれないんだ・・・という目で見ていくと、彼に対する
印象もどんどん変化してはいきませんか。

とはいえ、思い出させてしまったことに対して償いを考える必要はありませんよ。
彼の持っている感情に対しての責任は彼にしかないのです。

それよりもクルドさんがこれから楽になっていく為に「我慢」を「理解」に変えていく
ことに集中していきましょう。 それと「自分は頭がおかしい訳ではないし、無視され
なくてはいけない人でもない!」と改めて自分自身を強く信頼していって下さい。
クルドさんが軽くなった分彼もまた軽くなっていきます。

クルドさんに安らぎが戻るよう私も応援していますね。
ご相談ありがとうございました。

高野 康子

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