感情のコントロール

 

相談者名
自信なしこ
はじめまして。
私は容姿も良くないし性格もよくないし、何もできない空虚な人間です。
でもなんとかやりたい仕事をさせていただける職場にいます。けれど仕事がうまくいかないしで(一年たっても良い結果を得ることができません。他の人がすれば半年以内で結果がでるようなものなのに・・・)
いろいろ考えているうちに、自己嫌悪ばっかりが強くなってきました。
もともと世界で一番嫌いなのは自分なのですが、
それなりに物事が進行しているときは気にせずに学業などに没頭できました。
自分が嫌いな理由は、見た目が終わってる(乗り越えるには顔面工事が必要ですし、人を好きになったりしてはいけない顔らしいです)、性格が終わってる、マイナス思考しかできない・・・などなどあげていけばきりがありません。
唯一よりそれなりにできた勉学も、大学院の途中で、人間性を否定され、退学することを余儀なくされました。
なので一度就職をして、やりがいをかんじらずに、
現在、大学院をもう一度のために、そういったことを考えてくれる職場にいるのにもかかわらず、仕事が楽しくないし、自分の代わりにもっといい人をいれるほうがいいのではと考えてしまいます。
大学時代、成績で切磋琢磨した子は一流企業に就職しました。
さらに、現在の上司がお気に入りだった子もその成績優秀な子と同じところに就職しました。
けれど私はあくまでもまだ大学院に行きなおそうとしている過程。
毎日、比較されている気がして不安で不安で、職場でも感情がコントロールできなくて泣いてしまうことが多いです。
どうやったら、学生の頃のように成績で切磋琢磨できてた自分に戻れるのでしょうか??
どうやったら自分は自分、他人は他人って納得できるのでしょうか。
みんなそれぞれ劣等感を持っているはずなのに、私ほどひどく落ち込む人はいません。
他人を比較対象にしか見ることができなくて、自分のだめさばかりがきになります。
カウンセラー
赤松わこ
ご相談ありがとうございます
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
よろしくお願いします。まず最初に、1つ私の方からお願いがあります。
こちらの相談コーナーでは、お話を進めさせて頂くのに、
書き込んで頂いたお名前を、使わせて頂くのですが、
今回は、そのままのお名前を使って呼びかけた時、
ご本人に読んで頂いて、気分がいいだろうか?と
考えてしまいました。
別のお名前で、呼ばせて頂く訳にもいかないので、
私の一存で、『なしこさん』と、呼ばせて頂くことにしました。
その点ご了承下さいね。

なしこさんはお仕事をしながら、一度諦めた大学院へ、もう一度進もうと
頑張っておられるんですね。そのことだけでも私から見たら、
「とても頑張り屋さんだなぁ、凄いなぁ」と思いましたよ。
ところがお仕事に行き詰まりを感じられて、考え込んでいる内に、
自己嫌悪ばかりが強くなってしまって、精神的に不安定な状態に
なってしまわれたんですね。そんな状態では、辛いですよね。

大学院進学を理解してくれる職場に恵まれて、お仕事を始められたものの、
思うような結果が出せなくて、周りの人達からの評価が気になったり、
その会社に自分が居ては、悪いような気になって、頑張れないご自分を、
責めておられるように感じました。

『切磋琢磨』とは、『学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。』
と辞書にはあります。学生時代なしこさんは、一生懸命勉強に集中して、
頑張っておられた。ってことですね。思い出してみて下さい・・・
その頃のなしこさんには、何か目標があったのではありませんか?
ただいい成績を取りたいだけで、頑張っていたのでしょうか?
きっとそんな事はなかったと思うんですよね。

どこかでその目標を見失ってしまって、そこからどんどん自信がなくなって
しまったのではないかな?、そんな風に感じたのですがどうでしょうか?
それはもしかしたら、大学院を途中で辞めてしまわれたことが、大きく影響
しているのではないでしょうか?「退学することを余儀なくされた」と言う、
なしこさんの言葉には、悔しさや情けなさ、自分への怒りなど沢山の感情が、
渦巻いているように感じられました。

目標や目的がハッキリしている時、人は脇目も振らずに頑張れるようです。
少しくらい嫌なことがあっても、そんなことに気を取られるのも、勿体無いと
思う位に、一生懸命になれるようです。そして目標や目的を達成できた時、
劣等感や自分の嫌いなところも、認めてあげられるように思います。
『頑張って目標を達成した』自分は、自信になりますよね。

「世界で1番嫌いなのは自分」と書かれていますが、
ご自身で書かれているように、コンプレックスのない人はいませんし、
なしこさんも、頑張れていた時は、今ほどご自分を責めたりはされて
いなかったようですよね。それはやはり、しっかりとした目標があったから
なのではないでしょうか?

今のなしこさんが、以前のように頑張る気持ちになれないのも、
自己嫌悪ばかりが大きくなって、精神的にも不安定になってしまうのも、
『挫折感』から、意欲がなくなってしまったからなのではないでしょうか。
ご自分が一生懸命頑張れていた時は、
自分の嫌な部分も気にしないで居られた、
それが挫折してしまった後、気持ちが折れてしまって、以前のようには、
頑張ることが出来なくなってしまった。のではないかな?と思ったんです。

頑張れない自分を責め始めると、これまで嫌だと思っていた他のことも、
どんどん気になり始めて、以前以上に責める気持ちが強くなってしまった。
容姿や性格に自信がなかったと仰っていましたが。頑張ることが自分の、
1番いいところだと思っておられたのではありませんか?
頑張ることで、他の劣等感を感じないように、してこられたのかも知れません。
その自分が頑張れなくなったら、「自分には何も認めてもらえるものはない」
そんな風にご自分を、追い込んでしまわれたのではないだろうかと思ったんです。

なしこさんが、ご自分を責めるお気持ちが強くなればなるほど、その気持ちは、
「周りの人もきっとそう思っているはず」、と言う思いになっていたと思います。
これは心理学では、『投影』と言って、自分の気持ちを周りの人や物に、
映して見てしまうことを言うのですが、「自分でダメだと思っている私のことを、
周りの人もきっと同じように思っているはずだ」と、思い込んでしまうんですね。

この投影のせいで、周りの人達からも、責められているように感じて、
どんどん不安になってしまわれたんだと思います。
そうするとまた自分を責めてしまい、ネガティブなスパイラルに陥ってしまって、
どうしていいか、分からなくなってしまわれたんだと思いますよ。

誰でもそうなのですが、自分で自分を責めている時は、
いい所を見てあげることが、出来なくなってしまうんですね。
アラ探しばかりしてしまうんです。
今なしこさんにして頂きたいのは、「自分を責めるのをやめる」と言うことです。
もちろん1人で頑張る必要はありません。
ご相談を頂けたと言うことは、SOSを出して頂けたんですよね。
是非!カウンセラーにお手伝いをさせて下さい。
1日も早く、なしこさんが念願の大学院に進めるよう、そしてもっともっと
自信を持って楽しい毎日が送れるよう、私も応援していますね!
ありがとうございました

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。