起業や転職で家族や身近な人から応援されるためには?

働き方が多様化している中、これまでのキャリアや趣味・資格を活かして、起業や副業などを目指す方も増えています。
また、これまでの経験を踏まえて、生き方や価値観の変化から転職を考える人も多いことでしょう。

一方で、自分なりに準備を重ね、いざ起業や転職という時になって、家族やパートナーからの反対で足止めを食らってしまい、なかなか踏み出せないといったようなお悩みを抱えている方も増えているようです。

自分が楽しみにしていたはずのプランに水を差すような身近な人の反応は、これまでのやる気とは裏腹に不安が沸いてくるものですし、何より応援や協力が得られないことが分かると、怒りや悲しみ、場合によっては無力感を覚えることもあるでしょう。

そこで周りの人の反対や抵抗を押し切ってまで、自分が望んだ道へ突っ走る!ということもできますが、それもなんだか覚悟ができなくてモヤモヤしながらこの記事にたどり着いたなら、ぜひ、次のことを参考にしてみてください。

●なぜ、こんなにも気になるの!?●

パートナーは自分の内面を映し出す鏡。

心理学ではこれを「投影の法則」と呼びますが、もし、あなたにとって身近な誰かが、あなたがこれからやろうとしていることに対して、反対したり抵抗したりしているように感じるのであるならば、それはあなたの心の深い部分に隠された、抵抗や不安や怖れ、自信のなさを現しているのかもしれないと据えなおしてみるといいでしょう。

目の前に現れる障害や問題は、あなたの本気度を試すテストのようなもの。
本当の課題は、心の内側をクリーニングしておくことなのかもしれません。

もし、あなたが自信たっぷりで確信が持てるものであれば、周りからの否定的な反応はそれほど気に留めることなく、進んで行けることでしょう。
また、あなたがこれからやろうとしていることについて周りの人たちも安心して送り出すことができますし、周りからの賛同や応援が得られるはずです。

これは、恋愛や結婚について語るときに例えると分かりやすいかもしれません。

あなたが、本当に幸せそうで嬉しそうに結婚することを打ち明けたなら、「よかったね!おめでとう!」と祝福してもらえることでしょう。

でも、「今度結婚することになったの。でも・・・」と不安や心配を打ち明けたなら、「それはちょっと考え直したほうがいいんじゃないの?」と周りの人達はあなたの不安そうな話に同調して「やめておきなさい」と言うかもしれないのです。

そしてまた、わたしたちは鏡に映った周りの人の反応を通して、自分の深層心理に隠れているものを表面意識へと押し上げるような作用の中で過ごしています。

人とのコミュニケーションの間で湧き上がるモヤモヤした感情は、無意識の領域から引き出されたあなた自身の感情なのです。
ですから、だんだん気になってあとからそれを自覚し始めるようなことが、わたしたちにはあるようです。

●感情の棚卸しをしてみよう!●

大切なのは、周りの人をいかに説得するかではなく自分の軸を整えること。

前に進めない理由を周りの人の反応のせいにするのではなく、自分ごととして何らかの葛藤があることを認め、その具体的要因を整えておくといいのです。

感情の棚卸しをしてみることで、自分には「ある」と思えるものを再認識することで安心したり、古いネガティブなままになっていたセルフイメージを書き換えておくこともできるでしょう。

意識できないものは選びようがないし変えられませんが、私たち自身が自覚できるものは、バージョンアップした今の自分に合わせて書き換えることが可能です。

自分の内側にある顕在意識と潜在意識との間にしっかりとした橋を架けておくことで、よりパワフルな自分を発見できるかもしれません。

そしてまた、周りの人もそのようなあなたの滞りない前向きなエネルギーを感じ取って、応援したり、協力したりしたくなるものです。

誰に、どんなことを手伝ってもらったり協力が得られるとスムーズに行きそうですか?
自分が変わることによって、周りの影響にも配慮しながら、自分がすることと周りの人へお願いしたいことなどを分けて考えてみるのもいいでしょう。

ビジネスや職場はわたしたちの実践の場であり、自己実現の場でもあります。
しっかり自分の気持ちと向き合って、気持ちや望みを明確にした上で、自分が叶えていきたいことへ、もっと集中して行けるといいですね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

熊谷 佐知恵

恋愛、夫婦関係、職場の人間関係、転職・キャリアほか、自己実現など幅広いジャンルに対応する。 わかりやすいレクチャーをモットーに、感覚やインスピレーションを活用するハートフルなセラピーとの両面で癒しのプロセスを後押しするのが強み。自分のペースで気づき、変化、成長できると好評である。