蘭子さん、こんにちは。 御相談を担当させていただく大谷です。 よろしくお願いします。さて、いただいたご相談に対する、僕のお薦めの結論を先ず書きます。 それは、「蘭子さんがご自分の気持ちを彼に伝える」ことです。 なぜかというと、彼に蘭子さんの気持ちを伝えなければ、彼が蘭子さんの気持ちに気がつかないこと、そして、それがきっかけで彼とおつきあいが始まれば、蘭子さんにとってはお望みになっていることが実現することになります。 一方、もし仮に蘭子さんが気持ちを伝えたけれども、彼とはおつき合いが出来なかったときには、一体どうなるのでしょうか? 彼と連絡を取れない今の状況と、状況としては何も変わることがありません。 ただ、人間誰しもそうなのですが、拒絶されると傷つきますよね。それが嫌で、ああでもない、こうでもないと考え、躊躇してしまいます。でも、先ずは自分の気持ちを伝えないことには、何も始まりません。ここは、勇気をもって自分の気持ちを伝えられることをお薦めします。 伝え方ですが、一番良いのはご自身でお伝えになることです。 誰かを介して伝えるよりも、結果がどうであれ、ご自身が一番納得できるコミュニケーションが彼とできるからです。 これが、きつい感じであれば、お友達を介して彼とコンタクトしてもらうという方法でも良いかと思います。 さて、ご相談の文面には、蘭子さんがご自分で推測、あるいは判断されている内容が多く見受けられました。 例えば、 “私と彼の間柄は仲良しの女性の客と思います。”とか、“仮に恋人同士になっても、お互い事情がある付き合いになりますし、でも現実問題、仕事の面、家族の面色々あるでしょうし、彼がそんな重い付き合いを望むとは思えません。”です。 これは、蘭子さんが持っておられる怖れが原因で出てくる思考です。彼との関係を前に進めたいと思う蘭子さんの「本当の気持ち」に抵抗しているんですね。 これは、蘭子さんが前に進む事に対してブレーキをかける作用しかありません。 これを、心理学では「エゴの声」と言います。 この声に耳を傾けないでください。 もし、この思考が出てきたら、どちらか一方の肩にこのエゴを、もう一方の肩に天使を載せているイメージを作り、「私にはエゴの声は要りません。私に必要なのは○○です」(例えば、○○は「彼とつながりを作ることです」など)と実際に声に出して言い、肩の上に載っているエゴを振り払う動作をしてみてください。簡単なエクササイズですが、効果が得られると思います。 また、ご相談の中で気になった事ですが、 “彼が会社を辞めてから自分がおかしくなって”“電話をかけたら呼吸が詰まって心臓が痛くなったりします。”“最近は人にあうのも辛く”“立ちくらみで線路に落ちたり”“その翌週には呼吸困難とてんかんで病因に運ばれました。”“最近は時々胃が痛んで皮膚病みたいな反応が出ます。”と身体や感情面で随分と辛い状況ですね。 これは、蘭子さんがご自身で書かれているように、恐らく彼との関係性や、今までのご自身の様々な状況によるストレスが原因ではないかと思います。 根っ子には、彼との関係性以上に深い問題が隠れています。 蘭子さんが昔からご自分を責めておられる部分、ご自身を認めておられない部分が沢山あるようですので、こちらは、電話カウンセリングを受けられることをお薦めします。 ご参考になれば幸甚です。 ありがとうございました。 |