こんにちわ。 じゅんこさん、はじめまして。カウンセラーの伊藤歌奈子です。よろしくお願いします。さて、他人と接するとすごく疲れてしまう、とのこと。 ひどいときは翌日のお昼まで眠り込んでしまうような疲労感。 実際に、身体に問題がないようなら、確かに、カウンセリングの分野かもしれませんね。じゅんこさんのお役に立てれば幸いです。早速、じゅんこさんの今の状態を見て行きましょうね。 現在の心の状態は穏やかなのに、具体的にこのような症状が出てしまうのは不安ですよね。 このような時、ご自分では意識していなくても、心の中に気づいていない自分がいる、ということが良くあります。 じゅんこさんの場合、他人と接したときに疲れがひどくでるのであれば、ご自分で意識していなくても(或いは、自覚しているかもしれませんね)、心はひどく緊張してるのではないでしょうか? 心に緊張感があるのは、何かに対する「恐れ」が原因のことが多いのですが、なにか心あたりはありますか?この恐れが特に対人関係で現れる場合、「見せたくない自分」がいて、それを隠したい、という気持ちが多いようですが、じゅんこさんの場合はいかがでしょうか? 例えば、「暗い自分は嫌われる」と思っていると、自分の暗い部分を隠すために無理に明るく振舞っている人がいるとしたら、その人はすごく疲れますよね。 じゅんこさんの中に隠したい自分がいるのだとしたら、それはどんなご自分なんでしょうか? また、じゅんこさんの場合のもう一つのチェックポイントがあります。 それは、 > 心の状態も、以前は浮き沈みが激しかったのですが > 最近はとても落着いていて、自分ではとても穏やかな状態でいるつもりです。 という一文です。 今の「穏やかな状態」とは、どんな感じがしますか? 自由で軽い感じの穏やかさ、なら問題ないと思われます。「浮き沈みが激しかった」という過去よりも良い状態になられているのだと思います。 一方、その穏やかさが重い感じや縛られているような不自由な感じ、「浮き沈みが激しかった」頃の沈んだ状態のような感覚がするなら、それは、浮き沈みしてしまうのが嫌で気持ちを一定に保つために、わざと何かを抑え込んでいるのかもしれません。それなら、他人と接したときだけでなく、常に疲れやすくなっているかも知れませんね。常に、自分を抑え込むためにたくさんの力を使っていたら、それは、疲れて当然ですよね。 いづれにせよ、今のじゅんこさんは、本来の自分を抑え込んで、別人のようになろうと努力されている部分があるように思われます。 せっかくの人生、自分らしく過ごしましてみませんか? 今、じゅんこさんが隠している本来の自分に気づいて、そんな自分を認めてあげることが、今の症状を治す一番の近道のように思います。 「自分を自由にする!」と、声に出して言ってみるのも、今のじゅんこさんには効果的なエクササイズになると思います。 是非、チャレンジしてみてくださいね! ご相談、ありがとうございました! |