魅力アップの心理学「きき上手」(4)~「利き上手」になろう~

今回のテーマは「利き上手」です。

「利き上手」というのはあまり馴染みのない言葉かもしれませんね。
「上手に気を利かせる人」というとイメージしやすいでしょうか?
「気を使う」ではなく、「気を利かす」。 これができる人には多くの人が魅力を感じます。
「利き上手」になることで、あなたの魅力をさらにアップさせましょう。

●利き上手になる

今回は、「利く」についてです。

ここでいう「利く」とは、「気が利く」の「利く」になります。

例えば、食事の時に料理を取り分けてくれたり、並んで歩く時に車道側を歩いてくれたり… というように、気が利く人というのは好感度が高いですよね。

では、「利き上手」というのは、どういうふうな状態をいうのでしょうか?

「利き上手」には様々な形がありますが、「相手に気を使わせない」というのが、利き上手の一つの形になります。

例えば、料理を取り分けてくれる時に、「私、気が利くので料理取り分けてますー! ほら、すごい気が利くでしょー!!」という感じで取り分けてもらった料理を「さぁ、どうぞ!」と差し出されたら、どんな気持ちになるでしょうか?

「あ、どうもすみませんね…」と恐縮するか、「アピールしてるんじゃねぇよ」とその人を良く思わないような気持ちになったりしそうではありませんか?

本当に気が利く人というのは、その利いている気を感じさせない程のさり気なさや自然さと共に気を利かせます。

これが、ここでいう「利き上手」です。

●利き上手になる秘訣

そうしたさり気なさや自然さを伴った気の利かせ方をするには何が必要になるかというと、「相手に気を使わせないこと」ということです。

相手に気を使わせないようにするにはどうしたらいいかというと、自分が相手に気を使わないようにすることが役に立ちます。

感情の共鳴作用というのですが、あなたが相手に気を使わずにリラックスしていることができる分だけ、相手の人も同じようにリラックスしていることができるのです。

そうはいっても、緊張したり、気を使ったり、体面を繕ったり…と心が動くのは、当たり前といえば当たり前なのですが。

できる範囲でよいので、リラックスして自分らしく自分のままでいることができることが、「利き上手」になる秘訣になります。

自分らしく自分のままでいることができるようになるには、「そのままの自分ではいけない」という誤解を解いていく作業が役に立ちます。

「そのままの自分ではだめなんだ」と思うようになったのは、いつの頃からなのでしょうか?
どうしてそのように思うようになったのでしょうか?

相手に合わせたり、我慢して犠牲したり、無理にテンションを上げて饒舌になったり、これまであなたはそうした努力をどれだけ積み重ねてきて、どれだけのエネルギーをそこに注いできたのでしょうか?

それだけの頑張りを、これまでどれくらい承認して誉めてあげることがあったでしょうか?

もしあなたが、「そのままの自分でいいんだ」「そのままの自分がいいんだ」と、心の底からそのように感じられたとしたら、あなたにはどれだけの安堵や開放感がやってくるのでしょうか?

そんな心の状態を作るのに、今のあなたには何が必要なのでしょうか?

あなたがあなたらしさを取り戻してあなたらしくある時、決して無遠慮にはなりません。

「こうしてあげたいな」「ああしてあげたら喜ぶかな」というあなたのやさしさや思いやりといった愛からの行動や態度が、さり気なさや自然さを伴った「気が利く」という状態になるだけなのです。

「気を使わずに気を利かす」

何だか言葉遊びのような感じもありますが、この2つには、大きな違いがあります。

「利き上手」になることで、あなたの好感度が上がるだけでなく、あなた自身が楽で自由でいられるというのが、何より「あなたらしさ」というあなたの魅力を引き出すことになるでしょう。

(完)

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