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Lecture.531-3

ハードワークに嵌まる心理〜罪悪感がもたらすハードワーク〜

講師:根本裕幸

罪悪感が原因となっているハードワークの場合、その罪悪感については無価値感ほどピンと来るものが少ないことが多いんです。それはハードワークという状況を客観的に見た場合、“まるで仕事を通じて自分自身を攻撃している”と見えるところから出てきたアプローチで、故に、潜在意識・無意識的な罪悪感が原因だと捉えるのです。
そうした中で、自分自身を慈しみ、愛し、許していくアプローチと共に、今を前向きに捉え、この状況を乗り越えていく方向性でも私達は提案させて頂いています。

Keywords
ハードワーク 罪悪感 無意識 許し 鉄は熱いうちに打て


●なぜ、ハードワークをしてしまうのだろう?〜罪悪感編〜

さて、もう一つの“罪悪感”。
罪悪感とは「自分は罪を犯したから罰せられるべきだ」という感情のことを言います。
要は自分は悪い奴で、穢れていて、汚れているという観念ですね。

自分は罰せられるべきだ、と思っているわけですから、ハードワークを自分に課すことにより、自分自身を攻撃しているのです。
すなわち、仕事を使って、自分を責めているわけです。

一見すると「???」ですよね。
仕事を使って自分を責めてるつもりはなく、むしろ、仕事の方から勝手にやってくる、と思いがちではないでしょうか?

でも、潜在意識ではこうしたことは良く起こるんです。
同じ環境で働いているのに、なぜか自分ばかりがハードな仕事を任せられたり、周りがどんどん辞めて行き、その分だけ1人で抱えなければいけなくなったり、望まない重たい責任を持った役職を任されたり。

このパターンには非常に責任感・義務感が強いタイプに多く見受けられ、「自分がやらなきゃダメなんです」「自分以外の人では勤まらないんです」「自分がするしかないんです」「ここは自分が何とか頑張るしかないんです」と、ある種、悲壮感が漂うような雰囲気で、相当ハードな現場に取り組みます。

そうして、押しつぶされるまで頑張り続けてしまうのです。

カウンセリングでも、「よくこんなしんどい状況の中で頑張ってこられましたね」とか「年々状況が酷くなって行くような感じがしますね」という方にお会いします。
その姿が、客観的に“仕事を使って自己攻撃している”と見えてしまうのです。

では、その罪悪感、どこから来るものでしょう?

実はとても深いところ、すなわち、深層心理に原因があることも多いのです。
だから、「罪悪感からそんなにハードワークしてしまうんですね」とお伝えしても、ほとんどは「は?え?どういうことですか?」と目を点にされます。
心当たりなんてほとんどないことが多いんです。

でも、それはほんの小さい頃、記憶にもない出来事の積み重ねが大きな罪悪感に膨らんでしまっていることもありますし、エディプス/エレクトラ・コンプレックスの勝者になったが故に強い罪悪感を抱えてしまっていることも少なくありません。

例えば、小さい頃、自分の体が弱くてお母さんに迷惑をかけたと思っていたとしたら、それはもう立派な罪悪感です。
自分は決していい子ではなかった、周りを困らせたばかりだった、自分が生まれてから笑顔が消えたような気がする等々、大人になれば“え?そんなことで?”と思うところで、純粋な子どものマインドは罪悪感を抱えてしまうのです。

私達の感情はお母さんの子宮に着床した瞬間から生まれると言われます。それ故、全く記憶にない時代のできごとが今のあなたに影響を与えていることも少なくないのです。

※罪悪感についてここで長々と解説するのはとても量が足りませんので、過去の記事をぜひ参照ください。

もし、あなたや、あなたの大切な人が、本人が決して望んでいるわけではないのに、仕事がどんどんハードになり、押しつぶされそうになっているとしたら、この深い罪悪感が影響している場合が多いかもしれません。

罪悪感には“許し”という処方箋があるわけですが、何を許すの?という場合や、その材料が見当たらないことも少なくありません。(故に、無意識的なアプローチをカウンセリングやセラピーでは用意していますので、思い当たる方はご利用を検討されてみてくださいね。)

ただ、罪悪感が原因と言ってもなかなか許し、癒しを得ることに時間も必要です。実は、別の見方をすれば、こうしたハードわークはある意味で、自分自身が「鍛えられている」と捉えることもできるのです。

“修業”というと大げさかもしれませんが、自分自身がより強くなるために、よりステップアップするために、神様が与えてくれた試練と捉えることもできると思うのです。
“鉄は熱いうちに打て”と言われますよね。
自分が今、大きな成長期に入っていて、このハードワークとしっかり向き合うことが必要なんだ、と解釈することで、この状況を前向きに乗り越えることができるのではないでしょうか。

だから、カウンセリングの中では、こうした罪悪感についてのお話を紹介させていただいた後に、この“試練”“成長”“磨かれていること”についてお伝えし、体の状態、心の状態にきちんと目を向けながら、頑張っていきましょう、と握手を求めることもあります。

今の状態を受け入れ、そして、その意味を知り、受け入れていくことでも、癒し・許しは起こります。
心身の状態を見極めての“提案”なのですが、自立系の方は目標を新たにしてお帰りになる方も多く、効果的なアプローチだと考えています。

>>『ハードワークに嵌まる心理〜ハードワークを手放すには?〜』につづく

関連する講座へのリンク集

4.罪悪感の心理学1〜罪悪感とは?〜
104.罪悪感の心理学2〜その影響力と許しへの第一歩〜
142.罪悪感の心理学3〜“自分は毒である”という観念〜
156.罪悪感の心理学4〜何もしていない、という罪悪感〜
164.許しと手放しの心理学
190.罪悪感の心理学5〜誰かのせいにしてしまうのはなぜ?〜
337-1.許しの心理学〜許しとは何だろう?

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