| daginayaさん、こんにちは、吉原と申します。 よろしくお願い申します。
 子供を作りたくないという心境の中に、daginayaさんが、ご主人や今の夫婦関係の中に、
 大きな不安を抱えていらっしゃるのでは無いでしょうか。
 ご主人との今までの生活の中で、寂しいと感じたことや、また一番助けて欲しい時に、
 助けてもらえなかったことのなど、
 daginayaさんの心の中は、ご主人に対して色んな気持ちを、
 溜め込んでしまっていますよね。
 それが、ご主人に対する不安や不信感となってしまっています。
 今の状態で、ご主人やご主人の実家から子供を作って欲しいと言われても、子供のことで、ご主人の協力が得られなかったり、
 また、自分ひとりで子育てをしないといけないと感じていれば、
 当然、子供を作りたいという気持ちは失せてしまいます。
 まずは、ご主人との二人の関係を修復することが先決です。ご主人に対する不信感が拭えたり、またご主人に対する気持ちが戻って、
 daginayaさん自身が、ご主人の子供が欲しいという気持ちになったり、
 子供を作っても大丈夫だという安心感を感じられなければ、
 子供を作りたいとは思えないでしょう。
 daginayaさんが持ってしまっている不信感や不安は、今までの生活で色々感じて来たこと(寂しさや怒り)を、
 我慢したり、心の中に仕舞い込んでしまっているからです。
 daginayaさんは、今まで何かあっても一人で抱え込んだり、一人で処理しなければと頑張ってこられたのではないでしょうか。
 心の中が傷ついたままだったり、いろんな感情を溜め込んでしまったいると、
 相手の人が信じられなくなってしまったり、不信感を抱いてしまったりします。
 まずdaginayaさんがそんな心の傷を癒して、ご主人に対する気持ちが戻ったり、夫婦の関係が改善したとき、
 今、感じていらっしゃる不安が無くなっていくと思います。
 では、夫婦の間で溜め込んだ傷や痛みをどうしたら癒せるのかを話しますね。ひとつめは、少し勇気は要りますが、ご主人と今までのことについて、
 向かい合うことだと思います。
 daginayaさんが溜め込んだ気持ちをご主人に理解してもらえたり、
 受け止めてもらった分、daginayaさんの抱えたものは癒されます。
 ただし、ここには少しリスクも伴なってしまいます。ご主人の側も当事者として、色んな感情を感じますので、
 素直に受け入れてもらえない場合がありますよね。
 そうなれば、daginayaさんの心はもっと傷つくでしょうし、
 二人の関係がもっと悪化してしまうこともあります。
 daginayaさんが、一人で抱えてしまった理由の一つは、そんな風になってしまうことを怖れていたのだと思います。
 そして、慢性的なご主人に対する不信感を募らせたのでしょう。
 もうひとつの方法は、当事者のご主人以外の人と取り組む事です。信頼できる人に、daginayaさんが色々感じてきた感情を受け止めてもらったり、
 話を聞いてもらうことです。
 心に溜め込んでいる感情は、誰かに受け入れてもらうことで、必ず癒すことが出来ます。
 まずは、daginayaさん自身の心のケアをしてみてください。そして、子供の前に二人の関係を修復することが大切だと思います。
 また、daginayaさんの「私は子供が苦手です」という気持ちですが、子供に対する気持は人それぞれですし、そう感じることが悪い事ではありません。
 子供を作らないで、夫婦仲良く暮らされているご家庭も多いです。
 子供を作る作らないは、個人の選択だと思います。
 ただ、「子供が苦手」という心理を心理学を通して見た場合、多くの場合が、その人自身の子供時代の痛みが影響しています。
 ご夫婦で起こった心理と同じ様に、子供の頃にたくさんの気持ちを感じながら我慢をしてきたり、
 傷ついたままの状態でいいると、
 実際に、子供に対してどう接したら良いか解らなくなったり、
 大きな不安を感じてしまいます。
 そんな心境を持っていると、子供を可愛いいとい感じる気持より、不安や嫌な気持ちの方が勝ってしまいます。
 こちらの方も、daginayaさんの子供時代の傷を癒すことで、不安や嫌な気持ちを取り除いていくことが出来ます。
 その癒し方は、さきほどお話したように、
 誰かと取り組んで行くことです。
 daginayaさんが、今まで一人で抱えこんだり我慢し続けたことは、決して悪い事ではなく、daginayaさんの強さですが、
 心の話をすると、色んな感情を溜め込んでしまって苦しくなってしまいます。
 今、daginayaさんに必要なのは、誰かに甘える、誰かと一緒に取り組むということだと思います。
 最後に、daginayaさんが今のご自身の心境、子供に対する気持ちやご主人に対する気持ちを、
 どこかで責めていらっしゃることかも知れませんが、
 それは決して悪い事ではありません。
 僕も、今のdaginayaさんの気持ちは良く解ります。
 daginayaさんがだんな様やこれから生まれてくる子供を愛する気持ちが、少ないのではなく、心の底には溢れるような人に対する愛情を、
 持っていらっしゃる方です。
 ただ、色んな感情を溜め込んでしまっていて、その「愛情」が感じれられなくなってしまっているだけなのです。
 ぜひ、daginayaさんの抱えた色んな感情をケアして、癒してみてください。そして、子供については誰かのためではなく、
 daginayaさん自身が「欲しい」と感じた時に作れば良いと思いますよ。
 今日はご相談ありがとうございました。僕でよければお力になりますので、お電話お待ちしています。
 吉 原 直 人 |