●2007年。今年は何を手に入れたいですか?

今、自分の生活スタイルはとても快適です。
カウンセリングに重きを置きつつも、平日の午前中だ
け軽い仕事をしています。
働いている人と接すること、軽く体を動かすことは、
カウンセリングをしていく上で気分転換にとてもいい
と感じています。
現時点で自分にとって理想的な状況にいるのですが、
実は去年の前半は終日仕事をしていました。
終日じゃなくて午前中だけにしたいなー、と願って、
頼んで、手に入れたわけです。
昔の自分だったら、午前中だけ働くなんて都合の良い
ことは受け入れてもらえるわけがない、と勝手に解釈
し、何も相談せずに辞めていたことでしょう。バイト
とはいえ、寛大な会社だなー、と今でも思います。
そんな思いで年末を迎えたある日の帰り間際、上司に
呼ばれたんですね。
「高橋さん、ちょっと。」
「な、なにか?」
「はい、これ。」
「何ですか、これ?」
「ボーナスの明細。」
ボーナス!?
バイトでボーナスが出るのも珍しいと思うのですが、
何より僕は(会社にとっては)午前中しか働いていな
い昼行灯。寛大を通り越し、いろんな意味ですごい会
社だな…と思っていたのです。
ぽかーんと口を開けたまま更衣室に行くと、フルタイ
ムで働いているバイト仲間が僕に不満げな表情で話し
かけてきました。
僕は明細の封を開けてすらいませんでしたが、自分と
同額だということをどこかで知っており、自分らと同
額というのは不当だということを言いたかったようで
す。
多くの人は、彼の言い分に賛成するのかもしれません
ね。でも僕はそれを聞いた時、なんでそういう考え方
になるんだろう?と不思議に思ったんです。
会社は当然、僕よりフルタイムで働いている彼を重用
します。
僕はそのことで自分に価値がない、なんて思
いません。反対に言うと、彼は、会社にとって自分は
価値がある、と自分で認めることだってできるはずで
す。もらったお金がいくらだとしても。
それでも、僕と同額だということで自分に価値を認め
づらいというのならば、僕にではなく会社に言えばい
いと思うのです。
力の注ぎどころの違いで、僕はいい気分になり、彼は
嫌な気分のまま現実が変わらない・・・。
このエピソードは、運ではなく考え方によって差がで
きた話だと思います。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。