もしかしたらうつ病かもしれません…

相談者名
IT
僕は今大学に通いながら、週4日程度とある飲食店のキッチンで約一年半働いています。
僕は覚えはあまりよくなく、一生懸命やってやっとある程度のところまできたと思うのですが、周りから早くしろとか使えないとか言われているのをたびたび聞いてしまいます。そんなこともあり、バイトに行く前は行きたくないなという事を毎回考えてしまい、いつやめようか考えている次第です。
以前一度職場で号泣したことがありその時は持ち直したのですが、最近はなぜ働かないといけないのかを考えるようになってしまいました。
食事も一日2食の日があったり食事があまりのどを通らなくなってしまいました…
やはりうつ病なのでしょうか?
どうすればこの状態を回復できるでしょうか?
カウンセラー
三好成子
IT様はじめまして、三好成子と申します。よろしくお願いいたします。

まず最初に大切なことをお伝えしておきますね。
私たちカウンセラーは医学的な事は分かりませんし、触れることが出来ませんので、
気になるようでしたら専門医を訪ねて頂くのが良いかと思います。

ですので症状としてどうか?はお話し出来ませんが、ココロが軽くなるような考え方をお伝えできるかな?と思います。

 

■自分を責めているのは自分かもしれない…という考え方

 
良く聞く話ですが、この職場では、こういう空気が脈々と流れていて、IT様がどうこうという理由ではなく、この職場では誰かを罵倒する雰囲気(例えば殺伐としているとか、忙しすぎるとかのストレスフルな状態)がもともとある職場かもしれないですね。

 
そういう雰囲気になってしまっている場所というものはあるものです。
誰が行っても、大なり小なり嫌なことが行き交う場所かも知れません。

 
そういう所で、本人は何も悪くないにもかかわらず悩んでしまう人はいらっしゃいます。
この場を何とかしたいと強く思う人も、問題をすべて引き受けてしまうようです。
自分があまり良くない存在だという思い込みがある時も周りの攻撃性を引き受けがちになるというのです。

例えば
自分を自分で「使えない」と、うっすら思っていると
その言葉を聞いた時「やっぱりな」って変なところで納得してしまうのですね。

逆に、自分が使えないとは思っていない人は、「そんなに思い通りに人が動くわけないよな」
と、言う方がおかしいって聴き流せているかも知れません。

 
それくらい違うものなんですね、人の感覚って。

ですので、自分が自分をそう扱っているか?を再確認して
もっと自分に優しくしてあげようと思うようにすると徐々に周りの環境が変わってきたり、もっと優しい場所に移ろうという意識になってくるのではないかと思います。

 

■なぜ働かないといけないと思うの?…という疑問を持ってみる

 
IT様自身でも書いておられます様に「なぜ働かないといけない」のでしょう?

今、大学生とのことですよね?

と、いうことは、ずっと学生という狭い範囲の中で過ごしてこられたのだと思います。
学生生活というのは自由なように見えて、実は狭い視野の中で、その世界が全てのような気持になりながら生活を続けているのです。

これはこういうもので、こうしなければならないという集団のルールの中に自分を入れ込んで毎日をおくっていることが多いものですね。

何を言いたいかと言いますと、世の中はもっと広い。という事を知ってほしいのです。

 
真面目で一所懸命なIT様ですので、
一度始めたことはやりとおさねばならないと思っておられるかもしれませんね?

 
でも今一度考えてみてくださいね。
学生であれば、本業は学業ですので、こんなつらい思いをしてまで仕事をする必要もないように、私は思うのです。

なのに、なぜ・・・という疑問がわいてきますよね?

例えば学費を払っているためとか、そこに何らかの絶対的に働くことが必要なものがあるのでしょうか?
稼ぐための手段もですね。
この職場でないといけない理由は何でしょう?
もっと自分の能力が発揮できる職場があるかもしれないのに、もっと仕事が楽しいと思えるものがあるかも知れないのに、ここにこだわる必要があるのでしょうか?

周りが働いているから…という理由でしょうか?
卒業後もこの職場で働くことを希望していらっしゃるのでしょうか?

「なぜ こんな思いをしてまでも働いているのか?」
ということを考えてみてくださいね。

 

■楽で幸せ…という事を受け取れますか?

 
お話を伺っていると、
この場所で、こんなに苦しい思いをしてまでも働いて、「もしかするとウツかもしれない」という思いにとらわれるまでになっておられるという、この状況がなぜ起きているのだろう?という疑問がわいてきました。

 
もしもこの苦しい状況を(無意識が)望んでいるのであれば…という見方をしてみる事にしましょう。

 
自分が幸せになってはいけないという変な呪縛に囚われている事もあります。
それは、自分よりも辛そうな人がいて、その人を差し置いて自分だけが悪で幸せになる訳にはいかないと心のどこかで感じている時に、過酷な状況に身を置くことで、楽で幸せな状況を阻止しているということがあるのです。

また、
社会に出るのを躊躇する理由として、この現実を作っている場合もあります。

社会は怖いんだぞ!生半可な気持ちで働くとろくな事がないんだぞ!という教えをどこかで受けたとしたら、また、それほど苦しそうに仕事をする人を見ていたとしたら、仕事とはそれほど辛いものなのだという思い込みが作られてしまいそうですよね?

 
そういう、知らず知らずのうちに出来上がった物事の見方、考え方、感覚は狭い世界で生きている時にはどうしても抜けきれないものですが…

大学を卒業して、社会に出た時に
「世界は広いんだ。」と思えるような出会いや経験が出来ると、どんどん楽になっていけるものです。

それには経験と、上に書いたような自分の中の思い込みに気づく事が必要になってくると思うのですよ。

 
ですので、ここに相談してくださったことはとっても良かったな〜♪と思います。

 
ここに居なくてはいけないと思いすぎる必要はありませんね。
自分の意志一つでどこへでも行けるし、何に出もチャレンジできるのです。

そういう事に気が付いていただければいいな、と思いました。

 
今までの思考、習慣というものは気が付けば変えていけます。
もっと楽に幸せになれる道はないのか?
と思って周りを見回してみる事をお勧めしたいと思います。

 
三好成子

この記事を書いたカウンセラー

About Author

三好 成子

「近ずぎてウザい・遠すぎてさみしい」 自身の経験から、人との心の距離感や対人関係の悩みには親子の距離感が大きく関係している事に着目。【母子癒着】といわれるくっつきすぎた心を見ていくことで、人との距離感を整えていくカウンセリングを得意とする。 誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれると好評。