初めまして、Kさん。  カウンセラーの寺島と申します。  ご相談ありがとうごさいます。どうにもこうにも、いかんともしがたい?子供っぽい旦那さまのようですね~(^^)  私がメールの内容を読ませていただいた限りでは、  100人の女性が旦那さまと結婚しても、そのような甘えの強い、我侭な男性では  99人の方はすぐ離婚するんじゃないかな?という印象を受けました。  そんな超難関男性をKさんは本当に心こめて尽くされてきたのですね!!  本当に「これが私の天命だ!!」とでも思わないとやってこれなかったのだと思いま  す。 でも、どうしてそんな旦那さまをKさんはいままで選択されてきたのでしょうか?  現在はどうしようもない、だめだめの旦那さまのどこが良かったのでしょうか?  Kさんが旦那さまと別れをためらう理由ってなんなのでしょうか?  人はこういうことは普段はあいまいなままで行動したり、生活しているものですが、  選択に迷われたときは紙に書いて文章にしてみると、  自分の行動の根拠、考え、気持ちが客観的にみえるようになるので、おすすめです。 例えば、Kさんの気持ちを私なりに想像してみて・・・  (下記はあくまでも私の想像なので、参考例として受けとめてくださいね) ① 出会った当初は理想の人だと思ったが、結婚して一緒に暮らしてみて違う人だと  わかってきた  ② 甘えてばかりで腹も立つことがあるが、その甘えが可愛いときもある  ③ 旦那さまと別れても、旦那さま以外の男性が自分を選んでくれる自信が自分にな  いので、  一生配偶者を持たずに暮らすよりは、今の旦那さんと一緒にいた方が無難に思え  る  ④  一度結婚したら離婚はするものではない、  または離婚する人間はその後の人生に大きなハンデを負うのではないか  という観念が自分にある  ⑤ あんな旦那さまと結婚してあげる女性は自分くらいしかいないように思うので、  旦那さまを見捨てることが可哀想でできない  ⑥ なんだかんだいって、旦那さまをめちゃめちゃ愛している いかがでしょうか?  いくつかはKさんの気持ちに近いものがありましたでしょうか? カウンセラーとして、日々いろんなご夫婦の悩みを聞かせていただいてるのですが、  皆さん、「大嫌い、こんな奴サイテ~!!!だから、結婚しよう!!」って、  結婚されてる方はいらっしゃらないんですよね・・・・(^^)  夫がこんなヒドイ人で・・・、妻がこんな酷い女で・・・って、  お話してくださるのですが、皆さん、よくもまあすぐ別れないな~って、  感心してしまうようなお話ばかりなんですけど。  また、相談にこられる方自身とても魅力的な方たちで、  別れても、その後の人生をやり直すのに障害なんてなさそうな印象を受けるのです  が、  皆さん、実際の生活では、別れずに、  ものすご~く健気にパートナーに尽くされてらっしゃるんです。 Kさんの場合も、Kさんがこんなにも苦しんでいらっしゃるのは、  旦那さまを愛していらっしゃるからなのではないでしょうか。  好きじゃなかったら、心底嫌いだったら、話は簡単なんですよね?  「嫌い!!離婚する!!」と楽に決断できるはずです。  でも、貴方はこの私が見込んだ唯一の男性なのに、  できるはずのこと、チャレンジしていくことから逃げてばかりで、  どうして私の気持ちをわかってくれないのって?ってところで、  苦しんでいらっしゃるのではないでしょうか?  きっとKさんはもともとは  「彼の弱さも含めて、私が支えてあげよう!!それが使命だ!!」って、  夢と希望に胸を膨らませて結婚されたと思うのですが、  今、現実の生活が始まり、いろいろ厳しい問題が起こってくる中、  Kさん自身もいっぱいいっぱいで、旦那さまに助けて欲しいと求めている、  けれども、彼にもそんな余裕はないから、助けを求めても無駄という絶望や、  逆にこれ以上一緒にいても迷惑かけてしまう、  自分は彼にとって邪魔なんじゃないか、ごめんなさいという気持ちはありませんか?  自分のためにそんなにたくさん働いて、  彼が遊びに出かける気力もわかないほどボロボロに疲れきってることが解るから、  一緒にいてKさんは自分も甘えたいのに彼に甘えられず、辛いんですよね?  そして、精一杯やってきたけれど、もうこれ以上私は我慢できない、  この悪循環を断つには離婚しかないのかも・・・と、  Kさん自身もボロボロに疲れてしまわれてるのではないでしょうか? そんな時は1人で抱えず、助けを自分たち2人以外の方にも求めてみてください。  離婚はいつでもできますし、場合によって、離婚する選択も大いに有効だと思いま  す。  やはり”別れ”が双方のためになる関係もありますので。  でも、それだけしか道がないものなのでしょうか?  カウンセリングでその選択肢をもっと増やしてみませんか?  私たちカウンセラーにいつでも頼ってください、お待ちしています。 今回はご相談ありがとうごさいました。  |