| #初めまして。私は結婚3年目の専業主婦です。初めから姑と同居で、子供もすぐに生まれた #ので現在は4人家族です。
 始めましてゆうさん。カウンセラーの小川のりこといいます。よろしくお願いいたします。
 #子供はとてもかわいく、毎日の成長が楽しいのですがいつも私の心は晴れません。いつもスト#レスと戦っているという感じです。家の周りは姑の親戚達の家が固まっています(20人くらい)。
 #それが私にはとても息苦しく、親戚がいつまたプライバシーを侵害してくるのかとビクビク、
 #イライラしながら生活している状態です。
 親戚の方々がたくさん周りにいらっしゃるようですね。確かに息苦しさを感じることもあると思い
 ます。
 #姑はとても良い人で、私にいろいろ気を使ってくれ、いろんな事で助けてくれています。でも姑に#馴染むのだけでも私にとっては大きな仕事という感じで、(私は結婚の条件として、同居だけは絶
 #対嫌だと思っていました…そのことは主人には言ってません)本当に気の休まる時がありません。
 良い人だと思えば思うほど、嬉しさももちろんあると思いますが、それだけこちらもいっぱい気を使
 ってしまうのではないでしょうか。だけど気を使うということも、毎日だったりすると、休まる時がなく
 なってしまっても当然だと思います。自分の大好きな人の親だからこそ大切にしたいという思いから
 の気遣いだろうとも思います。それはとても素晴らしいことだと思いますが、自分の話す言葉、態度。
 「彼の親に失礼はないだろうか。」
 「親戚の方に対して、私はいい嫁としてうつっているんだろうか。」
 彼の立場も当然考えますでしょうし、そうして必死になればなるほど、ゆうさんの心は常に戦っている
 用にも感じます。
 #また、私は自分の子供にいろいろと手出しをされるのがとても嫌でそれも悩んでいます。他人から見#るととても贅沢で勝手で我儘に聞こえると思います。自分でもとても自分が嫌です。子供が生まれて
 #から、いつも姑に子供を取り上げられているような感覚がありました。初めは姑に子供を触られるのも
 #嫌でした。こんな勝手な考えは、子供の教育上良くないと思っているのですが、もうどうしようもなく、
 #姑が子供を連れ出し、親戚の家に行った後などはイライラを抑えきれず、自分を傷つけてしまったりし
 #ます。
 ここでゆうさんは、ご自分の何に対して贅沢、わがままだと感じていらっしゃるのでしょうか。そして、子供
 に触れられるとどんな感じがするのでしょう。
 ゆうさんと同じような状態の方とお話したことがあるのですが、その方は言いました。
 「子供は私の唯一の味方なんです。なのに子供をとられてしまうと、私から子供まで取らないで!って思っ
 てしまうときもあるし、自分が孤立してるような気にもなるんです。寂しくて、悲しくて。誰も回りにいない
 ような感じもするんです。」と。
 そしてもう一つお聞きしたいことがあるのですが、旦那様はゆうさんのこの気持ちをご存知なのでしょうか。
 旦那様にも言えずにひとりで抱えているのでしょうか。だとしたら、本当に苦しいことだと思います。
 #こんな精神状態でいるのははっきり言って母親失格です。親戚はみんな悪い人達ではなく、私が心を開い#て関わっていけば、とても楽しい関係が築けると思うのです。本当はこんなに仲が良い親戚が近くに居る
 #事はとても恵まれている事だと思うのです。なのになんだかいろんな事がうまくいきません。考えると、結
 #局はどんな状況にいたって私は文句ばかり言ってその状況を受け入れられない人間なんじゃないかと思え
 #ます。
 私はね、ゆうさん。ご自分をたくさん責められてるように感じますが、責めなくてもいいんですよと伝えたい
 んです。「心を開いて関わっていけば・・・」と書いて頂いてますよね。だとしたら、「心を開いて関わりたいけれ
 ど、関わることができない何らかの理由」がゆうさんにはあると思います。それはゆうさんの過去に体験した
 出来事に関係があるように思います。人は生まれたときは真っ白なキャンバスを持っていると私は考えます。
 だけど、生きていく中でいろんな体験をして、その中で傷つくことや悲しいこともいっぱい経験してしまいます。
 そこから、「傷つかない方法」や「これ以上悲しまない方法」というものを、皆それぞれ持ってしまうんです。
 自分が社会で生きていく中での自分のルールですよね。
 例えば・・・
 「心を開いて関わってしまったら・・・」と考えると、どんな言葉が後に続くでしょうか。
 「心を開いて関わってしまったら・・・自分の本音が知られてしまって、嫌われるかもしれない。」
 「心を開いて関わってしまったら・・・自分がもし受け入れられなかったら、私は苦しくてたまらなくなってしまう。」
 子供時代に私たちは誰に対しても笑いかけていたはずです。どんな人に対してもオープンになっていた時代は
 誰にだってあります。だけどそうしていたのに、いつしかできなくなってしまったとしたら、そこに何らかの傷を
 抱えたままになっていると思います。ゆうさんは心を開いて関わっていたときに、どんな傷を持ってしまったので
 しょうか。。。
 #こんな自分がとても嫌です。そしてこんな母親を持ってしまった子供がかわいそうです。はっきり言って生きて#る意味が分かりません。私はいない方がかえってみんな上手くいくんじゃないかと思えます。でも子供の事を
 #思うと死のうとは思いません。やっぱり成長をこの目で一番近くで見ていきたいし、いつも側でサポートして
 #あげたいと思うのです。
 ゆうさんは、ご自分を子どもにとってどんな母親だと感じていらっしゃるのでしょうか。とても子供を愛してらっ
 しゃいますよね。サポートしてあげたいと強く思われていますよね。私はゆうさんの子供さんはとても幸せだと
 感じますよ。だって、お母さんがこれだけ愛してくれているんですもの。子供は完璧な母親を求めていたりはし
 ないと思います。ただ、いっぱい愛してくれるお母さんが一番好きなんですよ。そういう意味でゆうさんを見ると
 ゆうさんは充分素敵なお母さんです。
 「こんな母親を持ってかわいそう」と思うより、
 「私を必要としてくれて、私が愛する子供たち。」に愛されてあげてもらえませんか?
 子供は無条件で親を愛してくれる、本当に天使からの授かりもののようですよね。
 もし、苦しいときは子供に助けを求めたっていいんですよ。
 「ママはちょっと今日しんどいの・・・。」って。完璧なんかでなくていいんです。
 いっぱいいっぱいのとき、人には余裕がなくなります。だからその余裕をうめるかのように、自分に無茶をさせて
 でも完璧であろうと努力したりします。だけどへとへとな自分にムチを打つような感じになりませんか?
 ゆうさんがどれだけご自分では、「こんな母親」と言われていても、私は全くそうは思いません。
 子供思いで、周りと仲良くしたい思いが強い、優しい方だと思います。大丈夫ですよ。ゆうさん。
 だけどもうひとりじゃ限界かもしれませんね。そんなときは、私たちカウンセラーを頼ってくださいませんか?
 ゆうさんが今必要なのは、今までの自分と別れをつげて、新しい自分に生まれ変わることだと思います。
 いつでもお手伝いいたしますからね。ご相談、ありがとうございました。
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