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私たちは「過ぎてしまう」ことがあります。
「食べ過ぎる」「お金を使い過ぎる」「働き過ぎる」「飲み過ぎる」という4つのテーマで、過ぎる心理についてお話しさせていただきます。
ですが、私たちが過ぎてしまうのは、この4つだけではありません。
他にも「やさし過ぎる」「怒り過ぎる」「はしゃぎ過ぎる」「頑張り過ぎる」など、たくさん過ぎてしまうことってあります。
過ぎてしまうと、もれなく「やってしまった・・・」と罪悪感を感じるものです。
適度であればいいのですが、過ぎてしまうとき、それがどんなことであっても、私たちの感情と関連があるのです。
何らかの感情を感じないためや、感じるために、私たちは過ぎることをしてしまっているのかもしれません。

Keywords:罪悪感 過ぎる 感情 無価値観 抑圧

Lecture.888-1

様々な過ぎてしまう心理(1)〜食べ過ぎてしまう心理〜

講師:大門昌代

過食症とまではいなくても、いつも食べ過ぎてしまうという人もいらっしゃるかもしれませんね。
おなかはいっぱいなのに、食べ過ぎてしまうとき、心の中に欲しいものがあり、それを食べ物で満たそうとしているのかもしれません。
私たち人間にとって、食べるということは、とても大切な行為ですが、今回は肉体的な側面からの食欲ではなく、心に焦点を当てて、食べ過ぎてしまう心理についてお話しさせていただきます。
食べ過ぎると、罪悪感をもって自分を責めてしまうことも多いですから、本当に自分が満たしたいと思っているものを知って、食べ過ぎるということを、減らしていきたいものですよね。

Keywords
過食 食べ過ぎる 愛情 不足 母親 
私たちは「過ぎてしまう」ことがあります。
過ぎてしまうと、もれなく「やってしまった・・・」と罪悪感を感じるものですね。

今回の心理学講座は、そんな「過ぎる」心理について、いくつかお話しさせていただこうと思います。

第1回目は、食べ過ぎる心理についてです。

食べるということは、私たち人間にとって、とても大切な行動です。

肉体的に大切な行為ですが、今回は肉体的な側面ではなく、心に焦点を当ててお話しさせていただきます。

食べるのは、「口」からですよね。
私たちは、赤ちゃんの頃、口から愛情を感じていました。

オッパイを飲むのは口であり、多くの場合、お母さんからの愛情を感じていました。

ですので、この食べ過ぎるという問題も、愛や母親との関係性が影響していると考えることができます。

食べ過ぎるというのは、食欲は満たしているにも関わらず、それを過ぎてまで食べてしまうということですから、肉体ではなく心のどこかで、「足りない」と感じていたり、「欲しい」という欲求を持っていたりするということになります。

何が足りなくて、何が欲しいかというと、それは愛です。
「私は愛されていない」と感じていると、食べ過ぎてしまうことが少なくありません。

一概には言えませんが、お母さんから愛されていないと感じていると、過食症などの問題を抱えてしまうことも少なくないようです。

ですから、いくら食欲を抑える行動をとろうとしても、愛されているという実感を持てないでいると、食べ過ぎるという行動が収まらないのです。

「さみしい」「助けがない」「愛されていない」などの感情があると、それを食べ物で満たすがごとく食べ過ぎてしまうのです。

たくさん食べると、食欲は満たされますが、肝心の「さみしい」「助けがない」「愛されていない」などの感情は全く満たされません。

なんたって、食欲とは全く関係のない感情ですからね。

ですから、食べ過ぎるという行動をやめていきたいのであれば、「愛されている」という実感が必要になってくるのです。

さみしい気持ちを解消するには、そばいいてくれる人が必要ですし、話を聞いてくれる人が必要です。
助けがないという気持ちを解消するには、助けを求めて、それにこたえようとしてくれる人が必要です。

誰か自分以外の人が必要になってきますね。

ですから、食べ過ぎてしまうことを解決するには、自分以外の誰かが必要なのです。

誰かから大切にされていること、誰かから必要とされていること、誰かから愛されていること。

食べ物で満たすのではなく、足りないと思っている感情を、満たしていく必要があるのです。

心が「愛されてる」という感情を感じることができるようになると、必要以上の食べ物を食べて、愛の代わりに満たそうとする行動は収まってきます。

食べることが悪いわけではなく、過ぎることが問題なのですが、過ぎるということは、理屈や理性での制御が効かない状態です。

理屈や理性で、コントロールできないのは、そこに感情があるからなのです。

食べ過ぎてしまう自分を責めるのではなく、「何を満たそうとしているのだろう?」と考えてみてください。

「愛されていない」「愛が足りない」と思っていませんか?

理屈や理性でどうにも抑えられない問題の下には、感情があります。
感情を物質で満たすことはできません。

本当に欲しかった愛で、満たす必要があるのです。

>>>『様々な過ぎてしまう心理(2)〜お金を使い過ぎてしまう心理〜』へ続く


関連する講座へのリンク集
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61.「愛されていない」と感じるほんとうの理由は 〜平準司の「恋愛心理学講座」〜
122.心の仕組み〜あたまでわかっているのにできない時〜
191.潜在意識・無意識からのメッセージ〜analysis of the selfのヒント〜
231.「満たされない思い」を満たすには
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