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Lecture.815

文句や愚痴を言ってしまう心理とその対応策

講師:大門昌代

誰かの発する文句や愚痴を聞いている側の気分は、あまり良いものではありません。ですが私たちは、少なからず文句や愚痴を言いたくなってしまうものです。
言わずにため込んでしまうとしんどくなってしまいますし、言い過ぎてしまうと、人が離れていってしまったりします。
文句や愚痴の元になっている気持ちを、上手に表現することで、周りの人に大きな不快感を与えずに、自分が抱えている不満を解消することもできるのです。
また、努力家の人や、頑張り屋の人は、周りの人にも同じように努力してもらいたいと思ってしまうものですから、周りへの期待が大きくなってしまいます。
期待というのは、ストレスの原因になりますから、周りへの期待を少なくしていくためにも、努力や頑張りをほんの少しでも緩めてみるといいかもしれません。
不満を持ちにくくし、上手に表現をして、ため込んで苦しむということをなくしていきたいものです。

Keywords
不満 文句 愚痴 期待 批判 

◎リクエストを頂きました◎
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私は普段から、文句や愚痴が多いようです。特に、勢いに乗ってしまうと止まらないくらいペラペラと不満が溢れ出てきてしまいます。後になって「しまった……」と気が付くのですが、周りの人を疲れさせて離れさせてしまっているように感じます。

自分の良いところを聞くと「努力家なところ」といわれるのですが、この文句を言う癖を直さずに努力をしなくなってしまうと、いつか自分の周りに誰もいなくなってしまうのではないかと、とても怖くなりました……。

どうしても不満を溜め込みやすい性格のため、心を許した相手の前で愚痴を発散してしまうのですが、大切な人に不快な思いをさせてしまっては、離れて行くのも無理はないのではないかと感じています。かといって、吐き出さなければ自分がしんどくなるし、体調を崩してしまいそうです……。

(一部を編集させていただいています。)

文句を言ってしまう心理と、その上手な発散方法はないものでしょうか?
心理学としての見解や打開策をお伺いしたいと思い、リクエストをさせて頂きました。
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リクエストありがとうございます。
今回、担当させていただく大門昌代です。どうぞ、よろしくお願いします。

文句や愚痴というのは、誰もが少なからず持っているものでしょうが、周りの人にその文句や愚痴を聞いてもらっていると、周りの人が疲れてしまうということはありますね。

リクエストくださった方も、大切な人に不快な思いをさせるとことを懸念されているように、文句や愚痴を聞く側の人にとっては、あまり気分がよいものではないですからね。

文句や愚痴というのは、自分以外の誰かや何かに対していだくものです。

「〜してほしいのに、してくれない」「〜はやめてほしいのに、やめてくれない」「こんなに大変なのに、誰も助けてくれない」「もっと効率的なやり方があるのに、誰もやろうとしない」などのように、誰かに気持ちを理解してもらいたかったり、状況を改善してもらいたいと思うとき、そしてそれがなかなかかなわないときに、いだきます。

また、それほど周りに対して、〜してほしいという期待がないにもかかわらず文句や愚痴をいだいてしまうこともあります。

その多くは、自分でも気づかないうちに何かしら無理や我慢をしてしまっていることもあります。

無理や我慢、努力というのが、当たり前になるくらいに普段から頑張っている人にとっては、それが当たり前ですので、なかなか気付きにくいのです。

気付きにくいですが、心のどこかで「こんなに大変なんだよね」「こんなに頑張っているんだよね」という気持ちに気付いてもらいたかったりもするのです。

また、当たり前に努力する人は、努力しない人に対して、「私がこんなに努力しているのだから、あなたも努力すべきだよ」と、感じてしまうものです。

努力や頑張りが悪いわけではありませんし、努力や頑張るということをする必要は、私たちにはあるものです。

ですが、あまりにも自分を叱咤して、努力や頑張りを強いている場合、同じようにしない人に対して、どうしても腹が立ってきてしまうものです。

一概には言えませんが、文句や愚痴を言ってしまうのは、わかってもらいたい気持ちがあるとき、叶えてもらいたい何かがあるときというのが代表的なのかもしれません。

もう一つは、自分自身が頑張りすぎている、努力に努力を重ねているということなのかもしれません。

文句や愚痴というのは、表現のしかたで、周りの人にそれほど不快感を与えないこともできます。

「あの人、謝ってくれないんだよね」と言うよりも、「私、謝ってもらえないと、なんだか悲しいのよね」

「みんな、助けてくれないんだよね」と言うよりも、「私、△△してもらえると助かるんだけど、なかなかやってもらえなくて、つらいんだよね」

「誰も、あの仕事をやろうとしなくて、私に押し付けるんだよね」と言うよりも、「私、仕事を押し付けられてばかりで、とっても大変なんだよね」

これらは例えばの例ですが、主語を自分以外の誰かにしてしまうと、不満があるぶん、批判的な言葉が後に続いてしまいます。

そうすると、聞いている側の人は、不快感をもってしまいますので、主語を「私」にするようにして話すと、その後に続く言葉が変化してくるようになります。

最後は必ず「私の気持ち」を話すようにすると、聞いている側の人も、批判的な言葉を聞かされるよりは、不快に思わないものです。

ポイントは、きちんと自分の気持ちを表現するということと、誰かを批判しないように話すということです。

そして、リクエスト下さった方のように、文句や愚痴が多いような気がするなと感じる方は、自分に厳しすぎないか?をチェックしてみるといいかもしれません。

「〜しなくてはいけない」「〜すべきである」「もっと〜しなければ」のように、自分に厳しすぎると、知らず知らずのうちに、ストレスが溜まってしまうものです。

そして、自分に厳しくしないで、のんびりしている人や、自分と違う考え方の人に対して、文句や愚痴をもってしまうことが多くなります。
ですから、自分に厳しすぎるようでしたら、その厳しすぎる部分を少し緩めてみるといいかもしれません。

それによって、不満をいだくことが少なくなってきます。

最後に、「〜してほしい」という誰かに対する期待が多いときも、不満をいだきやすいものですから、この期待を手放していくということも必要になってきます。

期待というのは、大きなストレスの原因になってしまいますからね。

(完)


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