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Lecture.704

不機嫌を乗り越える勇気

講師:安東秀海

本当は誰しも不機嫌でいたいなんて思ってはいません。できることなら気分よくいたいし、周りの人たちにも優しく接したいと思っているはず。それなのに何故か不機嫌な顔をしてしまうし、優しくしてあげられない。だからこそ私たちは悩み、「またやってしまった」と自己嫌悪に苦しみます。もし今あなたが、大切な人の前で本当は見せたくない不機嫌な顔しか見せられなかったら?「私なんかと一緒にいない方がいいのかも」と思ってしまうかもしれません。ましてそれが新婚間もないカップルだったなら、笑顔でいられないことでどんなに自分を責めてしまうことか。けれど、パートナーシップを育んでいくうえで大切なことは不機嫌な顔を相手に見せないことやいつも機嫌よくいることだけでないのかもしれません。

Keywords
不機嫌 夫婦 けんか コミュニケーション 仲直り

◎リクエストを頂きました◎
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結婚して半年、夫にしょっちゅう不機嫌な顔を見せてしまいます。結婚前は一人暮らしで、不機嫌な顔をしていても誰にも迷惑がかからない状況だったのですが、今は不機嫌な顔をしてしまうたび、「またやってしまった」と自己嫌悪に陥ります。楽しい事をして上機嫌な自分になろうと思っても、なかなか気持ちに余裕が持てなくて難しいです。不機嫌な顔の妻をしょっちゅう見させられる夫が気の毒なのに、止められないのです。夫もこんな私には呆れていて、「こちらも疲弊しているのにその顔はやめてくれ」と言われています。アドバイスをよろしくお願いします。
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本当は誰しも不機嫌でいたいなんて思ってはいません。できることなら気分よくいたいし、周りの人たちにも優しく接したいと思っているはず。

それなのに何故か不機嫌な顔をしてしまうし、優しくしてあげられない。だからこそ私たちは悩み、「またやってしまった」と自己嫌悪に苦しみます。

ご相談のケースのように新婚間も無いカップルなら「こんなはずじゃなかったのに」と、抱いていた結婚のイメージとのギャップにガッカリするいっぽうで「やっぱり結婚って大変なのね…」と妙に諦めモードに陥ってしまうこともあるかもしれません。
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笑顔には敵意のないことを相手に伝え、コミュニケーションを円滑にすすめる作用があります。いっぽう、しかめっ面や不機嫌な表情は時に相手を威嚇さえしてしまう。

あなたが今、パートナーを遠ざけ距離を置きたいのなら不機嫌な顔は抜群の効果を発揮するでしょう。

もちろん、そんな考えはあるはずありませんよね?
きっと、今よりもっと良い関係を築いていきたいと望んでいらっしゃることでしょう。

ならば、今すぐ手を打たなければなりません。
まず、あなたの気持ちを彼に伝えることから始めましょう。

本当はどんな顔を見せたいのか、
本当はどんな顔を見たいのか、
本当はどんな関係を築いていきたいのか。

そして、それができない今、あなたがどんな気持ちでいるのか。

ネガティブな話題をシェアすることはとても怖いことです。嫌われてしまわないか、ガッカリさせてしまわないか不安になるでしょう。自分が弱い人間になってしまうようにも感じるかもしれません。

また、一緒に暮らしているのだから言葉にしなくても察して欲しい、理解して欲しい、そんな風に思うこともあるでしょう。

けれど、大切なのは気持ちを言葉にして伝えること。

残念ながら、多くの男性はあなたが期待するほど心の機微や感情の変化に敏感ではありません。表情や態度といった非言語のコミュニケーションだけでは彼サイドからの共感やフォローはほとんど期待できません。

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また、「その顔はやめてくれ」と呆れ顔になってしまう彼にも問題がないかと言えばそうではありません。たとえ仕事に疲れてゆとりがなくても、いえむしろ自分自身も疲れているからこそ、同じ目線で共感して欲しくなるものです。

けれど、こんな時に男性が陥ってしまいやすいのは「失敗と挫折感のワナ」。
「自分はダメで役立たずだ」という最も苦手な感情に嵌っているのかもしれません。

基本的に男性は褒められることが大好きです。子どもの頃は母親から、大人になってからはパートナーから褒められ認められることで「自分は大丈夫」「ここにいてもいいんだ」と自身の立ち位置を確認しているようなところがあります。

そんな男性にとってパートナーの笑顔というのは、何よりの褒賞。大きな充実感と幸福を感じます。いっぽう、妻を笑わせてあげられないというのは何よりも大きな失敗。「疲れてるのにその顔はやめてくれ」と言う彼は、もしかしたらあなたが笑顔になれない理由のすべてを自分のせいだと考え、誰よりも自分を責めているのかもしれません。

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不機嫌というのは誰にでも訪れる感情です。思い通りに事が進まないとき、望んだ成果が得られないとき、体調がすぐれないとき、忙しいとき、私たちの機嫌を損ねる要因はいくらでも周りに転がっています。

できることなら機嫌良くありたい。けれどどうしてもそれが難しいときもある。

そんな時には、大切な人との間に悲しい誤解を生まないように、誤解からパートナーを傷つけてしまわないために、素直な気持ちをシェアしてみましょう。

勇気ある対話が、二人の関係をより確かなものに育んでくれるのではないでしょうか。

(完)

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