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Lecture.631

“人は変えられない”という法則の本質

講師:高井佐友里
「人は変えられない。変えられるのは自分だけ」というような言葉があります。心理学的には全くその通りなのですが、同時に、“それは分かってるよ。でも、自分を変えることができないから困ってるんだよ”と感じられるかたも、決して少なくないと思います。「他人や環境といった“現実”は、私たちの心の中を映す鏡である」という“鏡の法則”をベースにした例を使って「人を変える」とはどういうことなのかを説明⇒どうして自分を変えることを難しく感じてしまうのか⇒「自分を変える」ための具体的な方法・提案⇒「自分が変わった」ことが分かるサインはこれ!という流れで、それぞれ具体的な例やイメージを交えながら、“人は変えられない”という法則の《本質》を見ていきたいと思います。
Keywords
鏡の法則 アウトプット 自己表現 感謝 比較


◎リクエストを頂きました◎
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自分でもなんてちっぽけな事を気にしているのだろうと思いますが。
友達に恋人ができたのですが、こちらから聞くまで教えてくれなかったことに
強烈な寂しさや、キズついた気持ちを感じています。
私は既婚なので、相手が気を遣って黙っていたという理由は考えられません。
その友達と何かわだかまりがあるわけでもありません。
言うも言わないも相手の自由なんだから、相手の出方には振り回されず
平然としていたいと思うのですが、今回の事ですごく友人との距離を感じました。
傷ついた気分になった自分もすごく嫌です。他人が自分の思い通りになるはずがないのだから、
こんなことはこの先も何度もあるはずです。そのたびに傷ついた気分になるなんて嫌です。
この痛い気持ちをどうしたものかと悩んでいます。ヒントを頂けると嬉しく思います。
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リクエストいただき、ありがとうございます。

「人は変えられない。変えられるのは自分だけ」

いつも笑顔で上機嫌、心が喜ぶ楽しい人生を送るための秘訣のようなものであることは確かなのですが、同時に、“それは分かってるよ。でも、できないから困ってるんだよ”と感じられるかたも、決して少なくないと思います。

◇“人を変える”とは、どういうことか?

今、あなたの目の前に鏡があるとします。洗面所とか玄関とか、鏡のある場所をイメージしてみてくださいね。
鏡の中には、寝起きで寝ぐせのついているあなたの顔が映っています。

寝ぐせに気づいたあなたは何をするでしょうか??
きっと、鏡を見ながら自分の寝ぐせを直していくと思います。

それとも、鏡の中の自分の寝ぐせを直そうとするでしょうか?
これはどう考えても無理ですよね。普通、鏡の中に手を入れることはできません。

でも、私たちは“人を変えよう・変えたい”としているとき、ついつい鏡の中に手をつっこんで、鏡の中の寝ぐせを直そうと頑張ってしまいます。強くつっこめば、鏡が割れ、自分の手が傷ついてしまうかもしれません。それでも尚、鏡の中の寝ぐせを直すことはできません。

◇人を変えるよりも、楽で簡単な方法とは?

それが、“自分を変える”という方法です。
鏡に映る自分でなく、実際の自分の寝ぐせを直すなら、いろんな方法で直すことができますよね。

でも、私たちの多くは、今回リクエスト頂いた内容にもあるように

>言うも言わないも相手の自由
>他人が自分の思い通りになるはずがない

頭では分かっているけど…と、苦しんでしまいます。

なぜ苦しんでしまうのか。
それは心のどこかで、“自分を変えることができない”とか、“自分は変わる必要がない”、“どうして自分が変わらなきゃならないんだ”と思っているところがあるからです。

◇どうすれば、自分を変えられるのか?

『自分の感じている気持ちに【×印】をつけないこと』です。
自分から溢れる感情を否定したり、無視したり、“そう思うのは間違ってる”などど思わない、ということです。

例えば、今回のリクエスト内容から抜粋させて頂くと、

・「強烈な寂しさ」を感じている
・キズついた
・すごく距離を感じた(その奥に、さらに感情が隠れているはずです)
・痛い

これらの気持ちや感情を、思い溢れるまま“外に向かって表現(アウトプット)”していきましょう。

表現するときには、安全・安心なところを選びましょう。
お薦めは、ノートにひたすら気持ちを書いていく方法です。誰にも読まれることのないノートです。遠慮は無用、罵詈雑言もOKです。気持ちが溢れるままに任せて、何ページでも書いてみてくださいね。もう文字が出てこない、というところまで書き続けてみてください。
ただ書き散らすだけだと、書いたことに罪悪感を覚えるかもしれません。その場合は書き終わった後に、ノートやペン、自分の「手」などに心から感謝を伝えましょう。
その他にも、気心の知れた友人や頼れる先輩、カウンセラー等、あなたが「安全・安心だ」と思える人たちに話していくのも効果的です。ジャンプしたり叫んだり歌ったり絵を描いたり、どんな形でもいいので、安全・安心な場所でアウトプットしてみてくださいね。

そして、最もしてはいけないことは次のようなことです。

・なんてちっぽけな事を気にしているのだろうと思いますが
・傷ついた気分になった自分もすごく嫌です

あなたにとって、本当に「ちっぽけな」事でしたか?すでに傷ついている自分を、さらに「嫌です」という言葉を使って追い込まないであげてくださいね。
あなたが感じていることは、他の何とも比較できないはずです。あなたの痛みは、あなたにしか分かりません。傷ついた、痛い、寂しい…あなたが感じている限り、それはあなただけの、あなたにとって唯一の真実です。
自分が感じていることに正直に。感情が出てくる限り、流し続けてあげてくださいね。

本当はどう感じているのか、それをそのままに認め受け入れることが、“自分を変える”スタートです。

◇“自分が変わった”ということが分かるサイン

自分の本当の気持ちや感情を受け止めきると、ある考えが浮かんでくることに氣づきます。

『私、本当はどうしたかったんだろう??』

他にも、「じゃあ、どうしたらいいんだろう?」「だったらどうするか」など、
表現の仕方(言葉遣い)としてはいろいろあるかもしれませんが、その本質は、『本当はどうしたかったのか』に氣づく、ということに収束されます。

この思考(自分への質問)が出てきたとき、あなたは既に変化しています。
「相手は変えられない」と悩んでいたときとは違った選択肢が、あなたの中に浮かんでいるはずです。

ぜひ、この変化を楽しみにしながら取り組んでみてくださいね。
そしてあなたが『本当にしたかったこと』を、行動に移してみてくださいね。s

(完)

関連する講座へのリンク集

465-1.自己肯定の心理学(1)〜自己肯定は大切?〜
465-2.自己肯定の心理学(2)〜自己肯定感の低さが引き起こす問題〜
465-3.自己肯定の心理学(3)〜自己肯定感が傷つくとき〜
465-4.自己肯定の心理学(4)〜自分を認めてあげましょう〜

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