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気分が悪くなるときは、「こうありたい自分(偉大な自分)」と「そうできていない自分」との葛藤が心の中にあります。駄目な自分を感じて責めているのですね。
人がこちらを見ているときには、自分が意識しているものを見られている感じがします。例えば、洋服にシミが付いていてそれを気にしていると、シミが付いた私を見られている感じがします。
シミは私の恥ずかしい部分のシンボルで、内面的には自己嫌悪を表します。
自己嫌悪が強いと、人にこの自己嫌悪の部分を見られている感じがして、偉大な自分になれていない自分との葛藤が始まり、気分が悪くなります。そして、心に余裕がなくなって偉大な自分からますます遠ざかっていくのです。
元々、偉大な自分になりたいと思っているのですからこれでは本末転倒ですね。
自己嫌悪を手放し、自分の価値を認めて偉大な自分を受け入れる事により、このネガティブスパイラルから脱出して目標の偉大な自分になる事が出来ます。
Lecture.388 自己嫌悪を手放して偉大な自分になろう
講師:大谷常緑
気分が悪くなる時は、「偉大な自分」と「そうできていない自分」との葛藤があり、駄目な自分を責めています。
人が見ているものは、自分が意識しているものだと感じます。
自己嫌悪が強いと、人にこの自己嫌悪の部分を見られている感じがして、偉大な自分になれていない自分との葛藤が始まり、心に余裕が無くなってしまいます。
自己嫌悪を手放し、自分の価値を認めると目標としている偉大な自分になる事が出来ます。
Keywords
自己嫌悪 偉大な自分 人の目 自己価値 恥ずかしさ

◎リクエストを頂きました◎
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私は電車の中などでこちらを見ている人がいたらとてもイライラします。
実際見ていなくても気になり始めるとたまらなく嫌なのです。
よくヤンキーが「なにみてんだよ」っていうような感じににてるかもしれません。
どこか嫌で避けたくて、神経質が年々ひどくなっています。
見てない人でも、目の前でそわそわと落ち着きのない人も同様です。
これってどういう心理なのでしょうか?
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1.偉大になりたい自分とそうでない自分の葛藤

同じ状況に置かれても人により感じる感情は様々です。私がそう感じるからといって、他の人が感じる感情と同じとは限りません。また、同じ人でもその日の気分によって感じ方が異なりますね。

例えば、電車に乗り遅れそうで焦っているとき、人に道を尋ねられても「何でこんな時に!」とその人を邪魔者扱いにしてしまい、後で気分が悪くなるかも知れません。
しかし、時間に十分余裕があるときには「いいですよ〜」と丁寧に道を教えてあげられるかもしれませんね。そんな時にはとても気分がよいものです。

ここで、どうして前者は気分が悪くなり、後者は気分が良くなるかというと、本当はいつも後者のような自分でありたいからなのですね。人に対して親切でありたい、人が困っていたら助けてあげたい、多くの人はそんな風に心のどこかで思っています。「ちょっと、私いい人かも」などとそれが出来たときには自分自身を認める事が出来て、気分が良くなるのです。偉大な自分を感じるのですね。

でも、前者は余裕が無くてそれができない。本当はこうありたいと思っている自分になれていないから、心のどこかで「私は駄目だなぁ」と自分を責めて気分が悪くなるのです。偉大になりたいけどなれていない自分を感じるのですね。

気分が悪くなる殆どの場合は、「こうありたい自分になれていない」という心の中で自分を責める気持ちが働いています。それは、意識的かも知れませんし、無意識的かも知れません。

気分を悪くする原因は、偉大になりたい自分とそうできていない自分との葛藤(せめぎ合い)から生まれるのですね。

2.人の目は自分の目

さて、気分が悪くなる原因は自分の心の内側にある「こうありたい自分」と「そうできていない自分」の葛藤だというお話しをしました。

では、人に見られたときに、どうしてそのような葛藤が生まれるのでしょうか?
例えば、あなたの着ている洋服に食べこぼしのシミが付いていたと思ってください。そんなに大きくはないけれど、見ればわかるぐらいのシミで、気になっていたとします。意識していたとします。何気ないふりをしてバッグでシミをできるだけ隠していたとします。

そんな時に誰かがあなたの事をじっと見ていたとしたら、その洋服に付いたシミを見られている感じにならないでしょうか?

逆に、あなたは自分の着ている洋服にシミが着いている事を全く知らなくて、誰かがあなたの事をじっと見ていたとしたら・・・でも、シミが自分の洋服に付いている事を意識していないわけですからシミを見られているなんて思いもつかないですよね。

この事から人は自分が意識しているものを、見られていると感じる事がわかります。自分が意識していないものは見られているとは感じないのですね。

という事は、その自分の洋服に付いたシミを見ているのは、こちらを見ている誰かの目ではなく、自分の目だという事になりますね。こちらを見ている誰かが何を見ているかなんて全く関係ないわけです。

さて、この洋服に付いた食べこぼしのシミは、自分の恥ずかしい部分のシンボルなのです。

人に自分の恥ずかしい部分を見られている、言い換えると、できていない私を見られている感じがして、これが引き金となって心の中でこうなりたい自分との葛藤が始まるのです。

ちなみに、自分の事を見ていなくても目の前でそわそわしている人にも同じ事を感じるのもこれと同じ原理で、洋服のシミに感づかれたと感じるのです。そして葛藤が始まるのです。

3.自己嫌悪を手放して自分の偉大さを受け入れよう

さて、我々が恥ずかしいと感じる事は自己嫌悪に繋がっています。心のどこかで自分は駄目だと感じている部分、自分を責めている部分です。自分自身で好きになれない部分ですね。

この自己嫌悪が強くなると、人が怖くなって近づけなくなったり、自分の本当の姿を見せられずに人前ではよい子の自分を作り出したりして心に余裕が無くなります。そして人に優しくしたり出来なくなってしまいます。偉大な自分からだんだん遠のいていってしまいます。

でも、ここでおかしな事に気づいて欲しいのです。
偉大な自分になりたくて、でもそうなれていないと感じる葛藤からこのお話しはスタートしているのです。そして、その結果はというと、ますます偉大な自分になる事から遠ざかっていっているのです。

このネガティブなスパイラルを逆転できれば、目標としている偉大な自分に到達する事ができるのですね。

そしてその為には、偉大な自分ではないという自己嫌悪を手放す事なのです。自分の価値を認める事なのです。

心理学では、思った通りの自分になれるとよく言いますが、このように自分はできていないと思っていると、ますますそちらの方向に進みます。逆に、自己嫌悪を手放して、自分の価値を認め始めると、どんどん偉大な自分の方向に進んでいくのです。

(完)

関連する講座へのリンク集

10.自分のことが好きになれない心理 〜自己嫌悪の心理学〜
123.コンプレックスの心理〜劣等感と自己嫌悪〜
194.自己嫌悪を手放そう〜自己嫌悪を手放すアプローチ〜
234.自信をつける為に自分の価値を見つけよう〜自信は人生のすてきなツール〜
311.人の目が気になる時
361.出来ない自分の偶像


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