“結婚後”の男女はなににこだわり、たがいにどんな思いをもっているか
神戸メンタルサービスの平です。
パートナーを選ぶとき、外見のカッコよさやかわいらしさに惹かれて‥‥という人は多いものです。
そして、まわりの人は、「見た目がカッコいい男性やかわいらしい女性はぜったいトクしてる」と思っています。
ほかには、一流大学を出ているとか、一流企業に勤務しているということもポイントが高いようです。あるいはカッコいい車に乗っているとか、ファッションのセンスがいいというのもモテる要素になります。
この意見には、たぶん多くのみなさまが賛同してくださいますよね。
しかしながら、ここまでにお話ししたのは“結婚前”の価値観のことです。
きょう、みなさんにお話ししたいのは、“結婚後”の男女はなににこだわり、たがいにどんな思いをもっているかということです。
結婚前、多くの人がパートナーにカッコよさやかわいらしさを求めたわけですが、結婚後に「あなたはパートナーになにを求めますか」というアンケートをとると、外見的なことは上位には一切入ることがありません。
結婚後の男女が求めるのは、なんといっても「性格のよさ」。そして、2位に年収、3位に家事力と、現実的な願いが並びます。アンケートによっては家事力が2位に来て、年収はもう少し下にある場合もあるようです。
どれだけカッコいい彼やかわいい彼女であったとしても、「もうこれ以上はムリ!」という結婚生活の破綻の理由、そのナンバーワンは“性格”です。
年収がよい彼の場合は、多少、不満があっても「ガマンしようかな」となる傾向が高いようです。
それでも、まったく家事を手伝わない、料理もお掃除もぜんぶ私の仕事になっていて、その間も彼は脳天気にゲームしているという状況では、奥さまの不満もマックスに高まります。
一方、結婚前は重要な条件であった「会社が一流かどうか」ということは、会社がどうということよりも、年収がよければ会社のネームバリューは関係ないようです。
車や服装のセンスに至っては、結婚後はほぼ圏外といってもよさそうです。
カッコいい2ドアのスポーツカーは、後部座席に子どもを乗せにくいので即、却下。それよりも、子どもたちと遠出ができる4ドアのファミリーカーに乗り換えてほしいと思っている奥さまはとても多いようです。
一方、どれだけお洒落かということは、どれだけ家事や子育てに協力的かということに置き換わります。
子どもをもつ女性の多くは、自分のファッションにかける時間やお金よりも、子どもに費やす次男とお金のほうが多くなっていきます。
同じようにご主人にもカッコよさよりも子どもや家事との関わりを求めるようになっていくのです。
保育園に子どもを連れてくるおかあさんたちに話を聞くと、見た目がカッコいいご主人よりも、子どもたちをキャンプや海に連れていって、上手に遊ばせてくれるご主人の評価のほうがぜんぜん高いようです。
さらに、子どもたちを連れ出してサッカーや野球を教えたりして、その間、奥さまに自由な時間をくれるご主人は「カッコいいだんなさま」としてかなり高く評価されます。
結婚の前と後、パートナーに対する価値判断は、このように変わってくるのです。
来週の恋愛心理学もお楽しみに!!
(完)