もえみさん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。 初めまして。お返事を書かせていただきますカウンセラーの岡田です。 よろしくお願いします。安心感のない生活は危険な感じをどこかでずっと感じながら生活するわけですから毎 日が張りつめていてとても疲れます。 もえみさんはそれでも長い間自分を満たしてくれる物を探し続けて心の旅をしたきた ようだし、いろんなことにチャレンジしてきたようですね。 今までにもたくさんのエネルギーを費やしてがんばってきたのではないかと思います。 世の中には何もせずにはじめからあきらめてしまっている人もたくさんいることでしょ う。 もえみさんは違います。 今も探し続けていますよね。 私はこれは誰にでもできることではないと思います。 今は探し疲れてしまって燃料切れでもう動けない、もしくはそんなものはもう見つか らないんじゃないかと半ばあきらめの気持ちもあるようですよね。 今の状態では「今まで長い時間をかけて見つけられなかったから、これから先もきっ と見つけられないだろう。」と思ってしまいますよね。 探すのをやめてしまったら、そこで終わりです。 でも、もえみさんはきっと探し続けるんでしょうね。 会ったこともないですけど、私にはそう思えます。 「自分を満たしてくれるもの」とは何なんでしょうか? 多くの場合、そのカギとなるのは『人』だと思うんですね。 どんな職業もどんな本もどんな商品もその向こう側には『人』がいます。 それを必要としている『人』がいるわけです。 一人きりで描く絵でさえ『人』に何かを伝える手段なわけですから、 誰かがその絵を見て何かを感じて初めてその絵は意味を持つのではないでしょうか。 私は描き手はそのとき初めて「描いてよかった。」という気持ちになれるのではない かと思います。 私は誰かが「ありがとう。」と言ってくれたり、喜んでくれたり、反応があったとき に『やりがい』を感じることができるんじゃないかと思うんです。 一人で考えるのが好きでもかまわないと思います。 でも、満たされるものを探していくとき間接的にでも『人』の存在があります。 『人』との間にある障害を取り除いていくことがもえみさんの今の辛い気持ちやしん どいさを軽くしてくれると思います。 でも、それだけ新しいことにチャレンジすることは怖がらずにできるのに人の何がそ んなに恐いのでしょうか? 何がもえみさんを一番疲れさせるのでしょうか? 疲れてしまうときの多くは我慢していたり、無理をしていたりするときです。 また、緊張感もとても疲れてしまいます。 とうことは、多くの『人』はもえみさんにとって自分を傷つけてきた存在なのでしょ うか。 存在感のない人になってしまうのは傷つくことを恐れてのことでしょうか? 傷つかないために身につけた防衛法のようなものなのかもしれませんね。 今のままではこれ以上傷つかなくてすむけど、今以上満たされることもない状態でしょ う。 考えて動けないときは『恐れ』に支配されていることが多いものです。 恐いから考える、考え過ぎると動けない、また恐くなるから考える・・・この繰り返 しになってしまいます。 『恐れ』はその正体を知れば解消されることも多いのですが、それを一人でするのは 難しい作業かもしれません。 誰かとこのことについて話すことも役に立つと思います。 話しながら、一つずつ恐れが消えていくこともあるのです。 一人でしなくてもいいのです。 私たちカウンセラーはそのお手伝いをするためにいるのですから。 無料の電話カウンセリングなどもありますから、よければ利用してみてくださいね。 最後に伝えたいことはもえみさんの中にはたくさんの勇気あるということです。 本当にここに相談してくれてありがとうございました。 少しでも参考にしていただければ幸いです。 ご相談ありがとうございました。 岡田英里子 |