りんどうさん、こんにちは。 担当させていただくながのひろみです。 どうぞよろしくお願いします。30代最後にいろいろなことにチャレンジしようと決められたとのこと、 素晴らしいことです。気持ちも上がって意欲的になられていたことでしょう。 しかし、その矢先の思わぬ体調不良。出鼻をくじかれたようで、 余計に気持ちが落ち込まれたことと思います。体と心はつながっています。体がしんどいときには、心もなかなか元気にはなれず、 落ち込みがちになりますよね。 今回のりんどうさんのように気分もどん底という状態にもなると思います。 しかし、逆のことも言えるのです。 つまり、心がしんどいときは、体も連動してしんどくなるものなんです。 体がしんどいとき、体は痛みという感覚を使って、“ここが痛いんですよ”と 痛い場所を教えてくれます。 歯が痛かったり、頭が痛かったりという出来事は、 私たちがキャッチしやすい現象なんですよね。 痛いものは痛いので、“痛いなぁ”と少なくとも意識しやすいんです。 それに対して、心がしんどいとき、心は痛みに対して鈍感です。 実際に胸(心)が痛むということもありますが、 気が付いたら最近気分がふさいでいたとか、いつの間にか辛い気持ちになっていたなど、 ある程度時間が経過して気付くケースが多いと思います。 また、普段我慢することが身についていたり、心の声に耳を傾けないような 忙しい生活を送っていると、ますますキャッチできなくるので、 心が出しているサインがまったくわからなくなります。 そこで、心とつながっている体が痛みを使って心の声を代わりに訴えてくれるわけです。 りんどうさんは、今までかなり我慢された生活を送られてきたのではないでしょうか。 そして、その辛さを決して人に見せることなく、耐え忍んでこられたように思います。 でも今はその我慢がいっぱいいっぱいなって、心の声が叫びだしそうになっているようにも 見えます。 そこでりんどうさんに提案です。 30代最後のチャレンジの項目に“自分の思いを表現する”ということも付け加えてみませんか。 溢れる思いを言葉にして伝えてみましょう。 もちろん、今まで一人で抱えてこられたので、 自分以外の誰かに思いを伝えることはとても怖いと思います。 だからこそ、まずはわたしたちカウンセラーを相手に練習してみてください。 カウンセリング時間の中で、たった一言でもいいのです。 「話す」ことは、「放す」、すなわち心の開放に通じます。 話したあとのほっとした気持ち、すがすがしい気持ちは何ものにも変え難いと思います。 相手が察してくれたらどれだけいいだろうと私たちはつい相手に期待をするものです。 でも思っているだけでは決して相手に伝わりません。 たとえ、周りにりんどうさんの力になりたい人がいても、りんどうさんを応援したい人がいても、 りんどうさんが表現しない限り、手を差し伸べることができないのです。 周りの人にりんどうさんを助けさせてあげませんか。 3人のお子様を育ててある中で時間を作ることもままならないとは思いますが、 りんどうさん自身のために優しくする時間を取ってあげてください。 そして、どうぞ私たちを頼ってみてくださいね。 りんどうさんが、心身ともに気持ちのよい毎日が遅れますように応援しています。 今回のご相談ありがとうございました。 |