皆さん、こんにちは。
 吉見 太一です(^^)v
 小さいとき、皆さんも「こんな仕事をしたい!」と夢をみられたのではないでしょうか?
 女性だったら・・・
 「お花屋さん」「看護婦さん」「保母さん」などでしょうか?
 また、男性だったら・・・
 「プロ野球選手」「警察官」「お医者さん」などが多いでしょうか?
 エッ・・・古いですか??(笑)
 僕は、物心ついたときから電車が大好きでした。
 だから、一番最初になりたかったのは電車の運転手です。
 特に、阪急沿線に住んでいたので、阪急電車は見るのも乗るのも大好きでした。
 電車の運転手さんの後ろに立って、まるで自分が電車を運転しているような気になって・・・それだけで幸せでした(^^)
 また、梅田駅という阪急電車の主要駅がありますが、そこから出発したり、到着したりする電車を一日中眺めて、父親や母親を困らせていました。
 でも、本当にそれだけで幸せだったんですね。
 次になりたい職業は、「プロ野球選手」でした(^^)
 もともと運動が好きだったボクは、兄のグローブを使って一人でボール遊びをしていました。
 しかし、兄のグローブなので、兄の眼を盗んでグローブを使っているぼくを見るに見かねて、父親がぼくの誕生日のときにグローブを買ってくれました。
 本当にうれしくって、大事に使ってました。
 近くの友人と毎日のようにキャッチボールや野球をして遊んでいました。
本当に、日が暮れてボールが見えなくなるまで野球をしていました。
 それでも、飽きるどころか夜行性の虫のように、電灯の明かりに群がってボールを投げていました(笑)
 もちろん、足しげくプロ野球をみたくて野球場にも通いました。
 プロ野球選手の真似ごとをしては、その選手になりきっていました(笑)それだけで、本当に幸せでした。
 野球が好きだから、いろんなことを試したくなります。
 野球のいろんなことに、興味が出てきます。
 うまくできるとうれしくなります。
失敗すると、なぜ失敗したかを考えます。
それくらいのめり込んでいました。
 できないことなんて、なにもないと思っていました。
 なれないものなんて、なにもないと信じていました。
 すごくピュアでした。
すべてに純粋でした。
 でも、いつからでしょうか?
 「これは、自分にはムリやわ。」
 って、あきらめるようになってしまったのは。
 「これやったらできるかな?」
 と自分に恥をかかさなくなったり、傷つかないように用心してしまうようになったのは?
 それどころか、自分に言い訳をしてみたり、我慢してたり、耐え難い感情にうずもれるようになったのは?
 面倒くさくなって、投げやりになってしまったりしてるのは?
 もし、あのときのすべてに熱中してた自分と、夢で逢えたとしたら、ぼくはどんなふうに思うんだろう??って思います。
 きっと、不思議がられるでしょうね(笑)
 「なんで、なにもしないのにできないって諦めちゃうの??」って。
 もし、あのときの自分が、いまのボクをみて、なにかを語りかけてくれるとしたら、どんな言葉をかけてくれるのかな?って思います。
 「もっと、楽しもうよ!さぁ、キャッチボールしようよ!!」
 って、誘ってくれるのかもしれません。
 大人に成長していくにしたがって、自分が傷つかないように、苦労しないように、悲しまないように、寂しくならないように・・・。
 もし、すべての判断基準がネガティブなものを遠ざけるだけのものになっていたとしたら、きっと悲しいですよね。
 ぼくが電車を見てただけでワクワクしてたような感じや、ただ、壁に向かってボールを投げていただけで、すごく幸せだった気持ちというのは、頭であれこれ考えるのではなくて、意外とシンプルでピュアなところにあるのかもしれませんね。
 ただ、そんなところにあるわけないと決めつけていたり、信じていたりしているのかもしれません。
 皆さんが、もし夢で逢うなら、いつの自分に逢いたいですか??
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