離婚される側 気持ちの切り替え方

相談者名
すずらん
夫から「一人になりたい、君とは、笑顔に包まれて、お互い自立して高めあう理想の未来が思い描けない」から離婚したいと言われました。
反省し、悪い所は改めるので考え直して欲しいと懇願しましたが、彼の考えが変わらないので離婚を受け入れます。

そして根本先生の離婚に関する文章を何度も読ませて頂きました。
離婚したくない、相手の考えを変えたいという意識から、まず抜け出さねばならないことを知りました。

しかし、どうしても意識がうまく変換できません。
夫のせいで「不幸にされる」という気持ちが消せません。
夫が「お互い自立しよう、お互い幸せになろう、数年後、あのとき離婚してよかったねと思えるようになろう」等、言います。私は「人をこれほど不幸にしてふざけたことを」と思うのをこらえ「どういう暮らしがしたいの?」「自立っって具体的に何?」などと質問しますがそのような問いかけは苦しいといわれます。「自立ってどういう意味?」という問いには「そういうことを聞いてこないことが自立」だと。

夫の発言には「自立、笑顔、自分を高める」みたいなキーワードが頻出しますがこれは流行の何かなのでしょうか?
私は気持ちを切り替えて幸せな結末にたどりつきたいのですが、具体的にどうすれ切り替えられるのでしょうか?
先生の文中に、離婚問題をのりこえてラブラブになったカップルの話がありますが、羨ましくて泣けます。

あと、質問が沢山ですみませんがもうひとつ。
広く快適な家を手放し、狭苦しい実家の一室に出戻りするので、荷物を整理したいのですがとくに膨大な本が捨てられなくて困っています。これも気持ちの切り替えだと思いますがアドバイスいただけますか。

カウンセラー
吉村ひろえ
すずらんさん、はじめまして。
担当させていただく吉村ひろえと申します。

ご相談の文章を読ませていただいて、すずらんさんのとても静かで深い哀しみのようなものを感じました。
少しでもお役に立てれば、と思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

ご主人からの離婚の申し出を受け入れられたのですね。

> そして根本先生の離婚に関する文章を何度も読ませて頂きました。
> 離婚したくない、相手の考えを変えたいという意識から、まず抜け出さねばならないことを知りました。

ご自身でもなんとか、気持ちを切り替えようとたくさんの努力をされてこられたことと思います。
そして、「相手の考えを変えたいという意識から、まず抜け出さねばならない」 ことを知られたのですね。

> しかし、どうしても意識がうまく変換できません。

そうですね、頭ではわかっていてもうまくいかない時というのはよくありますよね。
そういう時は、心のどこかにブレーキがかかっていると見ることが出来ます。

> 夫のせいで「不幸にされる」という気持ちが消せません。

すずらんさんは、ご主人がどうであれば「幸せ」を感じられますか?
そして、ご主人がどうだから「不幸にされる」とお感じなのでしょう?
「○○さんのせいで私は不幸」 と感じる時、私たちは被害者の立場を取っています。
すずらんさんは、「夫のせいで不幸にされる」 という気持ちをお持ちなので、ご主人を必然的に加害者と見なしていることになります。
そうすると、ご主人は自分を被害者と見なすすずらんさんとは距離を取りたくなります。
人は誰しも 「あなたのせいで不幸になった」 と責められたくはないからですね。

> 夫の発言には「自立、笑顔、自分を高める」みたいなキーワードが頻出しますがこれは流行の何かなのでしょうか?

「自立、笑顔、自分を高める」 というキーワードが流行かどうかはわかりませんが、
ご主人は 「僕が幸せにしてあげなくとも、自分自身で幸せになることが出来る力」 をすずらんさんに見ているのではないでしょうか?
ただ、すずらんさんの「笑顔」が見たかったのかもしれません。
ご自身の持っている価値や力を信じて「人生を楽しんでいる」すずらんさんを見たかったのかもしれません。

> 私は気持ちを切り替えて幸せな結末にたどりつきたいのですが、具体的にどうすれ切り替えられるのでしょうか?

すずらんさんの今まで生きて来られた中で、「あなたのせいで私は不幸だ」 と感じた人はご主人のほかにおられませんか?
「不幸だ」 でなくとも 「あなたのせいで私は悲しい・寂しい・辛い」 という”被害者”のような気持ちを抱いた人や出来事などです。
この ”被害者のポジションに居続けること” がすずらんさんの心のブレーキになっているかもしれません。
それは、無価値感や無力感を感じさせるものでもあります。
この様に感じることは多かれ少なかれ誰しもありますが、すずらんさんの心のこの部分を見ていかれ、”被害者” のポジションを手放していかれることをお勧めします。

ご自身の価値を受け取り、力を信じることが出来ると自然と気持ちは切り替わり、ご主人とでもご主人以外の人とでも、そしてすずらんさんお一人でも「幸せ」を感じることが出来ます。

> 広く快適な家を手放し、狭苦しい実家の一室に出戻りするので、荷物を整理したいのですがとくに膨大な本が捨てられなくて困っています。

本を捨ててしまったらどんな気持ちがしますか?
物質的には本ですが、すずらんさんが手放せないもの、しがみついているものは何でしょうか?
反対にすずらんさんが本当に欲しいものは何かを見つめてみるのもいいかもしれません。

おひとりでここを乗り越えられるのは困難に感じられるかもしれません。
よかったらカウンセリングなどもご利用ください。

すずらんさんの幸せを願っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。