萌香さん、こんにちわ。 ご投稿ありがとうございます。 根本理加です。> 「子供」が欲しくありません。 > 友人が流産を経験しました。 > 彼女の悲しみが痛いほど分かってしまって、 > 自分が安易に子供を欲しいと思っていたことが、とても悔しいです。 萌香さんは人の痛みをとても感じてあげることができる人なんですね。 余りにも敏感に感じてあげられるので、彼女の痛みがまるで自分のことの ように感じてしまって、とても辛い思いをされたんですね。 でもそのおかげで、きっと友人の彼女は痛みや悲しみを一人で感じるよりも 心の負担が和らいだと思います。 例え彼女に言葉としてそのことを伝えなくても、萌香さんが感じてあげるだけでも 彼女へかかる負担は違ってきます。 > 子供を今授かる事がとても、怖いです。 そうですよね・・。彼女のことがあるのでとても怖いと思います。 ただでさえ、子供を授かる事というのは女性にとって無意識的に怖いことだと思うんです。 実は私もその一人でした。 私達の心のしくみはとっても複雑で、皆ただ幸せになりたいと思っているにもかかわらず、実際自分の目の前に幸せが見えてきて、もう少しで手に入る!という時が一番怖いんです。 本当に、本当に、怖いものなんですね。 こんな話を聞いても意識的には「??」「何で幸せになることが怖いの??」って感じだと思いますが、無意識的には私達はものすごく恐れを感じます。 例えば、結婚をする時にも私達はよくマリッジブルーになったり、この結婚は間違っているんじゃないか?という疑いがでてきたりということが、よくあります。 これも一種の「幸せになってしまう前の恐れ」なんですね。 ということは、逆に言うと萌香さんの中には子供を望むマインドがあるということになると思うんです。心底本当に子供を望んでいなくて、いらないのであれば、「子供を授かることが怖いんです」ということにはならないと思います。 もしかしたら、萌香さんの心の奥底には、すごく子供を望んでいる、私にとって子供というのはとても大切なものなんだ、というような部分があるのかもしれませんね。 確かに、彼女は流産をされてとても辛い、悲しい経験をされました。 そして彼女の側にいた萌香さんも辛い経験をされましたよね。 でもそこで、萌香さんまで「子供は持たない」という選択をする必要はありません。 恐れの方向だけを見ると、ものすごく怖くなってしまうと思うんですが、見ている向きを少しずらすと、また違う感覚がやってくるのではないかと思います。 焦る必要はありませんね。今のその気持ちが通り過ぎるまで、少し時間がかかるかもしれません。でも、今その場所で「子供はいらない」と決めちゃわないでみて下さい。 ただ、今は心に出てくる気持ちをそのまま感じていて下さいね。 今欲しくないのなら、全然かまいません。でも一生いらないと決めないで下さい。 そして、その友人の彼女もやがてまた、子供を望まれる時がやってくると思います。 人の感情は一刻一刻と微妙に変化していきます。 今は萌香さんの中にある気持ちを見つめていてあげて下さい。 それでは、ありがとうございました。 |