いくさんはじめまして。大門と申します。よろしくお願いします。  気になる彼は、とっても素敵な人のようですね。  好きな人に、どう思われるかな?と心配になるのは、誰にでもあることなんですよ。  でも、きっと悪く思われるだろう・・・きっと変なふうに見られるだろう・・・と自分に自信がない分、不安は大きくなってしまいます。そういう時の意識は、自分自身に向いています。  私はどんなふうに思われるのだろうか?  私はどんなふうに見られているのだろうか?  意識の向く方向を矢印であらわすとしたら、矢印がすべて自分に向いている状態ですね。  誰か自分以外の人が、自分に意識を向けていると感じていますが、本当は自分の意識の矢印が自分に向いてしまっているのです。  しかも、その矢印は、自分の良い部分、素敵な部分に向けられるのではなく、自分では欠点だと思っている部分や、コンプレックスを感じている部分に向けられます。  こういう状態ですと、どう思われるか?どう見られるか?が、とても気になって、自然に振舞えなくなってしまいます。 いくさんの場合は、ご相談内容が「男の人との接し方」ということですから、男性に対しての方が、女性に対してよりも自然に振舞えないのでしょうね。  ということは、いくさんの意識の矢印は、女性としての自分に向けられているようです。  そして、その部分に自信が持てなかったり、コンプレックスを感じているので、男性を特に意識してしまうわけですね。 誰にでも、気おくれせずに、自然に振舞えるようになるために、まず一つ目は、女性としての自分に自信をつけていくことを、おすすめします。  人が自信をなくしてしまう原因の一つに、人の良い部分と自分のダメな部分を比べてしまうということがあります。  そのような比べ方では、負けてしまって自信がどんどんなくなってしまいます。  そうではなくて、自分の良いところ、自分の魅力を見つけて、そこに磨きをかけていくと、どんどん自信をつけることができるのです。  よく、悪いところをなおして、良くなろうとすることがありますが、そのやり方が間違っているわけではないのですが、悪いところを見つけていく分、気分が落ち込み自信がなくなっていくのです。  そうすることで、今まで良い部分として認識していたところまで、自信がなくなっていってしまうということがあります。  ですから、自分の欠点やコンプレックスに目を向けるのではなく、自分の魅力に目を向けていってくださいね。 そして二つ目のご提案は、自分に向いている矢印を、相手に向けるということです。  自分の意識が自分に向いている状態というのは、相手に見られる自分を見ている状態であって、相手自身を見ることができていないのです。  矢印を、相手に向けることで、かなり気分が楽になります。 人前で話すときに、ものすごく緊張する人がいますが、この緊張する状態が、意識の矢印が自分に向いている状態なのです。緊張した状態で、何かを話そうとすると、しどろもどろになってしまって、うまくいきません。  こういうときは、話を聞いてくれている人の中のたった一人に、意識を集中すると、緊張が収まってきます。 これと同じなんですね。  彼と自然に話しをしようとするのならば、彼に意識を向けてください。  彼の目はなんて綺麗なんだろう。彼はなんて優しい話し方をするんだろう。という感じで、彼の魅力にいくさんの意識の矢印を向けるようにしてみてくださいね。 人と自分を比べるのではなく、人に興味を持って意識を向けていくことで、気おくれせずに、自然に振舞えるようになってきますからね。  一人で難しいようでしたら、カウンセリングをご利用下さいね。 ご相談ありがとうございました。  |