こんにちは、そらさん、はじめまして。渡辺晴美と申します。 ご相談ありがとうございます。やりたいって思って入った仕事だったのに、色んな理由か らそれを断念せざるを得ない状況があったとしたら、本当 に辛かったことと思います。 それなのに、自分が逃げ腰だからって感じていたとしたら 、「辛い」とさえも言う権利がないかのように感じてしま いますよね。 でも、そらさんが感じていることはそのままでいいんです よ。 もしかしたら、逃げ腰になってしまうくらいに「真剣にや りたい仕事」で価値のあるものだったのではないでしょう か。 それほどの仕事だとしたら、それを失うのは恐すぎて、失 ってしまう状態よりも、逃げ腰にを選んでしまうのは当然 ですよね。 どこかそらさんにとっては、仕事を何度も変えている。と 言うことが、ものすごく悪い事であるかのように感じてし まっている部分はないですか。その部分で、たくさん自分 を責めていらっしゃる様に感じました。 こんなに、「仕事を辞めてしまった自分」のことを責めて いるそらさんが、本当はどれだけお仕事をきちんとやり遂 げたかったのでしょうか。だって、やりたくて選んだ仕事 だったのですから・・・。 だからこそ、最後までやり通したかったのではないですか 。そんな時はだれでも。辞めてしまった自分が許せなくな るのではないでしょうか。 そらさんにとっては、「仕事をする」ってどういうイメー ジがありますか? もしかしたら、馬車馬のように働き続けて、倒れてもなお 働いて・・・。 そんなハードにやってこそ「仕事」というイメージがある のかもしれませんね。 そんなハードさを自分に課していたとしたら、誰でもつぶ れてしまいますよね。 それなのに、「私が弱くて逃げ腰だから・・・。」なんて 追い討ちをかけるように、自分を責めたりしないでくださ いね。 こんな自分が申し訳ないとか迷惑をかけてしまっていると か、そんな風に感じる必要は、全くないと思いますよ。 むしろ、ここまで真剣に仕事をしようと思っている方は貴 重な存在ではないですか? ただ、大切なものであるが故に、上手くいかなかった時に 、どうしたらいいのか考える余裕がなくなってしまった。 それだけなのではないでしょうか。大好きな仕事だったか ら、完璧にやりたかった。ただ、それだけなのかもしれま せんよね。 では、本当はそらさんは、どんな風に働きたかったのか、 それぞれの職場でどんな自分でありたかったのかを、少し だけ思い出してみてくださいね。その中にそらさんにとっ て大切なものが隠れているかもしれませんね。 お付き合いしている人がいて心の支えがあるというのは、 安心感がありますよね。でも、これが『期間限定』という 感じがしていたら、逆に不安の爆弾を抱えているようなも のになってしまいますよね。この感覚は不安だし、恐いし ・・・。だから、今あるものにしがみついてしまいますよ ね。 その人が居なくなってしまったら、独りぼっちになってし まう・ ・・。それは途方もなく恐ろしいことだと思います。 居なくなってしまう事に怯えて過ごすよりも、今あるもの を大切にして、感謝してみてはどうですか?そこから、少 しずつ頼れるところを他に求めて行ってもいいのではない でしょうか。 そらさんは自分が責任感がないように感じていらっしゃる かもしれませんが、本当は責任を持ってお仕事をやりたい のではないですか。 だって、そうでなければ、自分が辞めてしまうかもしれな いから、と求人を見るだけに留めておくなんてことしない ですから。 そうだとすると、ちょっとぐらいやりたいことや興味があ るだけでは、「やりたいこと」には含めないかもしれませ んね。途中で投げ出してしまうかもしれないって思ってし まいますから・・・・。 ただ、やってみたいことをやっているうちに、どんどん面 白くなってくる。そんなものを自分が持つことを許してみ てはいかがですか? 結婚でも、仕事でも、まず○○が出来なければ、一人前じ ゃないと、厳しく考えるよりも、そらさんがどれだけ『の めりこめるか』が大切なのかもしれませんね。 そらさん自身も『のめりこめる』何かを求めているのかも しれませんね。 一人前に出来る何かを探すよりも、どんな小さなことでも 楽しめる自分になってみてはいかがですか? ご相談ありがとうございました。 |