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幸せなパートナーシップを求めて
  山本直樹さん・裕美さん ご夫婦のカウンセリング(仮名)

直樹さんと裕美さんは、ご夫婦でカウンセリングに来てくださいました。

最近、ケンカが多くお互いの間に隔たりを感じていたそうです。

お二人ともこのままでは良くないと感じていたので、
お互いに、もっとコミュニケーションを取るようにしようと話し合われたそうです。

話し合われたことを実践するようにと心掛けているそうですが、
いざ実践しようとするとお互いの言い分が出てきてケンカになってしまうそうです。

二人でなんとかしようと頑張っているのですが、ケンカになることが多いため、
第3者に入ってもらいながら、向かい合われていこうと考えてカウンセリングを
使ってみることにされたそうです。

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お二人とも良い関係を作りたいという目的は同じということは、すばらしいことです。
目的地が同じなのので、そこにたどり着くのに協力し合い易いと考えられます。

しかし、実際にその目的地に向かって歩こうとするとケンカになってしまう、
とのことでした。

目的地に向かうことを阻む心理が、なにかあるのかもしれません。

まずは目的地にたどり着くのに、立ちはだかる心の壁を(心理・気持ち)を
探してみることにしました。

その為にお二人に、お互いの思っていることを話していただく時間を設けました。

自分の言い分を言い合ってケンカにならないようにと、
安心して自分の意見を言っていただけるように配慮して、
僕が司会進行役となり間に入らせていただく形で話をしていただくことにしました。

お一人づつ順番に自分が思っていること、感じていることを言っていただきました。

そして、そのご意見に対して、
「ご主人(奥様)のご意見をどう思われますか?」
と質問させていただき、もう片方のご意見をお聞きする形で話を進めていきました。


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◆裕美さんが話してくださったこと

・二人の間に溝があるように感じる
・夫が仕事で疲れているのは分かるが、コミュニケーションを取るなどの二人
 の時間が少ない。
・自分のことを見てくれていないような気持ちになってしまう。寂しい。
・夫が強い口調になる時がある。そういうところを直して欲しい。
・私もきつい口調になる時がある。そんな自分が嫌い。本当は優しくしたい。


◆直樹さんが話してくださったこと

・仕事が忙しくて時間を十分とれてないことは申し訳なく感じている。
・職場が変わって、ストレスでいっぱいいっぱいになっている。
・疲れてる時にきつい口調で、自分ができてないところを突かれるイラッっときてしまう。
・妻がつらそうにしているのを見ると、別れた方がいいのでは?と思う。
・向かい合うことを辞めたくなる。
・何をして欲しいのかが分からない時がある。
・寂しいと言われても仕事が忙しく時間を作ることが物理的に難しい。
・時間がとれないことを申し訳なく思う。

********************
お一人、お一人に思っていることを自由に話していただき、僕が司会役になって、
その意見を聞いてどう感じたか?などのコミュニケーションを取っていきました。

また僕からもお二人に複数の質問をさせていたきました。

2時間のカウンセリンのうち1時間15分ほどを話しあいの時間にとりました。

普段は一対一でお話をしているのでじっくり時間がとれるのですが、
カップルカウンセリングでは一人あたりの時間が、その半分になるので
それでも時間は短いくらいでした。

短い時間の中で、できるだけたくさんのお話をしていただきました。

それでもお二人は、言い合いになることをさけられた分、自分が思ったよりも、
言いたいことが言えた気がするとおっしゃってくださいました。

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そして伺ったお話からの心理分析や、僕なりの意見・提案を伝えさせていただきました。

お二人とも良い関係になるように前に進もうと頑張られていることは、
すばらしいことと思いましたので、まずはそのことを伝えさせていただきました。

そして、お一人お一人の良いところを伝えさせていただきました。

その上で改善に向けて取り組まれてみられると良いと思うポイントを、
直樹さん、裕美さんお一人、お一人に伝えさせていただきました。

ご夫婦の問題は、どちらかが100%悪いということはなく、
お互いに修正していくテーマがあることがほとんどなんです。


◆裕美さんに伝えさせていただいたこと

・きつい口調になってしまう自分を嫌ってしまうことについて、
 それくらい寂しさがつらいのではないしょうか?
 きつい口調を修正することはいるかもしれませんが自分を責めないでください。
 ということを伝えさせていただきました。

 自分を責めると余計に心理的に追いつめられるので、
 直樹さんにきつい口調になりやすくなることも伝えさせていただきました。
 だから自分を責めないことが大切になります。

・依存的な気持ちが強くなり“〜して欲しい”が多くなると、
 不満が溜りやすくなり、感情的に苦しくなるので依存的な自分を脱出することを
 テーマにされると良いと思うことを伝えさせていただきました。

 そして、依存的な気持ちが強くなる訳の心理分析をさせていただきました。
 幼少期の満たされていない気持ちが関係してることを伝えさせていただきました。 

 幼少期に寂しい思いをしたことが多いそうです。
 その為、その頃に満たされていない思いが直樹さんとの関係で噴き出し、
 依存的になってしまうようでした。
 
 また、この頃から自分は見てもらえていないと感じているようで、
 この頃からの不安が直樹さんとの関係に影響を及ぼしているようでした。

 今後のカウンセリングで、幼少期の満たされていない気持ちを癒していかれる
 ことを進めさせていただきました。

・依存的なモードになりすぎないように、“与える”ことを日常のテーマにされる
 ことを伝えさせていただきました。

 与える(愛する)喜びを学んでいくと、与えて貰えないことの不満の気持ちが
 でにくくなり楽な気持ちで過ごせるからです。


◆直樹さんに伝えさせていただいたこと

・奥様に罪悪感を感じているようでしたので、罪悪感で自分を責めないように
 してくださいと伝えさせていただきました。

 罪悪感があると、強い口調になってしまったり、別れた方がいいのかも?
 と思ってしまう心理メカニズムについて説明をさせていただきました。
 
 また、罪悪感を手放していくことをテーマにされることをお勧めしました。

 罪悪感を手放したほうが、優しい口調になれたり、向かい合うことへの抵抗
 を作らずに済むからです。 

 (直樹さんが罪悪感を感じていたことを初めて知った裕美さんはびっくりさ
  れていました。
  また、直樹さんも罪悪感が強い口調を作ったり、別れた方がいいのかもと
  思ってしまう原因だと知り驚いていました)

・直樹さんが向かい合うことから逃げたくなる程、罪悪感モードを
 過剰に抱えてしまう要因に過去の経験が関わっていると思いますとのことを
 伝えさせていただきました。
 
 これは僕から幾つか質問させていただいた内容から分かったものでした。

 母子家庭で育った直樹さんは、苦労しているお母様を見て育ってこられました。
 なにか助けてあげたれたら・・・と思いながら育ってきました。

 直樹さんは、助けてあげたいと思いながらも何もしてあげれなかったと感じて
 いたようです。

 その為、愛する人が苦しんでいる姿を見ることが何よりも苦痛になり、
 “してあげれていない罪悪感” を感じがちになるようでした。

 お母様にとって直樹さんの存在が、どれだけ助けになったことを受け取ること、
 自分を許すことをテーマにすることを勧めさせていただきました。。

・直樹さんは寂しいという裕美さんに対し、物理的に一緒にいる時間を作って
 いくことで、この問題を解消されると考えていました。

 その考えに裕美さんは違和感を感じていたようでした。
 
 お二人とお話しをしていて、その違和感を感じていることが直樹さんに
 伝わっていないように思いましたので、裕美さんが感じている違和感に気づいていただく
 意味も含めて僕なりの提案をさせていただきました。
 
 「まずは裕美さんの気持ちをただ受け止めてあげることをされて見てはいか
  がでしょうか?寂しいと言われたら、そっかぁ、寂しかったんだなぁと意
  識を向けてあげてみることから始めて見られてはいかがしょう?
  これなら時間がとれなくても、今すぐにでも始められますから」

 このような提案をさせていただきました。
 
 そう提案させていただくと、直樹さんは
 「なにかしてあげなければと思いすぎて、妻の気持ちを受け止めてあげる
  ことを見落としてかもしれません」と話してくださました。

 (奥様は笑いながら、そうそうと頷いていました。それを見て直樹さんは、
  まいったなぁというようなしぐさで頭をかきながらも、顔では笑みを浮
  かべました。)


*******************

残りの45分の時間はセラピーの手法を使いながら、
お二人の持たれている良い関係を作りたい気持ち、お互いへの愛の気持ちを、
より引き出していくエクササイズに取り組むことにしました。

このエクササイズをしておくと、目的地に向かうことを阻むような心理
(お二人の場合依存心や、罪悪感)がでてきた時に、気持ちを切り替えるのに役立つからです。


*******************
◆セラピーの時間:アイコンタクト

お二人に協力いただき、向かい合って座っていただき、お互いに目を見てもら
うようにお願いしました。

そして、お二人に僕が「いいですよ」というまで、話したいことがあっても、
お口にチャックをしてもらうようにお願いしました。

このセラピーのポイントはお口にチャックをして、自分の感情を感じてみよう
とすることなんですね!

リッラックスしやすいようなBGMをかけながら、お互いに見つめ合って
もらいました。

向かい合ってすぐに照れが出てきたのか、お互い相手を見て噴き出したり、
照れ隠しに相手の顔を指さして「変な顔」と言ってしまったりしました。

僕からも「照れくさいかもしれませんが相手を見て感じてみようと思って
みてくださいね」とサポートを入れさせていただきながら見つめあってい
ただきました。

この照れ(恥ずかしさ)というものは、パートナー間の壁になることがあます。

照れから大切なことを伝えなかったり、行動を起こせなかったりすることが
あるので、照れ(恥ずかしさ)になれるエクササイズも兼ねていました。

カウンセリングという場で、改まって向かいあおうと気持ちを準備していても
恥ずかしさで、「変な顔」と言ってしまうくらですから、普段の生活でもこの
恥ずかしさが愛をを伝えることへの二人の壁になっているのかもしれません。

このことはセラピー終了後に3人で話をしたことでもありました。

照れに慣れてきた頃に、僕の方から
「裕美さんは優しくしてあげたいなぁという目で直樹さんを見ていただけます
 か?直樹さんは、裕美さんの寂しさを愛してあげたいなぁという目で見てい
 ただけますか?」とお願いしました。

裕美さんは、本当は優しくしたいと話してくださっていましたし、
直樹さんは、裕美さんが抱えている寂しさを何とかしたいと思っていたからです。

裕美さんは依存モードではなく与えたい(愛したい)モードに心をチューニン
グする練習に、直樹さんは罪悪感モードではなく愛したいモードに心をチュー
ニングする練習にもなります。

そうして30分ほどすると裕美さんの目から、涙かポロリと出てきました。

感情があふれ出てこられたようです。

言葉を出さず、そっと見つめ合うアイコンタクトは、見ている相手(見られて
いる相手)への感情を感じやすいのです。

涙を拭くティッシュをそっと差し出して、そのまま二人で見つめ合っていただ
きました。

そうすると、しばらくして直樹さんの目にも涙が浮かんできました。
そして二人で涙を流しながら見つめあっていました。

********************

「こんな機会でもないと、お互いあらたまって見つめ合う機会は、
 無かったかもしれません」

裕美さんは、そう言ってアイコンタクトの時に感じていた気持ちを語ってくれ
ました。

最初は、照れくさい気持ちだけで何も感じなかったのが、
相手を感じてみようと意識している内に、普段感じている寂しいなぁという
気持ちがでてきたそうです。

その気持ちがでている時、直樹さんが自分を真剣に見てくれていることが
嬉しく感じたそうです。

そして、やさしくしたいなぁという目で直樹さんを見続けてみると、
あったかい気持ちになり涙があふれてきたそうです。

裕美さんの心の中から湧きでる愛の涙だったようです。

直樹さんは、そんな裕美さんを見ていると愛おしい気持ちがでてきて、
幸せにしてあげたいという気持ちでいっぱいになり涙がでてきたそうです。

直樹さんもまた、愛の涙があふれたようでした。

二人とも暖かくて良い気持ちになっていました。


********************
お互いへの愛を再実感して、暖かくて良い気持ちになったお二人は、
もっと幸せな関係を作ることへモチベーションが湧いてきたそうです。

そして直樹さん・裕美さんから、もっと幸せな関係を作っていくのに、
今後もカウンセリングを利用していきたいとのご希望をいただきました。

まずは、今回のカウンセリングで気づいた自分自身のテーマに取り組んでみた
いとのことでした。

相手を変えようとせずに、まずは自分を変えたいと思われたそうです。

最初は自分が持つテーマをクリアーにする為に、
しばらくは直樹さんと、裕美さんは、別々にカウンセリングを受けられて
自分を見つめ直す時間にしたいそうです。

その後、時には二人で、時には一人づつと、その時々の様子を見ながら、
カウンセリングを受けていく形にしていきたいとご希望されました。

「また、お話をする時は、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」と挨拶をして今回はお二人とお別れしました。


お二人によりよい幸せが訪れますように。  
愛をこめて

カウンセラー原裕輝

(この記事はご本人の了解を得て掲載しています)

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