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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
カウンセリングの終了時期
相談者名
そら
初めまして、25歳女です。
通院歴6年、カウンセリング歴3年です。
病名はパニック障害、不眠症(医師より)、自我同一性障害(カウンセラーより)
何の為にカウンセリングを受けるのか分かりません。基本的に調子は落ち着いているのですが、カウンセリング前後に調子を崩す事があります。
カウンセリング開始当初の目標は復職でしたが現在は職場は変わりましたが常勤で働いています。カウンセラーは貴方にとってカウンセリングはマラソンの給水ポイントと言います。何事も全力で取り組んでしまいマラソンペースが出来なかったので。最近は自分自身でしっかりと意識をしてマラソンペースで働けるようになりました。カウンセリングでの話題は家族関係やその他対人関係についてです。
今の私にとって、一番の苦痛がカウンセリングです。幼少期の親との関係が重要な事だとは分かりますが、その事を話してダメージがある方が辛いです。
また、咳をしているとその咳は何かを伝えたいから出るんだよ等と身体症状を全て精神的に捉えられるのはとても不愉快です(後日、呼吸器内科受診により、喘息と判明)
医師にもカウンセラーにもカウンセリングを辞めたいと伝えていますが、今の調子の良さはカウンセリングをしているからと言われてしまいます。医師に関してはここで辞めたら悪化すると言います。患者として、そう言われれば辞めれません。通院先はカウンセリングが自費で高いこと、カウンセリング効果を感じてないこと、カウンセリングで逆にとても疲れること
以上のような事があり、辞めたいです。
カウンセラーにはカウンセリングの効果を感じるのはそれこそ卒業出来るときと言われましたがそういうものなのでしょうか?
また、カウンセリングの終了時期はどのようにして決定するのですか?

様々な質問を書いてしまい申し訳ございません。乱文失礼致しました。
カウンセラー
井上真由美
そらさん、こんにちは。
今回のご相談を担当します、井上真由美と申します。
よろしくお願いします。

カウンセリングを始めて3年。当初の目標を形は違えど達成されたのですね。すごいです!ちゃんと自分のしんどくならないようにペースをつかまれている様子。よくここまで来ましたね。

でも今、カウンセリングに苦痛を感じていて、辞めたいと思っていて、悩んでおられるのですね。
医師の方に「辞めたら悪化する」なんて言われたら、本当にどうしていいかわからなくなりますよね。

カウンセリングの進め方についてはカウンセラー個々の考え方があると思いますので、 今回は私個人の思いを伝えさせていただきますね。

さて、私は、カウンセリングはご自分とカウンセラーとの二人三脚で、ペースや辞め時も、話し合いながら決めていくのがベストだと思っています。
そらさんが書かれているように、そらさん自身がカウンセリングを必要と感じないなら、それも卒業するタイミングとしては十分ありだと思いますよ。
ただし、カウンセラーは医療行為をすることは禁止されていますから、医師の方の「辞めたら悪化する」という判断が、医学的な知識や経験に基づいたものであれば、それを否定したり、意見をすることができなくなってしまいます。ですので、その医師の方の見解が、どういった根拠を持つものなのかなど、きちんとそらさんが納得できるまで、お聞きしてみてくださいね。

そして、カウンセラーに関しても、同じようにちゃんとそらさんが納得のいくように、話をしていく必要がありますよね。
われわれカウンセラーは、クライアントが納得いっていないのに、勝手に心理的な判断の押し付けをしたり、カウンセリングを継続させていくようなことをしてはならないと考えています。

確かに、カウンセリングをすることで、過去の辛い出来事を思い出して苦しいとか、葛藤が生まれるというのは、これ自体はカウンセリングで避けられない時もあります。

そらさんが、
> 今の私にとって、一番の苦痛がカウンセリングです。幼少期の親との関係が重要な事だとは分かりますが、その事を話してダメージがある方が辛いです。
と書かれているケースが、今のそらさんの人生がそらさんの望む方に変化していくために向き合う必要のあるものであれば、カウンセリングの中で扱わざるをえないということも出てくるかと思います。

しかし、こういった場合でも、ただその傷を何度も見るだけで、ただの原因探しにしかならず、必要な“気づき”がなかったり、そらさんが意味がないと感じられるなら、そのことをちゃんとカウンセラーに伝えてみた上で、話し合いによってはカウンセラーを変えられることをおすすめします。

> カウンセラーにはカウンセリングの効果を感じるのはそれこそ卒業出来るときと言われましたがそういうものなのでしょうか?
これについては、カウンセラーがどういった意図でこの発言をしているのかがわかりかねますので、あくまで私の感じたことを書かせていただきますが、私はカウンセリングというものは、カウンセラーとのコミュニケーションを通して、自分と向き合う作業だと思っています。自分と向き合い、自分に対する気づきがあり、精神の変化、行動の変化というものを繰り返していく作業。
たしかに、この作業をしていてよかった、意味があったと強く感じられるのは、卒業の時かもしれませんが、何も卒業のときだけとは思いません。
カウンセリングの中で、自分の変化を振り返り、また自分と向き合う作業をするということは大事ですし、その時にカウンセリングの効果を感じられることも多くあるでしょう。

ただ、やはり渦中にあっては、先ほどもお伝えしたように、過去と向き合って辛い思いをする、あるいは、自分の今までのやり方ではうまくいかないということを認めなければいけない時などは、カウンセリングをしていても、効果はあるのか?とか、苦しいだけではないかと思うことは、出てくるかもしれません。
その時は、どうか一人で不安を抱え込まず、カウンセラーにご相談くださいね。

なんといっても、カウンセリングをすすめる上で、一番大切なのは、カウンセラーとクライアントの信頼関係だと思います。

私たちカウンセラーは、クライアント自身が、自分の足でしっかりと幸せな人生を歩けると判断し、カウンセリング卒業の日を迎えることを心から願っていますし、そのためにできうる限りのサポートを心がけています。
ですから、「辞めたい」なんてカウンセラーには言いづらい、なんてことは考えず、ぜひカウンセラーにお話ししてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

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